金色の瞳
続きです。
◇◆◇
ーチッ、今更他の神々が干渉してきやがったか・・・。ー
・・・その割には、彼らが『異世界人』達に接触するのを防がなかったな。
ーあん?まだ意識を保ってんのかよ、ハイドラス。アンタの役割はもう終わったんだ。さっさと根源に還りなよ。ー
そうはいかん。
元々その身体は私の物だ。
アッサリと受け渡すつもりはないな。
ーケッ、ウザってぇ〜。けどまぁ、それも『エストレヤの船』が手に入るまでの辛抱か・・・。ー
・・・なるほど。
あえて他の神々の干渉を見過ごしたのは、その為の布石、か・・・。
ー・・・ま、そういうこった。案外、奴らだらしなくてよぉ〜。せっかく、この世界では神々を除いて、最高レベルの能力を持っているにも関わらず、あの程度の試練も乗り越えられなかったからなぁ〜。やっぱ、ただ力を与えられただけじゃ、宝の持ち腐れ、って事かねぇ〜。ー
それは当然の事だよ。
持っているのと、使いこなせるのは、同じ様で雲泥の差がある。
同じレベル帯ならば、どうあがいても『異世界人』達ではアキト・ストレリチアらには敵わないだろう。
そもそも、経験値が違い過ぎる。
まぁ、それも研鑽次第だし、戦略次第ではどう転ぶかも分からないが、少なくとも、それほどの戦略を練れる者は彼らの中には存在しないし、すでに最高の力を持っている者達が、一から修行し直す事などありえないだろう。
ー・・・そりゃ、元・お仲間に対する皮肉かい?それとも、アンタの力を奪い取ろうとしている我に対してか?ー
さて、どうだろうな?
・・・だが、口惜しいが貴様の才能と努力は認めざるを得ない。
表向きの歴史では残されていないが、この世界の有史以来、初のレベル500に到達したのは貴様だからな。
それだけに留まらず、その頭も切れ、霊能力さえも開花させている。
まず間違いなく、この世界では他に類を見ない“天才”である事は間違いないないだろう。
ーヘッ、褒めても何も出ねぇ〜ぜ。・・・それに、我にその才能を開花させるキッカケを与えたのは、アンタらだっただろ?ー
だからこそ、口惜しいのだ。
どこで道を誤ったのか、とな。
ーフン。それこそ今更だな。いくら悔やんでも、過去は取り返せないぜ?ー
・・・それは、私に対しての言葉か?
それとも、自分に対してか?
ーっ!!??ー
今、貴様は言ったな。
過去は取り返せない、と。
・・・本当は、分かってるんじゃないのか?
ー・・・チッ、本当にウザってぇ〜ぜ。残り滓は黙ってろよ。ー
ふ………、………星……………か………ーーー。
ーったく、やっぱり古き神々は侮れねぇ〜ぜ。さて、余計な力を使っちまったけど、頼むぜぇ〜、『異世界人』ちゃん達ぃ〜。それだけパワーアップすりゃ、流石のお前らでも、最低限の仕事くらいはクリアしてくれよぉ〜?ー
???
〈やはり思った通り、ハイドラス、いやカエデスからの妨害は起こらなかったな・・・。〉
〈まぁ、それも当たり前なんだがな。言うなれば、我々の今回の行動は、彼のサポートをしているのと同義だ。自分に取って都合の良い事が起こっているのだから、あえてそれを妨害する意味が彼にはないだろうからな。〉
〈利害の一致、か。しかし、こちらも数名からは力の譲渡を拒まれてしまった訳だが・・・。〉
〈まぁ、それも問題はあるまい。むしろ、その者達は“契約”の重みをしっかり認識しているのだろう。そういう者達にこそ、役割をこなして欲しいところではあるが・・・。〉
〈まぁ、無い物ねだりしても始まらん。とりあえず、『異世界人』達のパワーアップが成功した事を喜ぶべきだろう。これで・・・。〉
〈・・・これで、ようやく我々の悲願が達成される、か。〉
〈然り。〉
感慨深げにそう呟く謎の神性達。
〈さて、では、パワーアップをした『異世界人』達が、『エストレヤの船』を手にするのを、我々も眺めさせて貰おうかね。〉
◇◆◇
「うおぉぉぉっーーー!!!す、スゲぇっ!やっぱ、夢じゃなかったんだっ!!!」
翌日、不可思議な夢から覚めたアーロスは、見覚えのあるテントの一室で飛び起きると、その自身の身の内に溢れ返る力を認識し、改めて昨晩の出来事が本当に起きた事である事を理解していた。
「あ、アーロスッ!き、聞いてくれよっ・・・!?」
「よお、ドリュースっ・・・!?」
そこに、テンション高めに入ってきたドリュースを認め、アーロスは挨拶を交わしていたのだが、その二人は、お互いに顔を見合わせて、しばし時が止まる事となった。
