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イグラムの貴族街 後編






 貴族街へ入ると、中は別世界のような気品に満ち溢れていた。


 何だろう? とても空気が良い。それにゴミが落ちていない。歩いている人が皆綺麗な服に身を包んでいた。


 やっぱり平民の服とは違うよ。飾りが多くてとても高そうだね。


「凄いな〜」


「⋯⋯アークはああいう服が良いのか?」


「んー」


 ここにいる人達は全員貴族様なんだろうね。ビビの見詰める先には、一人の綺麗な女性が座っていた。

 高そうな生地の服を着て、レース編みのロンググローブ。つばの広い帽子、カフェテラスで紅茶を飲みながら、優雅な時間を過ごしているようだ。


「凄い⋯⋯貴族っぽい」


「貴族だろう」


「ドラグスの領主様が平民みたいな服だったからさ。ビビには貴族様の服が似合うだろうなぁ」


「どうだかな」


「お姫様みたいになれる」


 大通りを歩いていると、僕達の服を見てくる人がいる。普通の服なんだけど、やっぱりこの場所には不釣り合いみたいだ。


「早く服を着替えなきゃ僕達ずっと見世物になるよ」


「嫌な視線だな。あそこの服屋はどうだ?」


「大きい建物だね」


 かなり大きくて豪華な建物だった。ドラグスには領主様の御屋敷含めこんな見事な建物は無いよ。四階建てなのかな⋯⋯バススさんのお店よりも大きいや。もうドラグスと比べるのは止めよう。


 お店の中へ入ると、中は煌びやかな装飾がされていた。貴族様が利用するんだから当たり前だよね。僕とビビが立っていると、早速店員さんが近寄ってきた。


「君達は何処かの使いの者かな? 出来れば裏口で対応したいんだけど」


 話しかけてきたのは二十代の女性だった。入った瞬間に追い出されなかっただけでも優しいのかも。


 僕は手紙を取り出しながら口を開いた。


「いいえ。お客として来てますよ」


「え? お客様でしたの?」


「この手紙をご覧下さい」


「手紙ですか?」


 女性は目を細めながら手紙を受け取ると、封蝋の紋章を見て目を見開いた。


「こ、これ!」


「領主様からの手紙です。昼食に招待されているので、僕達にそれに相応しい服を用意していただきたいのですが」


「か、畏まりましたあ!!」


 最初から手紙を出せば早いよね。口で説明してもなかなか伝わらないだろうから。


「予算はいかほどでございますか?」


「一応手持ち100万くらいはあるのですが、足りませんか?」


「ひゃ⋯⋯ひゃくま⋯⋯足ります! 高くても一着10万ゴールドです!」


 10万ゴールドでもかなりお高いです。激安の家なら買えそうだよ。


「ではよろしくお願い致します。靴や装飾品も用意していただけると嬉しいです。足りなければもっと持ってきます」


「十分でございます!!」


 僕とビビは直ぐに採寸された。約束の時間は十一時半だけど、余裕を見て十五分前には到着したいな。あまり早く行くのもマナー違反だけど、遅れちゃうのはもっと駄目だ。


 今の時間が九時なので、従業員は大慌てになった。


 様々な服を体に当てられる。忙しくって目がグルグルしそう⋯⋯服の善し悪しはわからないので、僕は全部店員さんにお任せにした。

 髪の毛までセットされてオールバックになる。初めて香水もつけられたけど、爽やかな香りでセンスが良い。

 爪も磨かれてピカピカになり、ここまで貴族はやらなきゃいけないのかと思ってげんなりする。なんなら顔にもワックス塗っちゃうけど?


「いかがでしょうか?」


 店員さんが姿鏡を持ってきた。想像以上に仕上がっていて、自分が自分じゃないような気さえしたよ。


「これなら領主様も喜んでくれますか?」


「きっと大丈夫だと思われます! きっと!」


 きっとを強調しないでもらいたい。僕、素材として悪かったのかな? でも何処かの王子様みたいだ。


 ちょびっと踵の高い黒い革靴、厚みのある黒い豪華なズボン、上質な手触りの白いシャツ、ワインレッドで金色の刺繍入りのベスト、黒いコートにも豪華過ぎる金色の刺繍が輝いていた。


