第1章4話「帝王神候補の第1試練内容」~試練試験官の設定公開あり~
瑠花は驚いていた
瑠花「2位!?1位じゃなくて?」
メリア「間違いなく2位です。これでも充分凄いんですからね!」
瑠花「確かにそうだね!あ、でも今回発表された候補者って何人なの?」
メリア「18名ですね、私の時に比べたらかなり多いですよ」
瑠花「その中の2位か、なら健闘したほうかな!それで1位は誰なの?帝王神様?」
メリア「リリアですよ」
瑠花「リリアちゃんか!リリアちゃんなら納得だよ!だってメリア様の実の娘なんだから〜」
メリア「また暇さえあればいつでも帰って来なさい、リリアも私もいつでも居るから」
瑠花「そうだね!もうなんだかメリア様がお母さんみたいに感じてきたくらいだし、私の妹達にもたまには会いに行かないとだしね〜」
瑠花の今住んでいる家は瑠花しか住んでいなかった。
それは母親雪花の変わりに帝国に居る帝王神メリアが
瑠花達の面倒を見ているからである。
瑠花は4人の姉妹が居る
瑠花はその中では長女で姉妹の誰よりも早くメリアの元から自立した、そして技術開発部隊に所属し、研究や開発をしながら、12歳の頃から本来の実家で過ごしているのである。
瑠花「それで、帝王神候補って何をするの?何もしなくていいの?」
メリア「そんなわけないでしょ、しっかりやることは沢山あります!」
瑠花「うへぇ、面倒事は嫌だよ?疲れるし」
メリア「文句言わないの!」
メリアは瑠花に注意し、帝王神候補としての試練と帝王神になるための条件を話す。
メリア「まず、帝王神候補は帝王神になるための試練を受けて貰います。まず最初の試練は、10人の試練監督者から試練を貰い、全てクリアする事です。試練を与える試練監督者は私含め、エウレカ帝国の王、パト様の10人の専属神です」
瑠花「パパの専属神・・・って誰が居たっけ?」
メリア「まあ、基本的に会わないですからね、今から言いますから覚えてください。」
エウレカ帝国 帝王パトの10人の専属神
第1専属神 メリア・メルトリア
第2専属神 アリシア・ホーリーナイト
第3専属神 四季 雪花
第4専属神 黄金極神龍
第5専属神 白銀帝王龍
第6専属神 ソフィア・ターフェアイト
第7専属神 月詠 琴歌
第8専属神 ソルテ・ピュアデーモン
第9専属神 ラル・ロゼデエス
第10専属神 四季 月花
メリア「覚えましたか?」
瑠花「全員聞いた事ある・・・というより帝国の最高地位の人達じゃないですか!しかもママも居る!」
メリア「そうですね、とりあえず本人に会って試練を貰って、クリアする!そしてクリアした証を10個集めたら私の所に持ってくる。それが第1の試練です!」
瑠花は想像以上に過酷そうな試練内容に困惑する