「・・・え、えっと、アーロス、だよね?」
「そ、そんなの見りゃ分かんだろ?ってか、そっちも、ドリュース、だよな?」
「えっ・・・?」
「あ、いや、変な事言ってすまん。だけど、お前、そんな眼の色してたっけ、と思ってよ・・・。」
「そ、それはアーロスの方だろっ!?」
「はっ・・・・・・・・・!!??」
恐る恐る言葉を交わしながら、二人は微妙に会話が噛み合っていない事に気が付いた。
「アーロスも、そんな金色の瞳をしてたっけ?もっと、普通に黒とか茶色だったような・・・。」
「えっ!?お前も同じ様な瞳の色になってるぜっ!?」
「えっ!?嘘っ!!??僕の場合、ブルーアイに設定した筈だけどっ・・・!?」
「いや、マジマジッ!」
「・・・一体、どういう事だろう?」
そうなのだ。
以前から言及している通り、アーロスやドリュース、また、他の『異世界人』達は、『TLW』時に作成したアバターの状態でこちらの世界にやって来ている。
つまり、見慣れた元の肉体とは別だが、かなり時間をかけてキャラメイクをした事や、すでにこの世界に来てそれなりの月日が経っている事もあって、アバター、つまり、今現在の自身の容姿についての情報は、それなりに頭に入っている、筈なのである。
その記憶によれば、ドリュースが言った様に自分の瞳の色は茶色(これはアーロスが、あえて日本人らしい身体的特徴にこだわった為である。)だった筈である、とアーロスは思っていた。
そして、よく話をするドリュースにしても、白色人種っぽい顔立ちと幾何学模様の刺青の入った外見であり、それに合う様なブルーアイの青年だった記憶がある。(これはドリュースが、やっぱり刺青を入れるのなら、西洋人っぽい見た目の方がカッコいいだろう、と思ってこだわった結果である。)
つまり、アーロスにしてもドリュースにしても、元々は別の瞳の色をしていたのは、どうやら間違いない事なのである。
だが、アーロスには、その変化に関連しそうな事に心当たりがあった。
「・・・もしかしてこの変化は、昨夜の夢やパワーアップに関係があるのかもしんねぇ〜な・・・。」
「えっ!?・・・もしかしてだけど、アーロスも、昨夜不可思議な夢を見たの?」
「えっ!?・・・もしかしてお前もっ・・・!?」
ボソッと呟いた言葉に驚いたドリュースの一言に、アーロスもまたそう驚いて聞き返した。
「うん。昨日は色々あって、中々寝付けなかったんだけど、それでもウトウトしはじめたら、何かボクを呼ぶ声が聞こえたんだよ。それに反応して目を開けたらさ、まぁ、摩訶不思議な場所に立ってた訳。で、本当に“影”としか言いようがないんだけど、それがボクに話し掛けてきたんだよ。頭の中に直接ね。」
「俺も同じ様な夢を見たわ・・・。じゃあ、もしかして、チート能力をくれる、って話になったか?」
「うん。“影”は自分を向こうの世界の神様、みたいな事を言っていたよね?で、ボクらは本来死ぬべき運命じゃなかったし、実際死んでもいなかったんだけど、アバターと一緒にこっちの世界に来ちゃったから、すぐには干渉出来なかったんだってね。けど、ボクらが向こうの世界に帰る方法を自力で辿り着いたから、それを見ていたらしいんだけど、結果、ボクらは昨日、失敗しちゃった訳じゃん?それで、見かねて干渉してきた、って話だったかな。」
「そうそう、そんな感じ。で、チート能力を与えるのは、こっちの世界への直接的な干渉じゃないからどうにかなる、って事だったか。」
「そうそう。そんな感じ。」
「・・・とすると、この変化は、まず間違いなくその夢が関係ありそうだな。」
お互いに偶然同じ様な夢を見るなどあろう筈もなく、しかも、今現在の瞳の色の変化、身体に溢れ返る力などの符号を考え合わせると、十中八九、それが原因だと思い至った。
「・・・ちなみにだけど、アーロスはパワーアップの自覚がある?例えば、身体の内側から、今まで感じた事のない様な力を感じる、とか。」
「あるある。こう、なんつーか、無敵感っつーか、万能感、みたいなモンを感じるぜ。心無しか、身体の方も、今までより軽く感じるしな。今なら、誰にも負けねぇー、って感じだわ。」
「・・・逆に言うと、特に不調を感じる事もない、って事かな?」
「不調どころか絶好調だぜっ!!」
「ふむ、なるほど。なら、アーロスもボクと同じ様な感じだね。となると、これって、所謂パワーアップの証拠みたいなモンじゃない?ほら、物語とかでよくあるじゃん。特に、“目”って見た目からも分かりやすいし。」
