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『英雄の因子』所持者の『異世界生活日記』  作者: 笠井 裕二
神話大戦
280/383

試練

続きです。



・・・



その後、ネモの“ヒント”をもとに、俺らは施設に至るまで様々な方法を試す事とした。

と、言っても、やはりそれまで培った“常識の壁”は高く、また、そうポンポンと新しいアイデアが出る訳でもなかったが。


しかし、そうやって“考える事”が大事な事なんだと思う。

そして、一度生まれた“意識改革”は、仮に無事にパワーアップを果たしたとしてもしっかりと活きてくる可能性もある。

もっとも、常に思考をし続けられれば、という条件はついてくるが。


ネモも、その後は多くを語りはしなかった。

これは、おそらくだが常にネモがある種の”答え“を示してしまったら、俺らが考える事を放棄してしまうかもしれないからであろう。


学生時代、ハイドラスもよく言っていたっけな。

これは、テストなんかの話ではあったが、”答え“だけ知って分かった気になっても、自分で頭を悩ましたり考えたりした事でなかったら、結局それは何も身に付いていないのと同じなのだ、と。


今なら、その言葉の真の意味が分かる。

”答え“が間違っていても良いんだ。

大事なのはその過程。

自分なりに仮説を立て、式を立て、どうしてそうなるのかを常に思考する事。

その姿勢こそが大事なのかもしれないな・・・。


「・・・よくぞここまで辿り着きましたね。あれが、私達の目的の施設ですよ。」


などと考えていると、ネモがふいにそんな言葉を発した。


ネモの指差す場所には、特に派手な遺跡は存在しなかった。

そこには、ポツンと洞窟があるだけだったのである。


「・・・もしや、この洞窟の中に?」

「ええ。この場所は特に重要度の高い施設ですからね。天然の洞窟の中に施設を建造していたのですよ。これならば、人工物とは分かりにくいので、生物から目を逸らしやすい。一種のカモフラージュですね。」

「・・・なるほど。」


ま、逆に言えば、パッと見は天然の洞窟な訳だから、魔獣やモンスターからしたら棲みかにしやすいのだろうが、そこら辺はネモがいた遺跡と同じで、結界などの侵入防止の対策も取っているのだろう。



洞窟内は、思いの外洗練されている印象だった。

パッと見、人工物っぽいものは見当たらないが、その代わり自然が作り出した芸術とも言うべき鍾乳洞が広がる空間であったのである。


「「「「「おぉ~!!!」」」」」


その光景に、俺らは状況も忘れて感嘆の声を上げていた。

この惑星(アクエラ)に至ってから、俺らもかなりの”自然“を見てきたが、その光景は、そのどれともまた別の魅力を放っていたからであった。


「ここは、鍾乳洞、正確には溶岩洞と呼ばれる洞窟です。火山噴火に伴う溶岩流によって発生したものですね。」

「・・・ちなみに、この山はいまでも活動が活発なので?」

「いえ、今は死火山となっています。ですので、噴火する事はありませんのでどうぞご安心下さい。」

「そうですか・・・。」


ネモの回答に、ハイドラスはホッとした表情を浮かべていた。


ここが、仮に現在も活火山だった場合、試練の内容はいまいち分からないが、もしかしたら俺らの“能力”の影響によっては、突然火山活動が活発になる可能性もなくはない。

いくら“能力者”といっても、その身をマグマにさらされてしまったら助からないだろうからな。


ま、“アドウェナ・アウィス”がここに施設を建造している以上、その心配は杞憂なのかもしれないが、万が一、という事もあるからなぁ〜。


「では、もう少し奥へと行ってみましょう。」



「「「「「・・・。」」」」」


更に奥へと進むと、かなりの広さを誇る大空洞に出る。

流石にその光景には、感嘆の声すらなく、俺らはただただ息を飲んでいた。


これだけの大空洞を形作るには、この場所では過去に想像を絶する自然現象が起きた事の裏返しでもあるからである。

改めて、自然の持つエネルギーの大きさに圧倒され、自分達がいかにちっぽけな存在かを思い知らされる様であった。


まぁ、宇宙空間を移動してきたのだから、何を今更、って話でもあるが、俺らはほとんど眠りについていた状況だし、逆に宇宙は俺らにとっては、ある種見慣れた光景でもあるからそこまでの感慨はないのかもしれない。


「おい、ハイドラス。あれ・・・。」

「・・・む?」


キョロキョロと周囲を見回していた俺は、その大空洞より更には奥に、得体のしれない“超構造物”の一部を見付けていた。


「おや、目ざといですねぇ〜。あれが、私達の目的の代物ですよ。」

「あ、あれは何ですか?」

「とある『魔法陣(魔法式)』ですよ。ま、あなた方の感覚で言えば、一種の巨大なコンピュータプログラムの様なものですが。」

「・・・と、言う事は、この施設は“魔素”を利用しているので?」

「ええ、その通りです。“アドウェナ・アウィス”の技術力なら、現地の特性を利用した施設を建造する事などワケはありませんからね。それと併せて“龍脈”も利用しているので、仮にこの惑星(アクエラ)が滅びでもしない限り、この施設を半永久的に稼働する事が可能ですからね。」

