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街道の黒い影(5)





 集中力が高まっていく。相変わらず敵の男はニヤケ面だ。戦闘で荒れ果ててしまった大地に申し訳なく思いながら、僕はポーションを飲み干した。


 さあ! 仕切り直しだね。僕を何時までも無視しないでもらいたい。


 感覚的にだけど、あの男の魔力は四分の一ほど減っただろうか? あ、でも普通に考えれば、僕みたいにポーションを持っているだろうね。何処に隠してるかわからないけど、一気に倒すか持久戦で倒すしかないと思う。


 ⋯⋯持久戦は無理だよね⋯⋯相手は僕より格上っぽいし。


 ぱっと見た感じ、あの男にポーションを隠せる場所は無さそうだ。フルプレートアーマーと一緒に無くなってくれたのなら嬉しいな。

 まあ何処かに収納袋を持ってるかもね。


「忘れる前に言っておくぞ。ハーピーは最後まで頑張った。立派に戦ったからな」


 睨み合いをしていたところ、ビビが急に喋ったのでびっくりする。


「それがなんだ? 飼い主の命令を聞くのは当たり前だろう? あの鳥の代わりはいくらでもいるからな」



「⋯⋯確かに伝えたぞ⋯⋯想いまでは伝わらなかったがな⋯⋯許してくれ」


 ビビが寂しそうに目を細める⋯⋯それを見た僕は、少し胸の奥がチクリとした。


「何を言ってるんだ?」


「こっちの話だ」


 ⋯⋯ビビの言ってる事はわかるんだ。あのハーピーが最後に伝えて欲しいとでも言ったのだろう。

 僕はその戦いを知らないけれど、何となく想像することが出来る。


 でもこの男の言うことはわからない。命令を聞くのは当たり前って何? 代わりはいっぱいいる? そのハーピーは他にはいないでしょ?


「あのハーピーの名前は?」


 敵だったけど、それだけは知っておきたいと思ったんだ。


「なんだ? 名前なんてあるかよ。ただの鳥だ」


「⋯⋯そっか⋯⋯やっぱり僕は⋯⋯負けちゃいけないみたいだよ」


 この人は許しちゃいけない。絶対に捕まえなきゃ駄目だ。


「俺に勝つつもりなのか? 手加減しすぎて俺の実力がわからなかったとかか?」


「気持ちの問題だよ」


「くだらねえ。気持ちで結果が変わるかよ」


「変わるよ。僕はそう信じてる」


「なんだ? 勇者が描いた絵本みたいに、愛と勇気が友達とか言っちまう気かよ! はっはっはっはっは!」


「愛と勇気?」


「チッ⋯⋯俺とお前じゃ会話になんねーな⋯⋯」


 何さ! 急にわからないことばかり言うのはおじさ⋯⋯お兄さんじゃないか!

 さてと、戦う前に言わなきゃね。僕はビビの方へ振り返った。


「僕一人で倒すから」


「は? 一人で倒せると?」


「やってみる。駄目?」


「死んだらどうするんだ? 私は嫌だぞ⋯⋯一人になるのは」


「大丈夫。負けない」


「どうしてもか?」


「うん」


「⋯⋯」


 ビビが拗ねたように顔を背ける。僕が我儘言うのがいけないんだけどさ。


「ビビを一人にしないからね。見てて」


「⋯⋯」


 渋々といった感じでビビが離れていった。ごめんね、頑張るよ!


 ドラシーの魔気融合増幅スキルを使って、限界の更に先へ力を引き上げていく。身に纏う紫電が、けたたましい音を立て始めた。


「行くよ」


「随分とやる気になって。暑苦しいのは嫌いなんだよな」


「じゃあ冷ましてあげるね」


 左に魔力を集中する。効果があるかは疑問だけど。


「“ブリザード”!」


「そんなのはそよ風だぜ。“ブルードラゴンブレス”」


 ブリザードは強力な吹雪の魔法だ。それでもあの魔剣のブルードラゴンブレスに比べれば確かにそよ風だろう。

 何時までもあのブルードラゴンブレスを怖がってはいられないよ。まずは正面から打ち崩す!


「はああ! “ホーミングレーザー”!!」


「またかよ!!」


 カッ!


 激しい魔力のぶつかり合いが起こり、更地を更に抉って削りとる。一瞬でも力が拮抗したからこそ、行き場の無い大量の魔力が大爆発を引き起こした。


「“リフレクション”!!」


 神聖魔法のリフレクションで、簡易的な反射障壁を展開する。暴れ回る魔力の中じゃ、魔力感知は使えない。気配察知で位置を把握し、僕は隠密で移動した。


 上手くいくかな?