「あ〜・・・。特に中二感の強いヤツだとよくあるよな〜。ま、個人的には嫌いじゃねぇ〜けど。・・・しかし、そうだな。二人とも、同じ様な夢を見て、二人とも同じ様な変化が起こった以上、そう考えるのが自然かもしんねぇ〜な。」
「ね。まぁ、特に身体には害はなさそうだし、特に問題はなさそうだね。まぁ、若干“痛いヤツ”みたいな目で見られる可能性はあるけど。」
ハハハッ、と笑い合う二人。
一応は、これに関連した体調の変化を確認するくらいには、この二人も、それなりに警戒感はある様である。
・・・もっとも、それすらも甘いと言わざるを得ないが。
「っつか、思ったんだけどよ。俺らのところに、その向こうの神様?、が現れたんならよ、他の人達のところにも現れたんじゃねぇ〜の?んで、俺らの同じ様に、チート能力を貰ってる可能性もあんだろ。」
「ああ、そっか。思わずイの一番にアーロスんところに来ちゃったけど、その可能性もあるよね。」
「だろ?とりあえず、挨拶がてら確認しに行こうぜ。」
「だね。」
こうして、アーロスとドリュースは、連れ立ってアーロスの部屋を飛び出していったのであったーーー。
◇◆◇
「いやぁ〜、何だか、こっちも中々面白い事になってるなぁ〜。」
「・・・よろしいのですか、ヴァニタス様?どんどん当初の予定から変わってきておりますが・・・。」
「ん?別に構わないよ?ボクにとって、混沌こそ望むべきものだ。その為に色々暗躍してきたけど、そこに何か目的がある訳じゃないからね〜。それは、キミも分かってるんじゃないのかい、エルファス?」
「それはそうですが・・・。」
一方その頃、混沌の神性は、愉快そうにアーロス達の様子を眺めていた。
本人も明言している通り、彼には何らかの目的がある訳ではなく、混沌な状況こそ、彼の望みであった。
それ故に、『ロフォ戦争』にロンベリダム帝国の内乱、ハイドラス派とセシルの攻防など、予想外の混迷が起こった時点で、彼は一線から退き、こうして各地で頻発する物語を、ゆったりと眺めていたのであった。
それに対して、秘密結社『セレスティアの慈悲』の実質的なトップであるエルファスが、そんな疑問を呈する。
一応、組織としては、今後どうするのかを測りかねていたからである。
「ああ、キミが懸念しているのは、『セレスティアの慈悲』の今後の活動方針について、って事か。」
「まぁ、はい。」
まるでテレビでも見ながら答える様に、『神の眼』から目を離して、ヴァニタスはエルファスをチラリと一瞥し、次いで言葉を発した。
「好きにしたらいいよ。プロスくんの様にね。」
「・・・・・・・・・はっ?」
予想外のヴァニタスの発言に、エルファスは一瞬言葉の意味が分からなかった。
「ってか、元々『セレスティアの慈悲』って、ある種のテロ集団みたいなモンじゃない?あちこちの体制側から被害を被った者達が結集して出来た組織だからね〜。まぁ、あえてボクかそうした者達を選別して集めたんだけど。」
「・・・。」
それはそうだ。
と、エルファスは考えていた。
「ま、そうした者達の方が現状に不満を持っているから、テロリストに仕立て上げるのが容易だったからだけど、しかし、今現在の状況は、ボクらの想定以上の事が起こっている。ボクは、それ自体が満足だけど、もし仮に、キミがこれをチャンスと捉えるならば、好きにしたらいいよ。プロスくんは、これを好機と捉えて、ロンベリダム帝国の崩壊、と、後はなんだかんだ再生を画策しているみたいだけど、キミも、先住民族達への復讐をするなり、彼らを統一して新たなる支配者になるなり、勝手にすれば?それはそれで、また混沌な状況になって、ボクとしては面白いし、さ。」
「・・・っ!!!」
ヴァニタスの発言に、エルファスは目を見開いた。
中々ぶっ飛んだ発言であるが、ヴァニタスの言った通り、『セレスティアの慈悲』の面々は、各々が自分達をある種のテロリストであるという自覚が存在する。
何故ならば、当初からそうした前提でヴァニタスが彼らを集めたからである。
つまり、知らず知らずの内にテロ組織に加担させられていたとか、テロリストに仕立て上げられたとか、そうした事実は一切ない。
彼らは、納得の上でヴァニタスに合流しているのである。
まぁもっとも、ヴァニタスと出会わなければ、そうなっていなかった可能性も否定出来ないので、彼の発言自体は間違っていないのであるが。
では、エルファスは何故、『セレスティアの慈悲』に合流したのであろうか?
