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『英雄の因子』所持者の『異世界生活日記』  作者: 笠井 裕二
英雄大戦へ至る道
296/383

唆す者 2

続きです。



◇◆◇



「さてさて、多少前振りが長くなっちゃったけど、ようやく本題に入れるね。」

「そ、それは良いですが、そのヴァニタス様。この様な場所で本当によろしいので・・・?」

「問題ないよぉ〜。」


その後、パーフォーマンスを終えたヴァニタスは、老齢の男性やその取り巻きと集落に戻り、その中の寄合所、みたいな場所で腰を落ち着けていた。

まぁ、老齢の男性からしたら、“神の末裔(ヴァニタス)”をこの様な粗末な場所に通す事に抵抗があったのかもしれないが、そこはそれ、ヴァニタスにはそうしたくだらないプライドも何もないので特に問題視はしていないらしい。


「それにここって、キミ達にとってかなり重要な場所でしょ〜?何かを決める時に皆で集まって協議する・・・。」

「ま、まぁ、それはそうなんですが・・・。」

「なら、ボクとしても都合が良い。今から話す事は、それこそ皆で共有して欲しい事だからねぇ〜。」

「・・・と、申しますと?」


老齢の男性は、もったいぶった言い方のヴァニタスに先を促した。


「まあまあ、そう焦らないで。まずは現状を正しく認識する事から始めようよ。」

「は、はぁ・・・」


掴みどころのないヴァニタスに翻弄されながらも、老齢の男性達は彼の言葉の続きを待った。


「キミ達は、当然ながらラテス族は知ってるよね?」

「・・・ええ、もちろんです。」


老齢の男性は、“ラテス族”の単語に明らかに苦虫を噛み潰した様な表情になる。


以前にも言及した通り、彼らの認識ではラテス族は、神の寵愛を一身に受けた部族、民族であり、自分達とは異なり、安全で豊かな生活をしている者達であった。

それに対する嫉妬心もあってか、そうした表情になったのであろう。


「うん。彼らは明らかにキミ達とは異なる生活水準を持っているね。これは彼らが、“神”、すなわちボクの御先祖様達から、その技術を受け継いだからなんだ。」

「・・・ふむ。」

「では一方のキミ達はどうか?キミ達は今でも、魔獣やモンスターの脅威に怯えながら生活している・・・。これって不公平だとは思わない?」

「「「「「っ!!!」」」」」


自分達が持っていた不平不満をヴァニタスがハッキリと言葉にした事によって、老齢の男性達の間に衝撃と共に動揺が広がっていった。


「し、しかし、それは神々がラテス族をお選びになったからで・・・」

「違う違う。その認識がすでに間違ってるんだよ。まぁ、もちろん、キミ達が分からないのは無理はない。ボクの御先祖様は何も説明しないまま姿を消してしまったからね。それに、当のラテス族も、()()を隠してしまっているからねぇ〜。」

「・・・()()?」


それ故に、ヴァニタスの言葉にどんどんと彼らは引き込まれていった。


「大体、おかしいとは思わなかった?本来ボクの御先祖様達は、公平公正な方々だったんだ。それなのに、今の現状となるのは、これは明らかに誰かが“ズル”をしているからなんだよ。」

「“ズル”、ですか?」

「そう。そもそもの話としてね、御先祖様達がラテス族に教えた知識や技術ってのは、キミ達全員(アクエラ人類皆)()()()()()()()()()()()()。」

「「「「っ!!!???」」」」」

「じゃあ、何故ボクの御先祖様は、キミ達にもそれを伝えてくれなかったのか?、って思うかもしれないけど、これは時間と効率の問題さ。例えば、ボクがとある話を伝えたいとするよね?けど、それってボクがいちいち百人に伝えるよりも、一人に伝えて、一人が二人に、二人が四人に、ってなった方が効率が良いでしょ?つまりラテス族って、その“最初の一人”に選ばれたに過ぎないんだ。」

「・・・なるほど。」


ヴァニタスの言う通り、同じ話を百回繰り返すよりも、一回で済んだ方が、時間の節約となるだろう。

後は、それを伝え聞いた者がどんどん伝播していけば良い。


もちろん、正確な情報を伝えるとなると、しっかりと理解している者が直接伝えた方が良いのだが、当然ながらそれだとそれだけ時間を使う事となってしまう訳だ。


また、これは、現実的にも使われる手法である。

例えば、一人の教師が生徒の中から教師を育て上げたとしたら、ここで二人の教師が誕生する事となる。

またこの二人の教師が、それぞれ教師を一人育てられたとしたら四人と、倍々的に増えていく事となるのである。


技術というのも、こうしてどんどんと継承していく事が可能なのである。


ところが、


「ボクの御先祖様には時間がなかったんだよ。ボク自身も、どうしてそうなのかは知らないんだけど、すでに彼らがこの地上から姿を消している事からも、それは納得出来るでしょ?」