「・・・なるほど。」


どうやら、俺らと“アドウェナ・アウィス”では時間の概念がそもそも違う様だ。

俺らと違って、もしかしたら自然環境を保護する思惑はないのかもしれないが、結局何某かを永く稼働する為には、自然環境を利用した方が良いと理解しているのかもしれない。


しかし、今は“アドウェナ・アウィス”の技術力に驚愕している暇はない。

施設に無事に辿り着いたはいいが、ある意味ここからが本番だからである。



その“超構造物”に近付くと、いよいよその全貌が見えてくる。

まず目に付くのは、中央部分の『祭壇』の様な場所。

そして、それを取り囲む様に、不可思議な図形が淡い光を発光しながら周囲をビッシリと埋め尽くしていた。


おそらくこれが、ネモの言っていた『魔法陣(魔法式)』なのだろう。

そして、他には特に目に付くものもないので、あの『祭壇』が何かしらのアクセスポイント、か・・・?


マジマジとそう観察しながらも、俺らは不用意に『祭壇』に近付く事はしなかった。

こうした遺跡には、何かしらのトラップがないとも限らないからだ。


実際、ネモに出逢った遺跡に入る際も、俺らは“能力”を駆使してトラップの類に警戒しながら中心部に到達している。

こういう場合は、ハイドラスの知識や頭脳より、俺の持つ第六感、所謂“直感”が重要視されていたりする。


それは仲間達も理解しているので、俺が警戒して動かない以上、先走って『祭壇』に近付く奴もいなかったのであった。


「ふむ、正解ですよ。あの『祭壇』には不用意に近付かない方が賢明です。残念ながらこの施設には、所謂オン・オフの機能は存在しませんので、一度あの場に踏み込んでしまったら、試練に打ち克つ事が出来なければ、二度と出てくる事は叶いませんからね。」

「・・・では、()()()?」

「ええ。この場所こそが『解放者(リベレイター)』派の“アドウェナ・アウィス”が遺した最重要施設の一つであり、同時に限界突破の試練を受けられる施設でもあります。」

「「「「「おおっ・・・!」」」」」


長いようで短い旅路の果てに、俺らの目の前には旅の目的地が広がっていたのである。

多少感慨深げに吐息を取らしたとしても、それは不思議な話ではないだろう。

ま、実際にはここからが本番なのだろうがな。



「さて、では簡単に試練の概要をご説明しましょう。と、言ってもやる事はとてもシンプルです。試練を受けられる方は、あの『祭壇』に触れて下さい。それで、条件は満たされます。」

「・・・それだけで良いので?」

「ええ。ただし、触れてからが本番ですし、その詳しい中身をここで開示する事は出来ません。あくまで()()、ですからね。」

「なるほど・・・。答えを知っていたら、()()の意味がない訳ですか。」

「その通り。あくまであなた方が持つ全ての力を使って、いかにそれらを突破するかが重要なのですよ。もちろん、以前にもお話した通り、結果によっては命を落とす可能性も極めて高い。命が惜しい方は、試練を受けない、という選択肢も普通に有りです。ただしその場合は、パワーアップを見込む事は不可能となりますがね。」

「・・・ふむ。」


ここまで来て、今更怖気づく者もいないだろうが、ま、そこはネモなりの気遣いなのか、はたまた奴にも何かしらの事情があるのだろう。


ネモが一旦言葉を切ると、ハイドラスも周囲を見渡した。


シーン。


特に名乗り出る者もいなかった。

それは、この場では肯定の意味である。


「・・・どうやら愚問だった様ですね。結構。では、このまま試練に移りたいと思います。」


肩をすくめる様にネモは言った。

その表情は、若干満足気でもあったが。


「では最後に、『祭壇』に触れるとどうなるかだけご説明致します。以前にもご説明した通り、あなた方の力の根源は“魂の力”、すなわち『霊魂』から引き出されるものです。しかし、同時にあなた方は『肉体』と『精神』を兼ね備えているので、それを十全に発揮出来ていない。何故ならば、どうしても『肉体』と『精神』に引っ張られてしまう為、『霊魂』がどの様なものなのかを朧気ながらにしか理解出来ないからです。当たり前ですが、“現象”を理解しているのと理解していないのでは、その効率性に大きな違いがあります。例えば、火、正確に言えば、“燃焼”がどの様ものかを理解しているからこそ、あなた方はそれを深く使いこなす事が出来た。当然ながら、火を使い始めた頃と、今現在のあなた方ではその技術力は雲泥の差だと思います。それと同様に、『霊魂』を理解する事で、あなた方は更にそのレベルを引き上げる事が出来るという事です。もっとも、それは頭で理解する事、というよりは、心で理解する事、かもしれませんがね。」