 男の死角から鋭い突きを繰り出す。


 ──ギンッ!


「“スピードバインド”」


「あ! おい! 巫山戯んな!」


 上手くいった!


 僕はスタンピードの時に手に入れたナイフを使い、男に本気で攻撃するフリをした。攻撃は倒すためではなく、これからのことを考えてデバフスキルを使ったのだ。


 男には余裕があった⋯⋯だからその慢心を利用させてもらったんだ。僕のナイフを普通に叩き落とすつもりだったのだろう。しかし、剣で受けてもスキルだけはしっかり通るのだ。


 更に、


 ──ガキンッ!


「“アーマーブレイク”」


「クソうっざ! “パワースラッシュ”!」


「“ミラージュ”」


 デバフスキルは両方とも当てることに成功した。光魔法のミラージュを使い、男のパワースラッシュの打点をズラす。ミラージュは見せたい幻影を見せる魔法なのだ。


 ──ギャリンッ!


 大剣は確かに強力だけど、それはしっかり相手を捉えてこそだ。重いパワースラッシュに少し焦ったけど、重心を捉えていない攻撃なら簡単に捌くことが出来る。いや、焦ったけど!


「小賢しい野郎だ! うらあ!」


 男のスピードは落ちた筈だ。それでも避けられない速さで大剣が迫って来る。


 ──ドギャンッ!


 横薙ぎの大剣を剣で逸らそうとしたけど、圧倒的な力にドラシーが悲鳴を上げている。相手の魔剣はやっぱりこっちよりも頑丈なのかもしれない。


 僕は頭を浅く斬られてしまったが、斬られた事よりも衝撃で視界がグラりと揺らいだ。


 痛いな⋯⋯それに人相手だと、


「へっへっ。死ね」


「くぅ⋯⋯“サイクロンブレード”!」


「ぬおあ!」


 近距離、中距離を切り裂く範囲魔法を放つ。目に見えない刃が、男の頬と左脚をザックリ切り裂いた。イラついた顔をしながらも、急所はしっかり守っているね。


「“フレイムランス”!」


「“アイスウォール”」


 男が氷の壁でフレイムランスを受け止める。凄い爆発が起こったけど、魔剣の競り合いよりは爆発の規模が小さい。今の僕には丁度いい目隠し程度に感じる。


「はああ! “オーラスティンガー”!」


「ッ!!」


 本来は気力を練り上げて、敵を貫くオーラの槍を放つ技だ。今回はそれが魔気融合で恐ろしく強化されている。銀色に変わったオーラスティンガーを全力で突き出すと、それは紫電を纏いながら大地を抉るように駆け抜けた。


「この! “アルティメットスケイル”!」


 男がそう叫ぶと、魔剣が光り輝きながら分解された。そうとしか思えない光景だった⋯⋯いったい何が起こっているの? 僕の技と何かの衝突に、大気が震えてビリビリする。


「はああああ! うらあ!」


「ッ!!!」


 ──ギャガガガガガ⋯⋯


 僕の渾身のオーラスティンガーが、男を避けるように左右に分かたれた。少なからずダメージを与えられると思っていたのに⋯⋯それなのに何なんだあれは?


