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『英雄の因子』所持者の『異世界生活日記』  作者: 笠井 裕二
真・英雄大戦
345/383

決着 2

続きです。



生物、それも特にミクロの世界の生物の中には、自ら分裂、増殖していく生物も存在する。


我々人間の肉体内でも、細胞達が分裂を繰り返している訳であるから、これ自体は何ら不思議な事ではないのである。


では仮に、驚異的な再生能力や回復力を持つ生物がいたとして、その身体が真っ二つに引き裂かれたとして、それが“くっつく”、のではなく、“それぞれ独立して存在する”様になるとしたら、どうであろうかーーー?



◇◆◇



「な、なんだこりゃっ・・・!?」


ーヨコセッ・・・ー

ーイタイッ・・・ー

ーシニタクナイッ・・・ー


「マズいぞっ!」


カエサルの活躍によって、“レギオン”から伸びていた無数の“触手”が“本体”から完全に切り落とされた訳であるが、その無数の“触手”が不定形な形を取ったと思ったから、小型の“レギオン”となって復活を果たしたのである。


アルフォンス曰く、“増殖”である。


まぁ、冷静に考えれば、“レギオン”のもととなっているのは元・ドレアムが取り込んだ多数の『霊魂』であるから、姿形が変わったと言っても、その『霊魂』達が再び分かれたと見ればそこまで不可思議な事でもない。

仮に何らかの形で“封印”が解ければ、これだけの数の魔物が彼らの敵となって彼らの前に立ちはだかった筈だからである。


とは言えど、あまりの出来事の前にカエサル達も冷静な判断力が鈍ってしまう。

少なくとも、曲がりなりにも“一つに纏まっていた”先程の方が、やりやすかったのは言うまでもないだろう。


浮足立つアベル達に、しかしそこに冷静な声が響いた。


「みんな落ち着いてっ!そいつらはそこまで強くないよっ!!」

「「「「「「っ!!!」」」」」」


当たり前だ。

分裂している、という事は、力が分散しているのと同義である。


見た目こそ“本体”と同じでも、小型の“レギオン”は“本体”ほどの力がないのは道理である。


それならば、『永久原子』が視えて、破壊出来る今現在の彼らならば、十分に倒しきれるのである。


だが、


「っつっても、数が多すぎる、ぜっ!」


ザンッ!


ーギャアァァァッ〜〜〜!!!ー


「そ、それに、“本体”は以前として存在してるんだろっ!?」


ザシュッ!


ーギャアァァァッ〜〜〜!!!ー


「これじゃ、さっきのいたちごっこと同じだよねぇ〜!フンッ!」


ビチャッ!


ーギャッ!!ー


「ま、これだけ力が分散してるなら、“本体”もさっきまでとは違って弱体化してる、と信じたいッスけどね!フッ!」


ビシャッ!


ーー


アルフォンスの言葉に再起動したアベル達は、危なげなく小型の“レギオン”を葬っていく。


アルフォンスの言う通り、“本体”ほどの力がないからである。


しかし、逆にそちらの処理に追われて、“本体”に攻撃を加える余裕がなくなった訳である。

こういう時のセオリーとしては、“本体”を叩かない事には終わらない訳であるが、しかし、いくら弱くとも、一撃死がありえる存在を無視する事は流石に出来なかった。


だが、彼らには幸運な事に、“レギオン本体”は、カエサルの一撃によってかなりのダメージを負っていた。

それ故に挟撃、という展開にはならなかったのだが、いや、むしろ小型の“レギオン”に持っていかれたエネルギーや、カエサルに与えられたダメージによって、かなりの弱体化の憂き目に遭っていたのであるが、幸か不幸か、先程述べた通りその小型の“レギオン”の処理に追われて“レギオン本体”への追撃が止まった訳である。


となれば、再び力を取り戻す為にはエネルギーを取り込もうとするのは道理であろう。


もっとも、この“封印の大地”に封印されている魔物達はかなりの数であったが、すでに“レギオン”に取り込まれたものが大半であるから、実際には奇跡的に無事だった魔物達はもはやほとんどいなかった。

その残りわずかな『霊魂』を喰らい尽くした“レギオン”であったが、やはり先程までのパワーには遠く及ばなかったのである。


ー・・・モットダッ!モットヨコセッ!!ー

ーイタイイタイイタイイタイ・・・ー

ーシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイ・・・ー


もはや思考力など皆無である“レギオン”は、ただ己の欲望を吐露するだけのマシーンと化しつつあった。


ないものはない。

いや、目の前の自身の敵対者達は極上のエサを持っているが、残念ながら封印された魔物達とは違い、彼らを殺さない事には、彼らから『霊魂』を奪う事は不可能である。


“レギオン”は焦りを募らせた。

いや、彼らに明確な意識や意思があるのかは不透明であるが、生物としての生存本能の様なものは残っているのか、何とか消滅だけは免れたい、という意見だけは一致していたのであろう。