「・・・ふむ。」

「だから、“最初の一人”であるラテス族にしか技術なんかを伝承出来なかったのさ。けど、本来ならば、ボクの御先祖様から教わった事を、キミ達全員(アクエラ人類全体)に伝えなきゃならないところを、彼らはそれを放棄してしまったんだね。」

「一体何故・・・?」

「さあ?理由は分からないよ。けど、まぁ、そうだね。欲が出ちゃったんじゃない?御先祖様から教わった事を自分達だけで独占すれば、キミ達よりも優位に立てるからね。あるいは、御先祖様に成り代わって、キミ達を支配するつもりなのか。そんなところじゃない?」

「「「「「っ!!!」」」」」


以前にも言及した通り、ラテス族が他の部族を従えようとする素振りを見せていたのは事実である。

また、彼らが所謂“選民思想”を持つに至った事も。


ただ、一方で、セルース人類がラテス族に技術を教えたのは偶然に過ぎず、その先、それを他のアクエラ人類に伝えるべき使命を授かった、という事実はない。


ないが、それは他のアクエラ人類にとっては分からない事だし、客観的な事実として、ラテス族がセルース人類から技術を継承し、それを持って(他の者達に比べて)良い暮らしをしているし、多少増長している傾向があったのは確かである。


そしてそこに、訳知り顔したヴァニタスという、明らかにとんでもない力を持った存在がそう吹聴すれば、それがあたかも事実であるかの様に誤認させる事は非常に容易い事なのである。

そもそも他のアクエラ人類には、ラテス族に対する嫉妬心が元々あった訳であるし。


「だから、彼らを攻撃するべきである、と?」

「そうそう。もちろん、話し合いで解決するのが一番だとボクも思うけど、彼らが聞く耳を持つと思う?最初からそのつもりなら、とっくにそうなってる筈だ。しかし、現状を鑑みれば、彼らは皆が知らないのを良い事に、そんな事実はなかった、と決め込んでるんだからね。」

「・・・しかし、ヴァニタス様がおっしゃれば・・・。」

「確かにボクならば、彼らを説得する事も可能かもしれない。けどもし、それが通らなければ?ボクの力は皆にも見てもらったけど、ボクには明確に御先祖様の末裔である(証明書)がないんだ。それがなければ認めない、なんて事にもなりかねないんだよ。」

「それは・・・。」

「ありえない話じゃないな・・・。」


あくまでヴァニタスが、“神々の末裔”という設定を騙ったのは、こうした為でもあった。


ここに、セルース人類(本物の神々)が現れれば、流石のラテス族も言う事を聞くだろう。

しかし、あくまで“神々の末裔”を名乗る胡散臭い少年の言葉など、本気で信じる訳もないのである。

そう、まさしく彼らがヴァニタスに当初向けていた感情の様に。


もちろん、彼らは、ヴァニタスのその力を目の当たりにして、それが事実であると認識したのであるが、それがラテス族にも通用するか、という話であった。


「こんな事言うと、誤解されるかもしれないけど、『魔法技術』を上手く使いこなせば、さっきのボクがやった事を再現する事は可能なんだ。まぁそれも、その技術をどこで学んだんだ、って話にはなるかもしれないけど、“力”が証明にならない可能性がある以上、彼らを動かす事はボクでも不可能かもしれないんだ。」

「なるほど・・・。」

「だから彼らを攻撃する事によって、自分達が本気である事を伝えるべきなんだよ。彼らとて、安全な暮らしが脅かされれば、流石にその技術に固執する事もないだろうしね。」


“戦争”というのは野蛮ではあるが、しかしある種の外交の一つでもあった。


もちろん、もっとスマートなやり方もあるにはあるのだが(例えば今回の場合は、“『魔法技術』を得る”事が目的な訳だから、スパイの如くラテス族に潜入し、技術を学ぶ事も出来た筈である。しかし、彼らの今の知識・技術水準では、所謂“産業スパイ”をするレベルに達していなかった。)、残念ながらそれはかなわない状況である。


