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文化祭後編

待て待て待て待て…テロリスト?冗談だろ?…いや、あいつに限って情報に間違いはないか…まぁとりあえずアレを持ってくるか…

アレとは殺し屋の時に使っていた短刀羅刹という武器のことである。


準備を終えて紗奈の元へと戻っている途中突然銃声があちこちから鳴り響いた。そして、その中の一つが1年2組の教室から鳴った。

(まさか…クソっ!!)

僕はすぐに駆けつけたが、そこには五六人のアサルトライフルを持ったテロリストと、紗奈の頭に拳銃を突きつけている1人のテロリストがいた。

「全員動くなよ!!動いたらこいつの頭が吹っ飛ぶぞ!!」

また僕は、家族を、守ると決めた人を守れないのか…あれ?また?そう思った瞬間、僕の頭に衝撃がきた


10数年前、一つの家族がいました。その家族は、至って普通の幸せそうな家族でした。しかし、ある時その家族の家に強盗が入ってきて、その家族の父親と母親が子供たちの前で殺されました。その強盗は子供には興味がないのか、子供たちを放置して家の中を漁り出した。そして、一通り漁り終えた強盗は逃げていきました。残された子供のうち、兄の方は両親が死んだことを認めずに、現実から目を背けていた。妹の方は何が起こったのかを理解出来なかったようだった。

そして後日、親戚の家に引き取られることになったが、兄の方は両親が死んだことを認めたくなかったので逃げ出しました。そして、一人の男に呼び止められ、強くなりたいか?っと、問われました。そしてその子はなりたいと強く言いました。そして男は何故強くなりたいかと聞いた。そしてその子は、家族を、守ると決めた人を守る強さが欲しいから、と答えた。そして、男はその答えに満足したのか、ついてこいと言った。

(そうだ…これが僕と師匠の出会いだった…そして僕の、師匠に答えた強くなりたいと思った原点…どうして今まで忘れていたんだ…)


そうだ…僕は、守ると決めた人を守るために強くなったんだ…だったら、今こそその鍛えた力を使う時だろう!!

全身に力を込め、集中した刹那、辺りの色と音が消えた、そして僕は、その空間をゆっくりと歩き出した。

そして、テロリストと紗奈の前に立ち、テロリストの手首を短刀ではねた。そして、紗奈を他の人達の元へと連れて行った。そして、空間が元に戻った。

「…あ?」

そんなテロリストの間の抜けた声と同時に、テロリストの手首から血が吹き出た。

「…え?なんで…」

紗奈がそんな事を言ったので、僕は

「助けに来たよ…紗奈」

と、答えた

「あいつを撃ち殺せ!!」

そうテロリストがほえた瞬間に、周りのテロリスト達が僕にアサルトライフルを乱射した…が、その乱射された弾を僕は全て撃ち落とし、テロリスト全員の四肢を叩き切った。

「じゃあ僕は他の所を潰して来るから、じっとしててね」

そう僕は言って、教室を出た。

それから5分あまりで、テロリスト全員が僕の手によって四肢を叩き切られた状態で警察に連行されて行ったことで、事態が治まった。今度は、守ると決めた人を守ることが出来た…

変な感じになってしまった…

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