 服と言うより衣装だね。ちょっとベヒモスモードになりたい気分だよ。


 僕より遅れて三十分、ビビの衣装も完成したようだ。ビビは光沢のある薄青いドレスに身を包み、髪はアップで纏めて綺麗なヒールの靴を履いていた。

 唇にほんのり朱が差しており、ビビが誰かの血を吸っちゃったのかと思った。本当に何処かのお姫様みたいだよ。


 綺麗な宝石も沢山つけられている中で、僕のプレゼントしたペンダントがそのまま飾られていた。ちょっと嬉しいな。


「ビビとっても似合ってるよ」


「アークも見違えたな」


 店員さんがホッと胸を撫で下ろしていた。


「有難うございました!」


「こちらこそありがとう」


「ご利用ありがとうございます」


「普段冒険者をやっていますので、また来ることがあれば汚れても良い服を着て来ると思います。支払いをしたいのですが」


「こちらでございます」


 店員さんが値段の書いた紙を持ってきた。そこには38万ゴールドと記載されている。

 今回の仕事で536万ゴールド受け取っているから、本当にお金が溜まる一方だよ。

 大金貨四枚を支払い、残りはチップとして受け取ってもらう。出口へ向かおうとしたら、店員さんが目の前に割り込んで来た。


「お待ち下さい。乗り物の手配をしております」


「乗り物まで!?」


「勿論サービスさせていただきますので、もう少々お待ち下さい」


「わかりました」


 僕とビビはロビーに案内される。そこには貴族のご婦人方が歓談を楽しんでいた。

 口元を隠して上品に笑い、音を立てずに紅茶を飲む。僕もミト姉さんから教わっているけど、素であれが出来るようになるまでは大変だろうな。


 ちゃんとビビの手を引いてエスコートする。席に着くと紅茶とクッキーが運ばれて来た。


「アーク。私は外に出て貴族街を見たいぞ?」


「そうだね。でもお店が乗り物頼んでるんだって言ってるよ? 勿体無くない?」


「馬車か?」


「わかんないけど魔導車ではないんじゃないかな?」


「馬車には乗ってみたいな。む⋯⋯この紅茶は美味い」


 ティーカップとソーサーを一緒に持ち上げる。ちゃんとマナーの勉強しといて良かった。今度ベスちゃんにも教えてあげよう。


 紅茶を一口飲んでみると、深く洗練された香りを楽しむことが出来た。やっぱり紅茶はこうでないと。


「やっぱり昨日の猫耳メイド喫茶行った後だと、ちゃんとした紅茶が余計に美味しく感じるよね」


「明日はあそこで働くのか」


「う〜⋯⋯あまり思い出したくなかったな。美味しくなーれの練習する?」


「アークにやってみるか。もっと美味しくなるかも」


「ビビ意外とノリノリ?」


「美味しいアークを齧りたい。今すぐ」


「今は我慢しようね」


 店の時計を見ると、まだ一時間くらい暇がありそうだった。お店の人が頑張ってくれたお陰だね。でも下手に動き回って衣装を汚してしまうのはまずい⋯⋯これから領主様の御屋敷で昼食をご馳走になるわけだから、他で何か食べるわけにもいかないなぁ。


 暇だけどここで時間を潰すしかないね。


「もう少し待とう。領主様の所で昼食食べてから遊びに行けば良いと思うんだ。貴族街にしか無いものが見つかるかもね」


「そうだな。私があまり浮かれるわけにもいかないな」


 ビビがクッキーを一口齧ると、クッキーに少し紅が移った。普通のクッキーだけど美味しいな。バターがたっぷり使われているよ。


 今日の僕は大人な気がする。きっと何時もより良い服を着ているからそう思うのかもしれない。


「ねぇ、貴方達。見ない顔ね」


 いきなり声をかけられた。ゆっくり振り返ってみると、そこにはピンク色の長い髪を(なび)かせた八歳くらいの貴族様が立っている。


「もしかして僕達のことですか?」


「そうよ! 私はレイナジージャ。貴方達のお名前は?」


「僕はアークです」

「ビビ」


「そう。アークにビビね⋯⋯え? アーク?」


「はい。アークですよ?」


「な! 私が今一番嫌いな名前がアークなのよ!」


「ええぇぇ⋯⋯」


「ついてないわ。折角話しかけた相手がアークなんて」


「あの。ごめんなさい?」


「まったくよ!」


 えーと、名前がアークでごめんなさい⋯⋯僕のせいなのかな? 勝手に話しかけて来て勝手に怒ってます。はっきり言って対応に困るけど、この子は貴族のお嬢様なんだろうな。


 ビビはこういう時には何時も一歩引いて笑ってるよね。ターキならまあまあと言いながらバランスを取りに来ると思う。ギブなら剣を研ぎ始めるかな? 僕はどうしたらいい?

 立ち上がってレイナジージャ様の椅子を引く。僕には従者の心得があるんだよ。多分。


「何かの縁ですし、一緒に紅茶でもいかがでしょうか?」


「そう。貴方小さいのに気が利くじゃない」


「勿体ないお言葉です」


 レイナジージャ様が席に着くと、そのタイミングで店員さんが紅茶を用意してくれる。


 小さいって言うけど、身長はあまり変わらないと思うよ?