その答えは単純である。
先住民族達、ひいてはロンベリダム帝国に対する復讐の為である。
エルファスは、ロンベリダム帝国西側の周辺国家群の出身である。
以前から言及している通り、今現在ロンベリダム帝国が存在する土地は、ロンベリダム人が建国する以前からこの地に住んでいた先住民族達の居住地であった。
しかし、そこへロンベリダム人達がやって来て、その地を簒奪。
その末で、先住民族達は西側の土地に追いやられ、大小様々な周辺国家群を形成した歴史がある。
では、先住民族達はお互いが全て仲良しかと言われれば、その答えはNOである。
もちろん、比較的友好的な関係を構築している部族も存在するものの、その実、先住民族達はお互いがお互いに、相手の居住地を虎視眈々と狙っていたりする。
これはどうしてかと言うと、食糧などの問題の為である。
当たり前だが、元々は今現在のロンベリダム帝国周辺も先住民族達の居住地であった事を鑑みれば、明らかに周辺国家群は先住民族達が住むのに十分な広さとは言えない訳である。
と、なれば、自らの部族の繁栄の為には、他の部族が邪魔になる事も往々にしてある。
実際、『血の盟約』のトリアは、やはり周辺国家群の部族の生まれであり、そして、部族同士の争いの末、一族を失い、彼女自身も『呪い』を受けるという顛末を向かえている。
それを、ハイドラスに利用されて、彼女はハイドラスの駒に仕立て上げられたのであった。
この様に、かつての周辺国家群は、決して平穏な場所ではなく、言わば危険な紛争地域だったのであった。
(もちろん、そうした意味では、先住民族達の本当の敵はロンベリダム帝国であり、彼らの登場によって保たれていた均衡が崩れたとも言える。
ならば、お互いに共通の敵であるロンベリダム帝国を排除すれば良いと思われるかもしれないが、魔法技術先進国であったロンベリダム帝国に反逆する事はリスクが高い。
むしろ、鼻息荒く、ロンベリダム帝国に特攻した部族はことごとく壊滅し、彼らの支配地を上手く確保出来た部族が、周辺国家群の中では台頭していった経緯がある。
故に、ロンベリダム帝国に反逆する事は、ロンベリダム帝国の強さもさることながら、ある意味後ろ側にも敵がいる状況もあいまって、徐々にそうした動きは鈍化していったのであった。
ここら辺は、外部環境によって内紛が起こる事と似たような状況であった。)
そしてエルファス自身も、トリアと同じく、部族同士の争いによって故郷を追われた経緯があった。
その後、先程も述べた通り、ヴァニタスに拾われて、『セレスティアの慈悲』に加入。
自分の人生をメチャクチャにしたロンベリダム帝国、先住民族達両方に対する復讐の為に暗躍を続けていた訳である。
もっとも、昨今では、『テポルヴァ事変』を経て、それを迅速に鎮圧した『異世界人』達の影響を恐れたルキウスによって、周辺国家群に対する『融和政策』に舵を切った結果、両者に対する嫌がらせが難しい状況となっていた。
そこで、ヴァニタスらと共謀し、裏から『ロフォ戦争』を仕掛けたのである。
そこへ来て、突然現れたアキトの思わぬ一手により、ロンベリダム帝国自体が崩壊する可能性が出てくる。
プロスは、それをロンベリダム帝国崩壊の好機と捉え、反政府運動に加担する決断をする。
もちろん、すでに述べた通り、混沌な状況を好むヴァニタスの性質を見抜いていた事により、彼の了承を得た上で、である。
そしてヴァニタスは、もちろん、色々と暗躍する事はあれど、元々黒幕を演じるタイプではなかった事もあり、様々な状況の積み重ねによってもたらされた混沌な状況に満足し、それを眺める傍観者になる事としていた。
つまり、これ以上介入するつもりがなかったのである。
それ故に、彼の中では、事実上『セレスティアの慈悲』の役割は終わりを告げていたのであった。
だからこそ、エルファスに対して、そんな提案をしたのである。
まぁ、その根底には、エルファスが自らの手を離れて活動する事によって、別の混沌が生まれるかもしれない、という思惑も存在していたのであるが。
「ま、そんな訳だから、今までありがとうね。それじゃ、元気でぇ〜。」
「・・・・・・・・・。」
気まぐれで好き勝手な言動の末に、ヴァニタスはさっさと姿を消してしまう。
「・・・私は・・・。」
取り残されたエルファスは、しばし黙考した末に顔を上げ、そして西に向かって歩みを進めたのであったーーー。
その後、ロンベリダム帝国の混乱の影響により、周辺国家群の足並みが乱れる中、突如として現れたとある人物によって部族抗争が激化、その末で先住民族達を統一、平定していく歴史が刻まれるのであるが、ここでは関係ないので割愛する事とするーーー。
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