だが、現実は無常である。

ないものはない。


次々と撃破される小型の“レギオン”達。

気の遠くなる作業であったが、それでも次第にその数は減らされつつあり、カエサル達にとってはようやく、“レギオン”にとってはいよいよ本丸に突入されようとしていた。


“レギオン”の焦りは頂点に達していた。

・・・そして、ハタと()()()()()()()()()()()()

実際には、そこかしこに無数の()()()()()が存在している事にーーー。



・・・



「大丈夫かい、カエサル?」

「あ、ああ・・・。想像以上に集中力が必要の様だな。一瞬意識を失っていたよ・・・。」


一方、アベル達から少し距離の離れた場所にて、先程の攻撃の後意識を失っていたカエサルの介抱を後衛組であるルドベキアが行っていた。

(ちなみに、アルメリアとアルフォンスの残りの後衛組は今はもう少し前に出て、所謂遊撃、敵からの距離で言えば前衛と後衛のちょうど中間辺りでアベル達と共に小型の“レギオン”の殲滅に当たっていた。)


「そうだっ!あれからどうなったっ!?」

「無理をするな。いや、焚き付けたボクが言うべき事じゃないかもしれないけどね。」


ガバッと起き上がるカエサルを手で制止し、ルドベキアは言葉を続けた。


「状況は悪くないよ。いや、“触手”が本体から切り離された結果、その切り離された“触手”が独立して動き始めたのは少々誤算だったが、それでも本体は沈黙と保っている。再生していないところを見るに、かなりのエネルギーを割かれたと考えられるよ。それに、切り離された“触手”は、今の仲間達にとっては敵ではないみたいだ。危なげなく殲滅しているし、決着が着くのも時間の問題だろう。全部、キミの手柄だよ。」

「そ、そうか・・・。」


そんな場合ではないとは言えど、カエサルも年頃の少年である。

普段は凛とした印象の強いルドベキアの、穏やかで優しげな声色と表情に、一瞬ドギマギしていた。


というか、今更ながら、自分の状況に気が付いていたのだ。

すなわち、“膝枕”である。


ルドベキアにはそんなつもりは一切ない、というか、介抱する以上、それがもっとも効率的と判断した結果だろうが、短い時間とは言えど、意識を失っていたカエサルの頭をその柔らかな太ももに乗せていたのである。


しかし、流石にここで騒ぎ立てる訳にもいかない。

先程大人しくしている様に、と注意を受けていたばかりであるから、ここで醜態を晒すのは格好がつかない、と考えたからかもしれない。


とは言えど、状況的にはボーイミーツガール的な事を意識している場合でもない。

ルドベキアの言う通り、状況はかなりカエサル達に有利な方向へと進んでいる、()()()()()が、まだ結果が出た訳ではないからであった。


・・・だからこそ、であろうか?


アベル達は小型の“レギオン”達に手一杯で、本体への意識が疎かになるのは致し方ない事である。

それでもいつ動き出すかは分からない訳で、何となくそちらを気にしてはいたが(ここら辺が、彼らが一流の使い手である所以だろう。本来ならば、状況的にはそちらが完全に意識の外に行っていても不思議ではないのだが、周囲への索敵を疎かにすると自分の身が危うい事を経験から知っていただけに、そうした隙を作らないスキルが身に付いていたからである。)、しかし、それでも注視していたか、と問われれば答えは当然NOである。


一方のカエサルとルドベキアは、先程と同じく、全体を俯瞰で見られる位置にいて、なおかつ介抱の為にある程度の状況を()()余裕すらある状況であったが故に、彼らだけはその()()に気が付けたのであった。


「・・・ん?」

「どうかしたかい、カエサル?」

「あ、いや、寝起きで目がぼやけてるのかな・・・?何か、周辺が寒々しく感じないか?」

「はて・・・?」


カエサルがぼつりと呟いた言葉に、ルドベキアは訝しげな顔をして彼の言う通り周辺を見回して見る。


何度となく言及している通り、この場は“封印の大地”と呼ばれる場所であり、多少開けた土地ではあったが(その代わり、今や本物の石像と成り果てた魔物達の像が無数に乱立しているが)、その周囲はすぐに大森林地帯が広がる土地柄であった。

そして、ハレシオン大陸(この大陸)は比較的温暖な気候であり、それはハレシオン大陸(この大陸)の北側に位置するこの場所とて例外ではなく、動植物が生存・繁栄するにはうってつけの条件が重なった環境でもある。


