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第1話 空想警察

俺の日課は「空想することだった」

アイドルや女優とのデート

スポーツ選手になって試合したり

宇宙旅行してみたり

とにかく現実の生活からの完全なる「現実逃避」

それが愛おしくとても楽しかった


ある日そんな空想の一つの空想内での生活をしていた


私は音楽プロデューサー

綺麗な妻と可愛い娘が居てって設定


ある日妻に内緒で知り合った女性と一夜の恋

しかし彼女からその後も関係を迫られ週刊誌に話すという


何かドキドキする設定でしょ

そして私は彼女を車の中で殺害し山中に遺体を埋めた

まっ空想だからね


でもある日空想しようとしたらその空想の設定の自宅に警察がやって来た

もちろん私はそんな空想はしていない


「どうも空想警察です」



くうそうけいさつ?


「あなた先日女性殺害して遺棄しましたね」


何なんだ一体!?空想のコントロールが出来ない!!



「署までご同行して頂きます」



私は警察署に連れて行かれ事情聴取

でも何か嬉しかった

今までの空想といえば相手の台詞も自分で考えていたのだから

今は違う!相手は勝手に喋っている!


私は裁判の判決で無期懲役の判決を下された

まっ新しい空想すれば良いさと高をくくってたが甘かった


空想管理人なる人物がこう言った


「Mさん刑期が終えるまで新しい空想は出来ませんから」

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