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ルカタイムレコード   作者: パトパト(パトパトチャンネル)
第2章 世界巡り篇
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第2章23話「第二関門 九騎神使リア2」

瑠花はリアに向かって次の一手で決着すると断言した


瑠花とリアは攻防に迫る刹那の時間の中で思考を巡らせる!!

瑠花はつまづき、倒れ、よろめきながらも全力でリアに向かって走る!!


リア(ブラフ?いやブラフにしては不確定要素が多すぎる、私が守備に徹してしれば間違いなく瑠花の一撃くらいなら容易に防ぐ、瑠花は何を考えてる?)


リアは瑠花の発言はハッタリと考え、守備ではなく攻め切ろうと考える、そこでリアはリアが所有するもう一つの能力を使用する


リア『幻惑支配 ブレイクワールド』


リアが能力を発動すると同時に空間全体がガラスのように崩れ去る、だがそれは幻惑、実際は何も起こっていない、なら周りの空間がガラスのように崩れ去るのにはなんの意味があるのか?


それは瑠花が一瞬で理解した


瑠花(しまった、地理を活かせなくなった!!)


瑠花は足元の砂利の感覚があることから、空間全域を壊したのではなく、一定エリアに居る対象に錯覚を見せているということに気付く


瑠花(つまりもう地面に一撃を打っても、この幻惑の中では埃は舞わない、つまりこの壊れた空間の中で戦わなければならない、そう、私だけ!!)


リア(幻惑支配の対象は瑠花と琴理の二人、私には今まで通りの地理が見えている、つまり瑠花がさっきまで活かしていた地理のアドバンテージを失ったうえで、私がもっとも有利に事が運ぶようになった!)


二人が走り、間合いが無くなった頃に互いの攻撃が放たれる!!


先行を取ったのはリア!!


リア「遅い!!その程度で私を倒せると思ったか!!瑠花!!」


リアは両手いっぱいに最大限のオーラをこめ、それを最大級の火力にするために能力を使用する!!


リア『万物支配 テラバズーカー』


リアの両手いっぱいに輝く青いオーラが赤く、そして黄金に輝き威力を何倍、何十倍へと急速に上げ、瑠花の胸部へと打ち込まれる!!


リア(取った!!例え抑えようとガードしようがこの威力!そしてこのスピード!!今の瑠花じゃ絶対に間に合わない!!)


リアは攻撃のコンマの間に勝ちを確信した!!

だがリアの目に映った瑠花の行動は想定を超えていた


瑠花「私も攻める!!それだけだよ!!!」


瑠花もリアと同じく攻撃を仕掛けていた!


リア(防がない!?何を考えて!?)


リアは一瞬同様したが、逆にチャンスだと確信し、そのまま瑠花の胸部に一撃を与える!!


ズゴーーーーーン!!


瑠花はリアの強烈な一撃を受けた・・・


リア(手ごたえあり・・・もらった・・・)


リアがそう考えていた束の間、リアの顔に瑠花の攻撃が当たる!!


ドゴーーーーン!!!


瑠花の拳がリアの顎にヒットした!!威力は少々落ちていたが、リアをノックダウンさせるには十分な威力だった


リア「な・・・なんで・・・」


リアは間違いなく仕留めたと思った瑠花がそのまま攻撃してきた事に納得できなかった、だがそれは瑠花の胸部を見たことではっきりわかった


【瑠花に届いた攻撃はリアが思っていた程の威力ではなかった】


リア「おかしい・・・こんな程度じゃあ・・・」


瑠花の攻撃で脳震盪のうしんとうを起こし、そのまま倒れるリア


瑠花「かなり痛い・・・正直かなり泣きそう~~、すっごくうずくまりたい!!」


瑠花は涙目になりながら胸部の溝を抑える、顔は真っ青で前のめりで痛みを我慢する、だが瑠花が倒れる事はなかった


瑠花「この星にはオーラを吸収する鉱石があってね、最初にリアが私に光線を打ってきた時、たまたま見つけたんだ」


瑠花は自分のポケットから鉱石を取り出す


瑠花「この鉱石を見た時、思ったんだ、『この鉱石の存在が勝敗を分けるジョーカーになる』ってね、でも私も持っていたらオーラを吸収されちゃう、だからこれを戦闘中に見つけて、そこまで走り、それをリアとの間合いを詰める一瞬の間に入手する必要があった・・・」


瑠花はそう言いながら鉱石を見つめるそしてリアの目線に近くまで歩く


リア「だが・・・私は・・・幻惑支配で・・・」

瑠花「うん、だから危なかったよ、私がつまづいた後に能力を使用してくれたから」


リアは互いに全力で距離を詰める時、瑠花は倒れながら、それでも尚向かってきた、その姿をてっきり【体が上手く動かないから】と勝手に思い込んでいた、だが実際は見つけていた鉱石を掴むために勢いよくしゃがんだ行為だった


瑠花「だけどまだリアは意識がある、勝負は終わってない、だから終わらせるね・・・ちょっと痛いと思うけど我慢してね」


瑠花は鉱石を持った拳でリアの顔に向かって拳を振るう


リア(ああ・・・やっぱり私は未熟だ・・・瑠花・・・この短期間でよくぞここまで・・・)


リアが瑠花に目線でエールを送ると同時に瑠花の攻撃が顔に直撃する!!


