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ルカタイムレコード   作者: パトパト(パトパトチャンネル)
第1章 帝王神候補篇

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33/85

第1章33話「ERROR対策3」

瑠花が神達を解散させた後、琴理は瑠花に話しかける


琴理「ねえ?本当に良かったの?」

瑠花「うん、これが現状皆が私に対する信頼だよ、それは仕方ないこと、皆が私に対してあんなこと言ったのも納得できるよ」


瑠花は琴理顔を見て、


瑠花「むしろ、地位も立場も上の私相手にあそこまで言うんだよ?本気が伝わった、だからこそ私は彼女らを信頼できる、頼もしいと思うし、誇りに思うよ」


瑠花はあれだけの騒動があった後にも関わらず笑っていた。


琴理(考え方の基準が根本的に違うんだ、だからあれだけ言われても怒らないし、傷もついてないのかな・・・)

瑠花(明日が正念場、皆には伝えたいことは伝えたし、私も自分の身は自分で守るって言っちゃったし、一人でどうやって現状を乗り切るか考えないと)


瑠花達はそのままリリアを置いている休憩設備装置の場所に移動する。


琴理「リリア、具合はどう?」

リリア「ああ、問題ない、少々疲労が溜まってたんだろうね、皆はどうだった?」


リリアが聞くと、琴理は目をそらす、その代わりに瑠花が説明する。

そして先ほどあったことを包み隠さずにすべて話した後、リリアは少し眉を落とし、笑う


リリア「無謀だったね、でも私も現状を包み隠さずに話したのは賛成だ、だが独断行動を許すのはなんでかな?」

瑠花「今回の相手は知能を持たない、持っているのかも怪しい大量のERROR、正しい隊列なんておそらく何の意味もなさない、結果的に恐らく長丁場の戦闘になった場合、司令塔含め、各自の判断が最重要になってくる、私はそう考えているわ」

リリア「だが隊列を崩す程の相手ではない、わざわざ内部から歪を出す必要はなかったのでは?」

瑠花「歪?私はそんなこと微塵も考えてないよ、むしろ各自がしっかり考えを持って動く、最低限の作戦、配置だけしっかり決めてるから偏る心配もない、私はこれで良かったって思ってる」


リリアは瑠花を見つめる、そして俯き、


リリア「わかった、瑠花には瑠花なりの視点、思考があったってことなんだね、なら私も今回はそれに従おう、私の考えつかなかったこの作戦がどういう結末を迎えるか、見てみたい」


リリアは瑠花に再度向き、まっすぐと瑠花を見る、それは覚悟を決めた者の目だった。


瑠花「任せて、私も帝王神候補、こんな所で立ち止まるわけにはいかないよ」


・・・・・・


【50-100 ハイネの町 10日目】


早朝、瑠花達は戦いの準備を始める、リリアも体調を戻し、琴理も決戦に向けて集中していた

瑠花は帽子を被り、身支度を整える、


瑠花「さて!まずは避難設備に行って各自配置に着こう!」


瑠花達は避難設備に訪れた、専攻部隊と護衛部隊、町の上級神一同が全員集まっていた、


瑠花「子供や戦闘向きではない神達の避難は完了した?」

護衛部隊員A「はい、数十分前に点呼で確認しました。現在町には住人はいません、戦場は整っています」

瑠花「ありがとう、仕事が早くて本当に助かるよ、大変だけど頑張ろうね」

護衛部隊員A「は、はい!!」


琴理(不思議、昨日あれだけ揉めたのに皆当たり前のように瑠花をと頼ってる)

リリア「皆も考えたのだろうね、自分達の概念をどう超えてくるか、それを見たいために全力で瑠花に応えているんだろう、私も一切手を抜かない、全力で瑠花の作戦を遂行する」


リリアはそう言い、自身の拳を握って見せる


琴理「今回の作戦で一番重要なのは私、私が昨日の相手を倒せなかったら瑠花達の頑張りが全部無駄になる、死ぬ気で挑むわ」

リリア「一番大変な所を任せてしまって済まない、よろしく頼むね、琴理」

琴理「ええ!任せて頂戴!武神の実力を相手に見せつけてあげるわ!」


瑠花「みんなーー!その場で良いから聞いてーーーー!!」


瑠花がいきなり大きく叫んだ、それを聞き、設備内の神々は瑠花に振り向く


瑠花「今日が正念場、今日で絶対に決着を決める、皆の力!!思う存分発揮してね!!」


設備内の神々は瑠花の言葉に賛同する。

不安はある、だが指揮者がこんなにも元気で誰よりも危険でありながら覚悟を決めて前線に出ようとしているのだ、そこに関しては誰も否定はしないし、瑠花を認めている。


瑠花(気持ちを一つに・・・絶対に乗り越えるよ)

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