 クッキーが下げられて、代わりにお洒落なアフタヌーンティースタンドが運ばれて来た。

 下段にはサンドイッチが、真ん中にはスコーン、上段にはケーキ!!


 食べたいけど⋯⋯がっつくわけにはいかない⋯⋯でも食べたい。


 ゴクリ⋯⋯


 レイナジージャ様は澄ました顔で紅茶を飲み、ケーキには興味無い様子だ。そもそもマナーとして、下段から順に食べていかなければならないのだ。

 量は少ないけれど、これから昼食に呼ばれているのにサンドイッチやスコーンまで食べるわけにはいかないよね。


「レイナジージャ様。何か取り分けましょうか?」


「半端な時間ですのでご遠慮致しますわ」


「そうですね」


 ビビも食べるわけにはいかないからな。


「それで、何でアークと言う名前が嫌いなんです?」


 レイナジージャ様の眉間に皺が寄る。とっても可愛い顔なのに、気品をどこかにお忘れのようで⋯⋯


「はぁー⋯⋯それがね、今日領主様の御屋敷で立食パーティーがありますの。そこにイグラムを救った銀閃のアークと言う名の冒険者が呼ばれているのですが⋯⋯」


「ぶふぉ⋯⋯」


「やだ。ちょっと大丈夫?」


「ええ。失礼しました」


 ちょっと待って⋯⋯それ僕のことだよね? レイナジージャ様が一度溜め息を吐いた後に続きを語りだす。


「その立食パーティーでアークと言う人を射止めて来なさいって父様に言われたのよ。どうして私が何処の誰とも知れない人に嫁がなきゃいけないのかしら⋯⋯どんな人か知らないけど、きっと筋肉お化けに決まってるわ!」


「ぶふぉ⋯⋯」


 今度はビビが噎せている。筋肉お化けかぁ。欲しいなー筋肉。


「他の家からも沢山の人が集まるんですってよ? なんとしてでも取り込みたいって感じだったわね⋯⋯しかも集められるのが三歳から九歳までの女の子達なのよ? アークって殿方は変態って人に違いないわ! 子供好きの変態な人なのよ。そうとしか考えられないもの」


「そ、そのアークって人は、普通に昼食に呼ばれただけかもしれないよ?」


「そんなの関係ないのよ⋯⋯貴族にはね。ああ、私は学園で恋したいのに」


「出来るよ! いくらでも出来⋯⋯」


 ──ビシッ!


 レイナジージャ様の振り下ろしたチョップが、ゆっくりと僕の脳天に直撃する。理不尽だよ⋯⋯避けても角が立つだろうし、まともに受けるしかないじゃないか。


「私が変態から選ばれないって言うの? 言っておくけど、父様達が見てるから手が抜けないんだからね! 私可愛いでしょ?」


「うぅ⋯⋯多分誰も選ばれないから安心してね」


 ──ビシッ!


 あうぅ⋯⋯


「私。か! わ! い! い! で! しょ!?」


「そんなことは⋯⋯あ、あ! あります! 可愛い! 可愛いなあ」


 フォークを振り上げてるよ⋯⋯それ振り下ろしたら大惨事になる。貴族怖い⋯⋯ブルブル。


「何だかわからないけど、誰も選ばれないから安心して」


「だから根拠が⋯⋯」


「根拠ならあるよ」


「え?」


 僕は冒険者ギルドのカードを取り出した。それをレイナジージャ様に見せると、目を見開いて硬直する。


「僕はアーク。冒険者ギルドでは銀閃って呼ばれたりするよ」


「う、嘘⋯⋯あ、だから低年齢の子が選ばれたのね⋯⋯」


「イグラムを救援した御礼に昼食をご馳走になりに行くだけ。取り込みたいとかよくわからないです」


「⋯⋯ゴホン。(わたくし)レイナジージャと申しますわ。仲良くして下さいませ」


「さっき聞いたよ!? え? やり直し?」


「何のことでしょう。おほほほ」


 澄ました顔でしゃなりと頭を下げるレイナジージャ様。先程までの暴力は全部無かった事にするらしい。


「レイナジージャ様はおいくつなんでしょうか?」


(わたくし)、今年の八月に七歳になりましてよ」


「では僕と同じ月の誕生日なんですね。僕は今年六歳になりました。レイナジージャ様は王都の学園に行かれますか?」


「勿論行きますわ。それと(わたくし)のことはレイナと呼び捨てにして下さいませ」


「ええ⋯⋯チョップしない?」


「何のことでしょう? (わたくし)がそんな野蛮な女に見えますか?」


 レイナジージャ様改めレイナが僕を睨んで来る。見えますと言うか殴られましたと言いたいです。


「僕は平民ですが、ドラグスの領主様のお嬢様と学園に行くことになっているんです。従者としてですが、レイナ⋯⋯とは学園でも会うことになるでしょう」


「まあ素敵ですわ。そこから恋に⋯⋯」


「ならないと思いま⋯⋯あ、待って、嘘⋯⋯じゃないけど!」


 テーブルの下で足を踏まれました⋯⋯ヒールが刺さって痛い⋯⋯痛いヒールとか嫌だ。神聖魔法発動!