ならば、知っている者達に脅しなりをかけ、無理矢理技術を継承させるのがもっとも手っ取り早く、かつ現実的な話でもあったのである。


しかし、


「お言葉ですがヴァニタス様。私達の力では彼らと対等に渡り合う事は、その難しいのでは・・・?」

「そう、だよな・・・。認めたくないけど、奴らは武力も優れている訳だし・・・。」


しばし考えていたその場の一人が、そんな意見を出した。

それに賛同した男の言葉に、重々しく他の者達も頷く。


そうなのだ。

技術を持つ、という事は、当然ながら様々な事に転用が可能なのである。


もしかしたら、単純な腕っぷしだけならば、いまだに狩猟採集生活に近い生活をしている目の前の彼らの方がラテス族よりも優れている可能性はあるが、しかし、ここに『魔法技術』などの要素が組み合わさせば、立場は逆転する訳だ。


当然ながら“強さ”にも様々な種類がある。

その中にあって、もっとも重要な要素は“技術”と言っても過言ではない。


戦いは数であるから、一人の化け物染みた存在がいるよりも、それよりも一歩劣るまでも皆が高い水準を持っている方が当然優位なのである。


それが分かっていたからこそ、これまでラテス族に対して不平不満を持っていたとしても、無闇に手出し出来なかった背景がある。

迂闊に手を出せば、叩き潰されるのは目に見えていたからである。


そうした意味では、彼らの懸念はもっともな意見であろう。


だが、


「もちろん、それは分かってるよぉ〜。けど、言ったでしょ?ボクは“神々の末裔”だ、って。まぁ、それでも彼らほどのものではないけど、ある程度の知識なんかは受け継いでいるんだよねぇ〜。」

「「「「っ!!!???」」」」

「で、では、まさかっ・・・!?」

「彼らには劣るかもしれないけど、今のキミ達よりは優れた『魔法技術』を持っている、って言ったら、どう思う?」

「「「「「おおっ・・・!!!」」」」」


ヴァニタスの言葉に、目の前の彼らは目の色を変える。


先程も述べた通り、戦いはある意味数である。

そして、ラテス族とそれ以外では、当然ながらそれ以外の部族、民族の方が圧倒的に数が多いのである。


その者達が、全員、ラテス族に比べれば劣るまでも、彼らに立ち向かえるだけの『魔法技術』があれば、当然先程の話とはまた変わってくる訳だ。


「これなら、キミ達も戦う事が出来るよね?」

「た、確かに・・・。」

「い、いける、のかっ・・・!?」

「いや、でも、しかし・・・。」


降って湧いた様な状況に、ざわめく男達。

もちろん、二の足を踏む様な意見もチラホラ聞こえてきたが、概ね戦いに対して前向きな姿勢が見え隠れしていた。


“後一押し、ってところかな?”


ヴァニタスはそう考えて、言葉を続ける。


「もちろん、今すぐ結論を出す必要はない。それに、ぶっちゃけると『魔法技術』を学ぶとなると、それなりに時間が必要となるからねぇ〜。だから、まずはボクの知っている『魔法技術』を学んでから、それで改めて考えて貰えれば良いよ。」

「「「「「・・・。」」」」」


彼らにとっては破格の条件に、当然ながら彼らも強く頷いた。

戦うかどうかはともかく、『魔法技術』を学んでおいて損はないからである。


こうして、この部族の者達は、ヴァニタスから『魔法技術』を学ぶ事となったのであるがーーー。





















「ところでヴァニタス様。」

「ん?何?」

「何故、我々に手を差し伸べて頂けるのでしょうか?」


老齢の男は、改めて思っていた事をヴァニタスに問い掛ける。

ヴァニタスもそれは予測していたのか、なんて事はない表情で答える。


「さっきも言ったでしょ?そもそも、今の状況は御先祖様が望んだ状況じゃないんだ。本来ならば、キミ達全員に、御先祖様の技術が伝わらなきゃならない。」

「ふむ・・・。」

「ただね。御先祖様は万が一の事を危惧されていたんだよ。キミ達の事は信じていたけど、中には御先祖様の想いを踏みにじる者達が現れないとも限らないからね。だからボクがいるんだ。もし、正しく物事が進まない時には、それを修正する者が必要だからねぇ〜。」

「・・・なるほど。」


もちろん、これはヴァニタスの口からでまかせである。


ただ、状況的には彼の言う事は理にかなっているので、この老齢の男性はその説明に納得していた。


こうして、“混沌の神”たるヴァニタスが、無邪気な悪意を持ってアクエラ人達を扇動していた頃、ラテス族内でも様々な動きが見られたのであるーーー。



◇◆◇



“ラテス族”とは、セルース人類の実質的な指導者の立場にあった“ソ()()()”から取った名称である。

元々は別の部族名があったが、セルース人類にあやかる為か、あるいは信仰の対象として忘れない為にそう名乗ったのかもしれない。

ま、それはともかく。


ラテス族は、ヴァニタスや他の多くの部族、民族も感じていた通り、非常に高度な生活を送っていた。

他の部族達が、狩猟採集生活から初期の農耕社会に移行するくらいの文明力に対して、セルース人類から教わった様々な技術、『魔法技術』を持っているのだから当然と言えば当然の事なのであるが。