つまり、一年中草木が生い茂る環境であって、少なくとも四季の存在する土地や寒冷地帯の様に、紅葉の後、枯れ木が乱立するなどの、所謂()()()()光景など見られ様ハズもないのである。

(少なくとも、カエサル達はこれまで生きてきた中で、そうした光景を見た事はなかった。)


「おかしいな・・・。あの化け物との衝突で、樹木がなぎ倒される事はあったかもしれないが、それにしたって明らかに生命力を失っている様な・・・。ま、まさかっ!!!???」

「・・・っ!!!」


ルドベキアは感想を呟きながら、何かに気付いた様である。

カエサルもその言葉にハッとして、目を凝らして()()


すると、すぐにその答えが分かったのであった。


「樹木達が、“霊力”を失っている・・・?」

「・・・と、言うよりも、あの化け物に奪われてるんだっ!!!」

「あっ・・・!!!」


当たり前だが、植物も生き物であるから、『霊魂』というものを持ち合わせていた。

特に向こうの世界(地球)の日本においては、“山岳信仰”から派生したと見られている“樹霊信仰”というものがあり、“木の精”、“木霊(こだま)”などと呼ばれ、神格化されるケースもある。(神道においても、木を“御神体”とする例も多く、自然を敬う気持ちや畏れの表れであろう。)


つまり樹木などの植物は、それだけの力を内包している、という裏返しでもある。

それはこちらの世界(アクエラ)でも同様なのであるが、『魔法技術』が普及されるに従って、所謂“アニミズム”の文化が軽視される様になってしまっていたのであった。

ここら辺は、科学技術の発展に伴い、同じく自然崇拝が軽んじられる様になってしまった事と似た様な事であろう。


カエサル達も、知識としては知ってはいたが、“常識”という壁に阻まれて(あくまで“生き物”とは、“動いているもの”を指している、という思い込み)、今の今までその事を忘れていたのである。

しかし、一旦それに気付くと、身体が底冷えするかの様な悪い予感が二人を包みこんだ。


「・・・と、すると、あの化け物は今、弱体化している訳ではない?」

「一時的にはそうなったんだろうが、それを回復する為に魔物達だけでなく、森林からも“霊力”を喰らってるんだっ!」

「マズいな・・・。それじゃ奴は、本当に底なしじゃないか・・・。」

「それどころじゃないよっ!魔物達は、まぁ奴らには同情するつもりはないからここでは一旦忘れるとしても、樹木はそうもいかない。曲がりなりにも僕らも自然に生かされている訳だけど、その“霊力”を、樹木なんかの『霊魂』が奪われるという事は・・・」

「そうかっ!自然が破壊されてしまうっ!『霊魂』がなければ樹木なんかはもう再生しないから、少なくともここら辺一帯の生態系は壊滅的は被害を受けるのかっ!!」

「・・・」


コクリとカエサルは頷いた。


先程も述べた通り、植物にも『霊魂』が存在する。

逆に言えば、これは他の生物達と同様に、その『霊魂』がなければ生命活動を維持出来ない訳である。


そして他の生物とは違う点が、植物が周囲に与える影響はかなり大きい、という事である。


もちろん、食物連鎖の観点から鑑みれば、動物達も決して影響が小さいという訳ではないのであるが、いずれにせよ、その根底となる植物(食物連鎖の基本は、植物←草食動物←肉食動物となるから、ある種生態系の基礎となる。)が壊滅的な被害を受ければ、その影響は計り知れないのである。


実際、自然環境の破壊によって、向こうの世界(地球)でも深刻な事態となっているし、カエサル達は知らない事ではあったが、セルース人類はその惑星環境を顧みなかった事により、結果として自らの母星を失う事態となっている。


しかも、今回の場合、ただの自然破壊ではない。

『霊魂』という、生命の起源とも言うべきものを奪っているので、“再生”、というものが非常に困難なのである。

少なくとも“レギオン”に『霊魂』を奪われた植物が存在した一帯では、今後、生命が生まれにくい不毛の地になってしまう可能性が高かった。


事ここに至れば、“レギオン”の存在は人類にとっての脅威というよりも、もはや生命全体にとっての厄災でしかない。

確実にここで仕留めておかなければ、その災厄は“大地の裂け目(フォッサマグナ)”全体、いや、下手をすれば、ハレシオン大陸(この大陸)を覆い尽くす事となるだろう。


「奴は絶対ここで仕留めなければならないっ・・・!」


カエサル達もその結論に至った様だ。

しかし、ここである種の振り出しに戻る。


「・・・しかしどうやって?前衛組は、小型の“レギオン”の対処に精一杯で、とても本体には手を回せないよ?あちらもあちらで、放っておく事も出来ないしね。かと言って、キミとボクだけでは・・・。」


