表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/44

2-8 ボスは何?

「おはよー、2人とも」


「おはよう、ユウト」

「おはようございます」


「あっそうだわ、ユウト

ユウトの泊まり道具どうする?私が持っておくこともできるけど」


「いや、僕が持っておくよ。

買いに行ってくれてありがとね」


それにしても予備知識無しでダンジョンボスに挑戦するのは初めてだな。


チュトリアダンジョンのボスは予測しやすかったし、テルネにおいてはボスの情報を知っていた。


ダンジョンに挑戦する前に出現モンスターとその弱点をしっかりと調べていたからね。


でも、今回は本当に情報がゼロの状態。

僕たちが一番だからね。


「ちょっと、今更なんだけど。

シリカって魔法使える?昨日は使ってなかったよね。」


「使えますよ。でも、属性魔法は使えません。」


「じゃあ、僕と一緒だ。僕も無属性魔法しか使えない。」


「すいません、少し違うんです。

私は支援魔法というのが使えます。」


「支援魔法!! 凄いじゃない。」


支援魔法ってバフとかのことかな?

「それって凄いの?」


「凄いわよ。シリカちゃんはどのタイプなの。他の人にかけるタイプ?それとも自分だけ?」


「私は装備にかけるタイプです」


「珍しいタイプなのね」


そんな話をしていると目的のレベルダンジョンに着いた。


そして、ボス部屋まで一直線に進んでいった。


「ついに来たね。ボスの所まで」


「来たわね、頑張るわよ」

「はい、頑張りましょう」


扉を開けると待っていたのは


龍だった。


フォルティーナ lv\5○


HP:→%2

MP:\°1

STR:32€

DEX:4€°

VIT:2°○

AGI:☆€°

LUC:○$#


えっ、LUCも見れない。


「2人とも見えてるところある?」

「ないわ」 「ないです」


これは逃げた方が良さそうかな。


「人の子よ、安心しなさい。私は試練を与える者。」


「貴方とは戦わないということですか?」


「いえ、戦って頂きます。試練の内容が私と戦い私に認められることですので。

ですが、試練は受けないことも可能です。その場合、通常ボスを出現させ、私が出てくることは二度とないでしょう。」


これは通常ではないんだね、でも

「分かりました。試練をお願いします。」


「さすがは、運命を司る者ですね。私の試練をすんなり受けるとは。では行きますよ」


運命を司る者?

「あの、すいません。運命を司る者ってなんですか?」


「おかしな質問ですね。貴方のユニークスキルでしょう。…なぜ違うのですか!?貴方は運命を司る者ではないじゃないですか。」


「えっ、あっ。はい」


「いいえ、それでも仕方ありません。

条件を満たしていますから試練を与えなければなりません。

では、始めます」


空気が変わった、試練が始まったんだ。

読んで頂きありがとうございました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