具体的には、先程も述べた通り、他の部族達が初期の農耕社会に移行していくタイミングであったのに対して、中世くらいの文明力、一部では、近代にまで迫るところもあったほどであった。


それほどの差があれば、それは増長したとしてもおかしな話ではないだろう。


もっとも、彼らは彼らで、セルース人類から託された『新人類』を無事に育てる、という使命があった為に、いまだに積極的に他部族、他民族を支配するまでには至っていなかったが。


ただ、成長のスパンの長い“エルフ族”はともかく、他の種族達は人間族と同じくらいの成長速度であるから、十数年の時を経て、彼らも立派に成長しつつあった。

いよいよ彼らも独立、言わば巣立ちの時を迎えつつあった事で、ラテス族内では、かねてから議題にあがっていた話が盛り上がっている風潮があったのである。


すなわち、セルース人類に成り代わって、この地を平定する事、であった。


“平定”と言えば聞こえは良いが、つまりは支配しようとした訳である。

もっとも彼らの認識では、いまだに魔獣やモンスターの脅威に怯えて暮らす者達に手を差し伸べて、自分達の信仰する“神”、すなわちセルース人類に成り代わり、彼らを()()する事、というかなり驕り高ぶった考え方があった訳でもあるが。


しかしそんな『選民思想』に毒されたラテス族の中にあって、そうした考え方に染まらなかった者達も、少数ではあるがいる事にはいた。


そんな、ラテス族の中ではマイノリティな者達の中に、その中でも一風変わった『魔法研究家』がいたのであるがーーー。



・・・



以前にも言及した通り、農耕社会となった事で生まれるメリットもある。

その中にあって、専門職、職人が生まれやすくなる、というものがある。


狩猟採集生活では、全員が各々の仕事を持っているから、こうした専門職、職人が生まれにくい傾向にある。

当たり前だが、生物はエネルギーを摂取しないと生きられないのだから当然と言えば当然なのだが。


しかし、農耕社会となった事で、(比較的)安定的な食糧生産を可能とし、結果人口が増える下地となる。


そして、安定的な食糧生産を可能にする、という事は、言い方は悪いが、働かなくても食べられる状況になる、という事でもあった。


そんな、ある種のニート染みた存在の中から、学者や専門家が生まれる訳である。


彼、マグヌス・シリウスもその中の一人であった。


ラテス族の生活基盤の根底にあるのは、これは以前から言及した通り、セルース人類から受け継いだ技術や『魔法技術』である。


しかし、あくまでセルース人類にとって初期段階の技術でしかなく、逆を返すと、まだまだ伸びしろがある、という事でもあった。


当然ではあるが、この技術を上手く発展させていけば、更には生産効率を上げたり生活を豊かにする事が可能となるだろう。


そこで生まれた考え方が、“魔法研究”、なのである。


彼らにとって、“技術”とは、“魔素”を必要としない“科学”ではなく、あくまで“魔素”をベースとした“魔法科学”である。

故に、セルース人類が示した『魔法技術』を伸ばしていく事が、自然発生的に盛んになっていったのである。


アキトも体現していた通り、この“魔法”の応用範囲はものすごく広い。

やり方によっては、自然現象を再現する事も可能だし、それこそ自然災害、大量破壊兵器を生み出す事すら可能だからである。


いくらセルース人類が優れた科学技術を持っていたと言っても、彼らが“魔素”を研究していた理由は、自らが“魔素”の脅威に対抗する為であったし、様々な経緯もあって、長くこれらの研究が出来ていた訳ではない。


つまり、あくまでセルース人類が産み出した『魔法技術』は、これもある意味では発展途上の技術でしかなかったのである。


つまり、現代に残る、多くの『魔法技術』の残滓は、このラテス族が築き上げたと言っても過言ではなかったのである。


さて、そんなある意味重要な『魔法研究家』であったマグヌスであったが、彼はそんな『魔法研究家』の中でも一際優れた才能の持ち主であり、なおかつ、一風変わった人物でもあった。


具体的には、ラテス族の多くが『選民思想』に毒される中、彼はそういう考え方を持ち合わせいなかったし、何なら自分達の産み出した技術を、他の部族、民族、すなわちアクエラ人類全体に伝えるべきではないか、と考えていたほどであるがーーー。



誤字・脱字がありましたら御指摘頂けると幸いです。


いつも御覧頂いてありがとうございます。

よろしければ、ブクマ登録、評価、感想、いいね等頂けると非常に嬉しく思います。

よろしくお願いいたします。

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