「ビビは大人しいんですのね」


「ええ。めんどくさ⋯⋯わずら⋯⋯⋯⋯おほほ。騒がしいことが苦手でして。おほほ」


 ビビの言い直しが際どすぎる。おほほつければおっけーだと思ってないかな?


「ビビ⋯⋯よく見ると貴女凄く美人ですわね。衣装も最高の仕立てですわ⋯⋯相当お金がかかったんじゃないかしら?」


「アークの貯金からいくらでも買えます。それに二度は着ないでしょうね」


「ええ! なんて贅沢⋯⋯貴族でも考えられないわ」


 でも確かにそうだ。一年くらいなら調整で大丈夫かもしれないけど、きっと次またこういう機会があれば新しく新調するだろうね。体成長しちゃうしさ。

 勿論記念に保存しておくよ。勿体ないもの。


 一人の店員さんが僕達を呼びに来たようだ。


「アーク様。馬車の準備が整いました」


「ありがとうございます。レイナはどうする?」


(わたくし)はまだお父様の準備が出来ていないので、後でまた会いましょう」


「はい。ではまた」


 レイナと別れ、店員さんに案内されてついていく。外へ出ると、豪華な紺色の馬車が停まっていた。

 ビビをエスコートして馬車へ乗り込むと、御者さんが馬に軽く鞭を振るった。


「あ、動いた」


「アークも初めてなのか?」


「ビビも? 僕は馬車も魔導車も乗ったことなかったんだ。初めての乗り物は魔導飛行艇だったんだよ」


「私もそうだな。結構お尻が痛いものだ」


「高級そうな馬車なんだけどね。僕の膝の上に座る?」


「アークがもう少し大きくなったらな」


「あ、ビビが大きくなれば僕が座れるじゃん」


「アークは男としてそれでいいのか?」


「良くないかも⋯⋯ビビは大人の姿になってもそんなに大きくなかったよね?」


「人間の見た目で言えば十四、五くらいかな。霧化を使えば見た目を弄れるぞ? 二十歳くらいになったりも出来る」


「そうなんだ。ビビの能力が便利過ぎる」


「魅了もそうだが、騙す術にかけては長けた魔物だからな」


 そう言ってビビは胸を張ったけど、その顔が少し寂しそうに見えた気がした。



side レイナジージャ



 ど! どどどどどうしよーーー!


 私はアークを見送った後、自らの失敗に身悶える。お父様の言うアークって人が、予想とかなり違っていたからだ。

 今更ながらにお父様の血走った目を思い出す。


 てっきりアークって禿げたデブマッチョの変態だと思ってたのに⋯⋯まだあんなに子供だったなんて⋯⋯


 お父様から彼の功績だけは聞いていた。お父様も簡単に調べただけだろうけれど、今までやってきた活躍を聞かされて、私は勝手にアークと言う人物を頭の中で組み上げてしまっていたの。


 だけど今ならわかるわ。彼のこれからの可能性は計り知れない。そして彼を手に入れれば、とても大きな力になるってことが⋯⋯


 右へ左へ彷徨(さまよ)いながら、ぐるぐるぐるぐると混乱する私の頭の中と体の動きがシンクロするうぅ〜。


 貴族としてあるまじき失態だ。年齢の近そうな子供を見つけたから、友達になろうとしただけなのに。

 ああ、私の馬鹿馬鹿馬鹿! はぁ〜⋯⋯アークって子、私嫌いじゃないわ。貴族に勝手な恋愛は難しい、でもあの子が相手なら私はそれが出来たかもしれないのに。


 私は男爵家の四女。幸せな結婚は望めない⋯⋯きっと何処かのおじさんの何人目かの奥さんにさせられる。だから私は学園でなるべく条件の良い殿方を探すつもりだった。


 それがいきなりアークと言う名前の何処の馬の骨とも知れない平民に嫁がされそうになり、私は周りが見えない程にショックを受けていたのは事実よ。


 でも⋯⋯でもこんなのってあんまりよ! ああもう! 私のぶぁあかああ!


「絶対に変な子だと思われたわ⋯⋯アーク様⋯⋯」


 ど、どうか私に今一度チャンスをお与え下さい。お慕い申し上げる予定でございますわ。






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