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教師になります!!

事務所をクビになった天羅は国立陽炎学園の前に来ていた。これから天羅の日常はどのような日常になって行くのか

「なんで僕が教師になるんだ…」

普通に考えたらおかしいんだよな…

そもそもなんで成績が優秀だからってクビになるんだよ

やべぇ…考えれば考えるほどムカついてきた…今度会ったら絶対ぶちのめしてやる

「っと、ここが国立陽炎学園か」

足を止めて学園全体を見える範囲で眺めていると

「あなたが黒陽天羅さんですか?」

「はい、よく分かりましたね」

「教えられていた通り見た目が小中学生ほどの子供のようだったので」

アイツ今度会ったら絶対、絶対ボコボコにしてやる

「ところで、僕はこの学園で何をしたらいいんですか?」

まだ聞かされていなかったので聞いてみると

「1年2組の担任になってもらいます」

あれ?担任?新任なのに?

「えっと、担任ですか?」

「はい」

「今日から?」

「はい」

「今って何月でしたっけ」

「9月です」

(二学期始まっているタイミングでかよ)

「…無理です」

「無理なことは無いと伝えられたのですが、所詮は一介の暗殺者程度ですか」

え?くそむかつくんですけど

殴っていい?

「あっ殴らないでくださいね」

(ナチュラルに心読むなよ)

「読んでないですよ〜」

「いや読んでんじゃねーか!!」

ナチュラルに心読んでくる教師に戦慄しつつも学園の中に入って行く…

…凄く視線を感じる…

「あの子誰かの弟なのかな?」

「可愛い〜〜!!」

「ん?でもなんで教師の服装しているんだろう」

「コスプレじゃない?」

「ああ〜たぶんそうだろ」

「え?可愛いすぎるんだけど」

いやいやいや…え?そんなに幼く見えるの?というか僕は弟というより兄なんだが…

そう、僕には今年16歳になる妹がいるのだ

そう言えばこの学園の1年生って妹と同い年じゃあ

まあ、無数にある学校の中からそんなドンピシャで妹のいる学校に当たるわけないか

「ここのクラスです」

「あっ案内ありがとうございます」

「いえいえこれも仕事ですから、ですがそろそろチャイムがなりますよ」

「では席に着いてくださいと行ってきます」

そう意気込んで僕は教室に入っていった

「皆さん席に着いてください」

「はい!!って子供?」

「おいおい誰の弟だよ」

「え?可愛いすぎるんだけど」

教室からは多種多様な反応があった

「まずは自己紹介をしますね。」

そう前置きをし

「黒陽天羅です歳は24でこのクラスの担任になりました皆さんこれからよろしくお願いします」

そう自己紹介をした時…

「え?お兄ちゃん?」

その声を聞き

「え?紗奈?」

何年も会っていなかった妹と奇跡的に会った瞬間だった

妹の紗奈と学園にて何年ぶりかの再会をはたした天羅これからどうなるのか

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