「「「「「・・・。」」」」」

「抽象的は説明で申し訳ありませんが、それを言語化する事は難しいのです。だからこそ、この施設が存在するのかもしれませんね。で、その『祭壇』に触れると、あなた方は強制的に『肉体』と『精神』・『霊魂』が切り離されます。これが、いわば死んだ状態。一種の仮死状態ですね。その状態ならば、『肉体』に引っ張られる事柄から解放されて、真に『精神』や『霊魂』を理解出来る様になる事でしょう。その状態で試練を受けます。が、当然ながら、成功すれば戻って来る事が出来ますが、失敗すれば『肉体』に戻れる保証はありません。当たり前ですが、『肉体』に戻れなければ、『精神』も『霊魂』も帰る場所がありませんから、その場合は、“世界”へと帰化。いわば、“成仏”してしまう事になる。逆に言えば、『精神』や『霊魂』がなければ、いくら健康な『肉体』だけ存在したとしても、それはただの肉の塊に過ぎません。あなた方に分かりやすく言えば、所謂“脳死状態”、と言ったところでしょうか?」

「なるほど・・・。」


だから、成功すれば生き残れるし、失敗すれば死ぬ可能性がある、か。


「いわばこの施設は、人工的に“幽体離脱”の状態にする為の装置なのですね。具体的にどの様にそうした状況を作り出すのかはこちらも言語化が難しいのでここでは割愛しますが、『肉体』から引き離された『精神』と『霊魂』を()()()し、とあるフィールドでその出力を高める事。それが、この『霊子加速空間』なのです。」

「ほぉ〜ん・・・?」

「分かったか、セレウス?」

「いや全然。ま、理屈は分からんが、それをクリアすれば俺らはパワーアップ出来る、ってワケだろ?」

「ま、まぁ、そうなんだろうが・・・。」


必死にネモが言った事を理解しようと努めていたハイドラスは、あっけらかんとした俺の言葉に若干呆れていた様である。


ネモはクスリと笑い、しかし俺の言葉を肯定する。


「そうですね。難しい理屈はともかく、やってみれば分かりますよ。それに、仮に上手くこの試練をクリアする事が出来れば、どの様な理屈でこの様な事が可能となるかも心で理解する事が出来る事でしょう。この場で色々と考えていても、始まりませんし、早速始めましょうか?」

「おーよ。んじゃ、俺から行ってもいいか?」

「・・・気を付けろよ、セレウス。」


何だかんだ言っても、得体の知れないものに仲間達が躊躇している中、俺が名乗りを上げた。


覚悟があっても、最後の一歩を踏み出すのは勇気がいる事だ。

しかし、誰かがそれを飛び越えていけば、自然とそれに続く者達も現れる訳で。

なら、ここは、あまり失うものの多くない俺が、一番槍を務めようじゃないか。


「では、こちらのフィールドに入り、『祭壇』に手を触れて下さい。それと、何かしらの干渉があっては事故が起こるかもしれませんので、セレウスどのが試練を受けられている時には、他の方々はこちらに触れたい様に注意して下さいね。」

「分かりました。」


最後に、ネモがそう注意点を伝えると、ハイドラスと仲間達はコクリと頷いた。

それに満足そうに頷くと、ネモと俺は中心部にある『祭壇』に歩み寄って行くのだったーーー。



・・・



突然であるが、『英雄』とは、実際には誰にでもなれる可能性がある。


もちろん、世にいう『英雄』の様に、歴史に名を残すほどの存在になる事が出来る者はごくわずかであるだろうが。


では何故、誰にでも『英雄』になれるのだろうか?


そもそも世にいう『英雄』とは、“知力や才能、または胆力、武勇などに特に優れている事。また、その人。”を指す言葉であるし、また、“才知・武勇に優れ、常人に出来ない事を成し遂げた人。”という意味合いもある。


類似の言葉としては、ヒーロー・老雄・群雄・奸雄・両雄・風雲児・雄・偉人・巨星・巨人・英傑・傑物・傑士・傑人・人傑・俊傑・怪傑・大人物・逸材・大物・女傑・大器などがある。


どちらにせよ、つまりは特別な“()()”がある人、という認識で間違いないだろう。


しかし、広義の意味ではそうだとしても、人によってはその対象は変わるものなのである。


実際には、もっと身近にも『英雄』は存在するかもしれない。

例えば、何らかのトラブルに見舞われた際に、“警察官”に助けられた人にとって、その“警察官”が『英雄』となるかもしれないし、あるいは火災に見舞われた際に、“消防士”に助けられた人はその“消防士”が『英雄』となるかもしれない。


あるいは“親”が、“友達”が、身近な“大人”がその人にとっては『英雄』である可能性もある。


つまり何が言いたいかと言うと、誰かの『英雄』になる為には、必ずしも『英雄の因子』というものは必要ない、という事である。



では、『英雄の因子』とは何であろうか?