 分解された両手剣が、片手直剣程のサイズになっている⋯⋯薄い水色の美しい刀身だ。そして男の身を守るように、竜の鱗のような物が重なり合いながら浮遊している。


 あれに防がれたんだ⋯⋯きっととんでもない強度を持っているんだろうな。


「どうしたぁ? 聖剣を見るのは初めてかぁ?」


「聖剣?」


「そうよ! これは氷竜剣“ズメイスケイル”だ! 平民には縁のねえ代物だろよ。しょぼい平民の魔剣とはわけが違うんだぜ?」


「むむ。ドラシーだって負けないよ」


「そうだなぁ。試してみよう」


 いやらしく笑いながら男が向かって来る。僕は咄嗟にナイフを握った。


「おらよ!」


「“バックスタブ”」


 短剣技スキルのバックスタブを使い、素早い足さばきから男の背中にナイフを突き立てる。


「がぁ! 痛え! お前今のは剣を受ける流れだろうが!?」


「え?」

『?』


「糞ガキがあ! とっとと負けを認めて俺の奴隷になれば良いんだよ!」


「嫌だ!」


「本当に殺しちまうぞ!」


「僕は覚悟してるんだよ」


「あ?」


「⋯⋯僕は、魔導兵を倒した時から覚悟してるんだよ。戦うってどういうことか、あの時意味を知ったんだ」


「魔導兵だ? 北の古狸(ふるだぬき)が作ってるあれか? それが何だって言うんだよ」


「戦うってことは、命懸けってことなんだ」


「へっ、そんなの当たり前だ」


「そう。だから僕が戦いを諦めることは無いよ。その時僕は死んでるんだから」


 命を懸けて戦う事の意味を知っている。命の重みも知っている。糧のために命を奪う事もある。命とは尊いもの⋯⋯皆一つしか持ってなくて、とても大事なものなんだ。

 それなのに、この人は命を軽く見ているところがある。だから僕は、この人には負けたくないって思ったんだよ。


「頭おかしいんじゃねえか?」


「僕の憧れは、絶対に諦めたりしないんだよ」


「そうか。話すだけ無駄か」


 男の纏う雰囲気が変わった。ここからが本当の戦いなんだね。男が右手に氷竜剣を構えると、竜の鱗が男の全身を覆っていく⋯⋯


 え? 何あれ反則じゃない? ⋯⋯あの聖剣は、剣にして鎧でもあったんだ。


 一切の隙間無く鱗に覆われると、それは竜を思わせるような鎧に変化した。

 溢れ出る威圧感に気圧されて、喉の奥が自然と乾く。


 それでも、負けないと決めたからにはやるしかない!


「うがああああ!」


「ッ!」


 それは衝撃波すら伴う叫び声だった。背中には竜の翼が生えて、脚部が肥大化し尻尾まで生えてきた。

 もうそこにいるのは半分人型の竜に違いない。


 あれを斬らなくちゃいけないんだね。かなり硬そうだな⋯⋯


「はあああああああ!!」


 僕は大地を蹴って飛び出した。少し様子を見るべきかもとは思ったけれど、後手に回って勝てるとも思えない。

 斬り掛かろうとした瞬間、男の姿がブレるように消えた。


 ──ドガッ!


 背中に重い衝撃を受けたらしく、気がついたら地面に体が半分くらいめり込んでいる。

 胸からせり上がってくるものを感じて口を手で押さえると、指の隙間から真っ赤な血が溢れ出した。


 ──ドンッ!


 今度は横からの衝撃だ。僕は今何をされているの? 前後左右もわからない⋯⋯痛みは無いけど、左脇腹が熱い⋯⋯


 そうか、見なくてもわかるよ。きっと斬られたんだね。こんなにあっさりと⋯⋯集中していたのに斬られるまでわからなかった。

 下半身の感覚はある⋯⋯とりあえず再生だ! 焦ったっていいことない!


「“サイクロンブレード”」


 状況がわからないならとりあえず全方位攻撃だ。次⋯⋯次の手は?

 とりあえず隠密を発動してから男の場所を探った。男は僕から左へ十メートルの距離で、氷竜剣を振り上げている。今の状況はまずい。


「“ホーミングレーザー”」


 普段なら切り札に使う技だけど、目眩しとして男に放つ。あの鎧がある限り、これじゃダメージを与えられないのはわかっている。

 ホーミングレーザーの爆発を目眩しとして、男に斬り掛かるつもりでいた。


 落ち着いて、焦ったら駄目だよ。


 僕は足に力を込めて飛び出した。どんな攻撃をしようかと考えていたら、男の口からブレスが飛び出してくる。


 何でも有りなの? 反則だ!


「くぅ⋯⋯“パワースラッシュ”!!」


 僕の体はもう地を蹴り止まれない。正面から迫るブレスを迎え撃つしかないだろう。


 フルパワーの魔気融合でパワースラッシュを最大まで強化する。全てを斬り裂くような縦の銀閃が、ブレスの威力に負けて飛び散ってしまった。


 まずいまずい!


 僕の頭が一瞬のうちに対抗策を練り上げた。


「り、“リフレクション”!!」


 まずは神聖魔法のリフレクションで、あのブレスに耐えなきゃいけない。きっとパワースラッシュで威力はかなり削れた筈⋯⋯まずはこれを防いで──


「がああああ!!」


 僕は目を見開いた⋯⋯ブレスと一緒に男も飛び出してきたからだ。


 背中も脇腹も斬られて全力が出せない、どう防いだら良いんだろう⋯⋯まずい。


 わけがわからなかった。でも絶望的な光景を見て、少し頭の中が冷静になる。


 そうだ⋯⋯気持ちで負けちゃ駄目なんだよ!


「あああああぁぁぁああ!!」


 僕は本能に任せるように対抗して叫んだ。僕は力で戦うと決めたわけじゃない! 気持ちで戦うと決めたんだから!


 ブレスが来る? 男が斬り掛かって来る? 絶望してる暇なんて無いじゃないか。そんなこと考えてる暇があるなら強くなれ!