ルドベキアは、その明晰な頭脳故に現状を悲観的に捉えていた。


もっとも、火力で言えば、二人の魔法はかなりの破壊力を持っているが、それはあくまで『肉体』の破壊でしかない。

脅威的な再生能力、回復力の前にはそれも焼け石に水でしかないし、そもそも“レギオン”の“核”をどうにかしない事には終わらない条件である。


いや、仲間達が小型の“レギオン”を一掃して、本体に手を回せるまでの時間稼ぎをする、という一手もなくはないが、しかし、先程判明した事実からすれば、下手に本体にダメージを与えると、それを何とかする為にますます周囲の森林が被害に遭う可能性も高いのである。


だから、ルドベキアの発言は、ある意味その通りなのである。

・・・あくまで、常識的に考えたら、であるが。


「・・・いや、僕らが力を合わせれば、何とかなると思う・・・。」

「・・・なんだってっ!?」


しばし考え込んでいたカエサルが、そうポツリと呟く。

それに、ルドベキアは驚いた様な声を上げた。


「時間がない。本体がいつまで沈黙しているかも分からないから、簡単に説明するよ?ああ、先に言っておくけど、疑問に答えている時間もないから質問は遠慮してくれ。」

「・・・」


真剣なカエサルの表情に、ルドベキアはコクリと頷いたーーー。



突然だが、“レールガン”というものをご存知だろうか?


簡単に言えば、電気エネルギーを利用して弾丸を発射する装置の事で、原理が単純で古くから知られている事もあり、ビデオゲームをはじめとするサイエンス・フィクション作品にも幅広く登場しており、それらの作中では兵器として扱われる事が多い。


もちろん、ただの創作上の代物ではなく、向こうの世界(地球)では実用化の動きも出ている。

特に日本は、近年に世界初となる洋上での発射試験に成功するなど、各国が開発を断念したり中止する中、開発を継続している。(某百科事典より抜粋)


原理が単純、とは言っているが、その破壊力や射程距離は既存の火薬による装置なんかとは比較にならない。

そして、残念ながら今現在、火薬が発見・発明されていないこの世界(アクエラ)であるならば、その力はまさに破格のレベルであろう。


もっとも、この世界(アクエラ)に比べたら科学技術の発達した向こうの世界(地球)でさえ、いまだに完全な実用化に至っていない技術であるから、それをこの世界(アクエラ)で再現するとなると非常に難しいと思われるかもしれないが、ここで逆に向こうにはない技術である『魔法技術』の存在が大きな意味を持つ事となる。


科学技術ではこれを実現する為には、事前にいくつもの準備が必要となる。

具体的には二本のレール、巨大な発電システム、などである。


一方で、『魔法技術』ならば、これらを即興で用意する事が可能である。(もちろん、あくまで超一流の術師であった場合、という前提条件がつくが。)


土(地)系術式のスペシャリストであるルドベキアなら、様々な創造はお手の物であるし、カエサルは風系の術式のスペシャリストだが、()()における恩恵によって、その上位である雷系の術式も、今ならアルフォンス並みに使いこなす事が可能であろう。


だが・・・。


「ちょっと待ってくれ、カエサル。」

「さっき言ったぞ。質問に答えている時間は・・・。」

「いやいや、そういう訳には行かない。キミの説明は何とか理解したが、しかし重要な点が抜けているからね。」

「・・・何だ?」


焦りからか、苛立った様子を隠しもしないでカエサルは言った。


「“霊力”だよ。キミの提唱する“レールガン”とやらは、確かにとてつもない破壊力がある様だが、それはあくまで()()()な力だ。奴を倒し切るならば、やはり奴の“核”を霊的に破壊しなければならない。キミの提案では・・・。」

「出来るさ。」

「・・・何っ!?」


ルドベキアの至極真っ当な指摘に、しかしカエサルは事も無げにそう答えた。


そうなのだ。

ルドベキアの懸念する通り、確かにレールガンはとてつもない破壊力を持っているが、極論を言えば、物理的な攻撃が通用しない、正確にはそれでは終わらない相手には決定打とはならないのである。


何度となく言及している通り、“レギオン”の“核”、『永久原子』を霊的に破壊しなければ、“レギオン”を止める事は出来ないのである。


しかしカエサルは、それも当然織り込み済みだった様である。


「説明は後だっ!ともかく時間が惜しいっ!!今は、僕を信じて欲しいっ!!!」


何やら確信めいた表情を浮かべているカエサルに、しばしの逡巡の後、ルドベキアは頷いた。


「・・・分かった。」




誤字・脱字がありましたら御指摘頂けると幸いです。


いつも御覧頂いてありがとうございます。

よろしければ、ブクマ登録、評価、感想、いいね等頂けると非常に嬉しく思います。

よろしくお願い致します。

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