これは、世間一般的にイメージする『英雄』、すなわち“歴史に名を残すほどの偉業を成し遂げる可能性のある者達が持つ素養の事”である。


以前ルドベキアも言及した通り、向こうの世界(現代地球)には、アキト以外にも『英雄の因子』所持者は存在していたのはこの為である。


その一方で、こちらの世界(アクエラ)には、今現在ではアキト以外に『英雄の因子』を持つ者は存在しないのである。


これは、あまりにも不自然な事であろう。


何故ならば、先程も述べた通り、『英雄の因子』とは、“歴史に名を残すほどの偉業を成し遂げる可能性がある者達が持つ素養の事”だからである。


当然ながら、アキト以外のアクエラの住人の中には、それらに該当する存在がいたとしても不思議な話ではない。


実際、アキトの仲間達や敵対者の中には、高い能力を持つ者達や、知力を持つ者達が存在している。


つまり、こちらの世界(アクエラ)においても、『英雄の因子』所持者の条件が向こうの世界(地球)と同じであるならば、ルドベキアらが語った様に、『英雄』が不在となる、という状況に陥る事はありえない話なのである。


もちろん、ルドベキアらが虚偽を語っていた可能性もある。

彼女らにも目的があり、その為に嘘をついていたとしてもおかしな話ではないが、実際には彼女らの言う事は間違った事ではなかったのである。

何故ならば、彼女らが言う『英雄の因子』所持者とは、セルース人達の事だからである。


より正確に言えば、“アドウェナ・アウィス”の血を色濃く残した者達。

すなわち、“能力者”達の事だ。

(もちろん、アクエラ人達も“アドウェナ・アウィス”の末裔である事には変わりないのであるが、あくまで“アドウェナ・アウィス”が造った存在であって、セルース人達とは違い、その遺伝子に“アドウェナ・アウィス”の血が入っている訳ではなかったのである。

何故ならば、セルース人類の場合は、まだ彼らが肉体を持っていた時期であったが、アクエラ人類の場合は、すでに彼らが“神の領域”に突入した後の事であったからである。)


ネモの説明によれば、セルース人類には“アドウェナ・アウィス”の血が混じっている。

これは彼らの一部には、他の者達とは違い進化に興味を惹かれなかった変わり種が存在し、ある種“永遠”や“神”となる事よりも、自然と共に生き、そして滅ぶ事を望んだ者達がいたからである。

彼らの一部は初期のセルース人類と交わり、結果この惑星(アクエラ)に来たセルース人類達は、もれなく“アドウェナ・アウィス”の末裔なのである。


その中で、先祖返りの様に特に“アドウェナ・アウィス”に近しい形質を発現した者達が“能力者”であり、彼らこそがルドベキアらが言う、『英雄の因子』所持者、なのであった。


これならば、今現在、アキト以外の『英雄の因子』所持者がいないのも不思議な話ではない。

ご承知の通り、アキトのそれらの力は、彼に宿っていたセレウスによるものであったからである。


もちろん、他の“能力者”達が、その後アクエラ人類と混血した可能性はなきにしもあらずなので、時々そうした“能力者”達の形質を発現した者が現れる事はあったが、あくまで“アドウェナ・アウィス”、ないしは“能力者”の様な力を持った者達、という定義があるので、いくら歴史に名を残すほどの傑物が現れようとも、『英雄の因子』所持者に該当しない可能性もあったのである。


さて、長々と語ってしまったが、つまり何が言いたいかと言うと、実際にはセルース人類全員が、この『英雄の因子』所持者となる可能性があるのである。

もちろん先程述べた通り、それを発現する、つまり“能力者”の様な力を発現して初めて、そうした存在であると認識されるのであるが、ではもし、別の方向性でそれを発現したとしたらどうであろうか?


つまり、先程も述べた通り、”能力者“=『英雄の因子』所持者である、と同時に、”能力“を発現していなくとも、セルース人類の中にはこの『英雄の因子』を持つ者達が存在していたのである。


つまりは、ソラテスらの事である。


さて、セレウスらがネモの導きのもと、新たなる力を手にしようとしていた一方で、彼らと相反する道を歩んでいるソラテスらはと言うとーーー。



誤字・脱字がありましたら御指摘頂けると幸いです。


いつも御覧頂いてありがとうございます。

よろしければ、ブクマ登録、評価、感想、いいね等頂けると非常に嬉しく思います。

ぜひ、よろしくお願いいたします。

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