 “魔気融合身体強化”に、今までの三倍の力を叩き込む。


 ここで死んだらそれまでだったってことだ。そんなんじゃ父様にも母様にも追いつけない。僕は二人みたいになりたいんだから!


「ああああああああ!!」


「ッ!!」


 カッ!


 視界が真っ白に染まった。初めての出来事に、僕は頭が混乱してくる。


 もしかして、僕は死んでしまったのかな? そしたらビビを一人にしてしまうよ⋯⋯それは嫌だなぁ。


 勇者様の絵本に出てくる神様の居る世界みたい。そこは真っ白な空間で、僕が見ているのと同じように真っ白なんだって。


『まだだよ。誰よりも沢山努力して、誰も知らない秘境を旅するんでしょう?』


「え? 誰?」


『······*に○✕*✕□△を✕□た者だ。さあ、頑張りなさいアーク』


 この声は⋯⋯知っている。⋯⋯何処かで聞いた声だ。光がだんだん弱くなってきた。この光は僕から出ていたんだね。

 さっきよりも魔気融合身体強化が上手く使えるような気がする? 自分の内側に意識を集中してみると、魔気融合身体強化がレベル3になっていた。

 迸る紫電も銀色の力にも変化は無い。レベルは上がったけど、何が変わったのかわからなかった。


 僕のやることは変わらない。絶対にあの男の人を捕まえるんだ。悲しい奴隷を皆助けたいんだよ。


「てめぇ! 何しやがった!?」


 男の人が関節部分から煙を上げていた。


 説明しようにも僕自身がわかってないんだよね。


 凍結した地面が鏡のように輝いていて、不意にそれに視線を落とす。


 ⋯⋯え? 髪の毛が銀髪になってる? ビビみたいに?


「なんだろうね」


「クソ痛え⋯⋯ぐぅ⋯⋯腹が⋯⋯」


「⋯⋯」


 なんだろう。体がとても軽い⋯⋯まずは準備運動をしようかな。慣らし運転が必要みたい。


 男の後ろに回り込んで、ドラシーを振り下ろした。ここまでの動作がスムーズ過ぎて、自分自身で驚いてしまった。


 しかも僕はこれが当たると思わなかったんだ。だけど男の人は動く様子が無く、簡単に背中を斬る事が出来てしまう。


 ──ガガガガンッ!


 硬い鱗を大きく削る。中身には届かなかったけど、砕かれて剥がされた鱗が撒き散らされた。


「グッ! 何故!? お前いつの間に⋯⋯」


 今の一撃じゃ駄目だ。もっともっともっともっと!


 集中力を高めると、目の前がセピア色に染まった。まるで僕の放つ銀色の奔流が、空間に溶けて染め上げていくように見えた。

 一瞬ドキリとするが、気にしている余裕は無い。脇に一閃、肩に一閃、脚、腕、頭、脛へと思いつくまま剣を振る。それが全て思う通りに叩き込まれた。


 圧倒的という言葉に尽きる⋯⋯今の僕に何がおきているのだろう。


 ボロボロになった男の体に岩砕脚を放つと、無惨に砕け散りながら吹き飛んでいった。


「があああああ!」


 吹き飛んで行く男を見ながら、僕の“魔気融合身体強化”がとんでもない進化を遂げていることに気がつく。きっと僕とあの人では体感している時間がまるで違うのだ。

 これは集中力の増減と共に発揮される思考加速スキルよりかなり上位の能力だろう。パワーもスピードも段違いに強化されていた。


「あがああ! げぼ⋯⋯ぐがああ! いでえぇ、がああ!」


 男がのたうちまわりながら血を吐いて地面に転がっている。


 決着をつけよう。もう酷いことはさせちゃいけない。







*この度、ジャンルをハイファンタジーからアクションへ変更しようかと思います。

 ですが、作品の雰囲気は変わりません。


 毎日読んでくれる人が沢山いてくれて嬉しく思います。これからもどうぞよろしくお願いしますm(*_ _)m

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― 新着の感想 ―
昔に何故切ったか分かった、戦闘中に擬音が多過ぎる ドガ!バン!ガガガ!みたいなやつ 某キンキンみたいな感じになってきてるから見てられなくなるし、そういう小説は一概に見せ場である筈の戦闘をつまらなくする…
[一言] あまり大事なバトル中に気が抜けるギャグはいらないと思う テンポが悪くなるし、茶番ぽくなってしまう 同じような理由で転生匂わせネタも作者が思う以上に萎えるので辞めたほうがいいと思う この主人…
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