瑠花(オーラを使えないから威力がまったくない!!これじゃあリアが苦しむだけだ!!早く楽にしてあげないと!!)


瑠花はリアが苦しまないようにと涙目でリアを殴る、だがリアも龍族のためオーラ無しでもそれなりの耐久性があった、瑠花の素の攻撃では流石に絶命、気絶までには持ち込めなかった。


リア(痛い・・・痛い・・・)

瑠花「ごめん!!ごめん!!!」


瑠花はとうとう泣き出し、リアを傷つけているという罪悪感で心が苦しめられていく


瑠花(どうか・・・リアを・・・一瞬で楽にさせてあげて!!)


瑠花はそう心から願うも空しく鉱石が砕ける!


瑠花(だめ!!鉱石でリアのオーラの壁を貫通しないと!!)


瑠花は砕け、宙に舞う鉱石に手を伸ばす、それはまるで助けを求めるかのように

そして瑠花は本能で願う


瑠花(私にこの場をなんとかする力があれば!!皆苦しまなくて済むのに!!)


瑠花はそう願うと同時に瑠花の伸ばした手にオーラが集まり、そしてそれが一つの物質へと変わる


琴理「能力!!しかもあれは!!」


外野から見ていた琴理は瑠花の行動に驚く!まさしくそれは瑠花が今まで使っていた能力だった!!


瑠花「もうリアは頑張った!!もう楽にしてあげて!!!!」


そして瑠花の手元には瑠花の理想に合った物が周りの鉱石を巻き込み、形成されていく


琴理「【変化支配】瑠花の十八番の能力、そこから生まれた瑠花の神としての名」


【錬金神 四季 瑠花】


【変化支配】とは物質を違う物質に変化させる能力、それは物質だけにあらず、法則、現象あらゆるものの現象、存在、物質を変化させる能力、そして変化させ生み出す能力である


瑠花の手元にはオーラ防御を無効化する巨大なハンマーがあった


瑠花「これなら・・・一撃で」


瑠花は巨大なハンマーを握り、それをおおきく振りかぶり、リアに向かって放つ


瑠花「私の勝ちだよ・・・リア!!」

リア「・・・おめでとう・・・能力出せたね」

瑠花「うん、帰ったら謝る、それで何かおごらせて」


瑠花はそういうと勢いに乗せたままリアの上半身をハンマーで打ち砕く!!

そして絶命したレプリカリアはそのまま消滅し、霧のように消え去る。

その場にはアイレの時同様、【証明の証】が落ちていた


瑠花「【証明の証】、これで二つ目の関門をクリアしたってことだね・・・」

瑠花はその場で立ち尽くし、持っていたハンマーを手放す、だがもう倒れるわけにはいかないとおぼつかない足でなんとか体のバランスを保つ、そこに琴理が駆け寄る


琴理「瑠花!!やったわね!!ほら!おんぶするから帰ろう!もう立ってるのもやっとじゃない!」

瑠花「うん・・・ありがとう、琴理、私・・・やっと能力を思い出したよ・・・」


瑠花はうつろな目でなんとか琴理の方を向いて話す、

もう限界だと察知した琴理は早急に瑠花を抱きかかえ、宇宙船に戻った


琴理は瑠花の服を急いで脱がし、お湯で濡らしたタオルで体全体の汚れを拭き、怪我をしている部位に【波動支配】の力で治療を行った


琴理「ごめんね、私治療系は慣れてないから、瑠花には悪いけど怪我部分がわかりやすいように薄着にさせるわよ」

瑠花「うん、お願い」


今回の瑠花は意識があった、だが疲労で猛烈な睡魔に襲われながらも琴理の自分に対する治療を見守っていた


瑠花「せっかく琴理が私を治して・・・くれてるんだから・・・今回こそは・・・ちゃんと見ないと」

琴理「そんな事気にしなくていいの!疲れて眠たいならそのまま寝ちゃいなさい、大丈夫起きた時にはちゃんとベットよ」


琴理はニコっと笑いながら瑠花に話す


瑠花「なら、頼めるかな・・・私の身体・・・」


瑠花は琴理の笑顔に安心し、そのまま眠る


琴理「オーラもほぼ枯渇、体力なんてもうほぼなし、そして能力による膨大なオーラ使用負荷、肉体的、身体的負荷、さっきの戦闘だけでどれだけのダメージを受けたと思ってるのよ」


琴理は呆れながらも瑠花を眺めながら治療に専念する


琴理「ここから先は私の役目だからね、しっかりお役目は果たさないと!」


琴理はそう言いながら瑠花を治す





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