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『英雄の因子』所持者の『異世界生活日記』  作者: 笠井 裕二
『エストレヤの船』を巡る攻防
235/383

どこまでもすれ違う二人

続きです。


日本代表決勝トーナメント進出おめでとうございます!



◇◆◇



ウルカらが直面している相手、断罪者・セシルと彼、あるいは彼女が守っている遺跡群は、実際には『失われし神器(ロストテクノロジー)』ではなく、所謂『神代の息吹(エンシェントメモリー)』に該当する遺跡であった。


ここら辺の分類は曖昧なのであるが、簡単に言ってしまうと、古代人が残した遺跡類を『失われし神器(ロストテクノロジー)』とすると、古代の神々が残した遺跡類が『神代の息吹(エンシェントメモリー)』なのである。


もっともここで重要なのは、そうした正しい分類ではなく、この遺跡類がどれほど強力な力を持っているのかと、それを守る『()()』がいかに超強敵なのであるか、であろう。

少なくとも、ウルカらやハイドラス派にとっては、セシルを排除しない事には、その貴重かつ強力な遺跡類を調査する事すら出来ないからである。


もっとも、ハイドラスが仲介しウルカとアーロスらが和解した事により、その条件が整いつつあった。

流石のセシルと言えど、アキトクラスの使い手が複数人徒党を組んで向かってこられては、この地を守りきるのは困難な状況だったのであるーーー。


(ちなみに余談だが、アキトらが邂逅した山の神・エキドラスが、実際にはノーレン山に残された『神代の息吹(エンシェントメモリー)』を守る守護者(ガーディアン)だった事を踏まえると、この地を守る為にセシルが居る事は至極当然の流れなのである。

少なくとも、『神代の息吹(エンシェントメモリー)』は『失われし神器(ロストテクノロジー)』よりも数段強力なモノであるから、むやみやたらに人間が触れて良いモノではないからである。

仮に、下手に人間にそれらのテクノロジーが渡ってしまうと、それを使って何をしでかすかも分かったものではない。

それ故に、古代の神々は、それらを守る為に超強力な守護者(ガーディアン)を各地に配置していたのかもしれない。)



・・・



「少しお時間よろしいですか、ウルカさん。」

「・・・N2さん。・・・ど、どうぞ。」


ウルカとアーロスらが合流し、アーロスらの活躍によって『聖域(サンクチュアリ)』周辺の危険が排除された事、ハイドラスから正式に彼らが認められた事により、アーロスらは歓待のもとハイドラス派に受け入れられる事となった。

そして、簡易的に設けられた宿泊施設にて、一人一部屋をあてがわれるなど、特別待遇を受けていたのである。


もし仮に、ここがライアド教内の施設とかであれば、その程度では特別待遇とは言い難い事だったかもしれないが、この地は人間族の領域ではないので、当然ながらマトモな設備などある訳もない。

とは言え、遺跡の発掘調査を行う以上、生活拠点は必要な訳で、テントに毛が生えた程度の簡易的な宿泊施設を構え、そこに寝泊まりしていたのである。


もっとも、資材の供給の関係もあって、十分な宿泊施設が確保出来る訳もなく、その影響を受けて労働力として詰めている一般信者達は、狭い部屋の中にすし詰めの状態で生活する事を余儀なくされていたのである。

裏側の組織とは言え、彼らよりも立場が上である『血の盟約(ブラッドコンパクト)』のメンバーすら、一応男女の区別はあるまでも、ルームウェアを余儀なくされている事を踏まえると、アーロスらの待遇は特別破格であると理解出来るだろう。


そんな中、ウルカにあてがわれた一人部屋に、N2が訪れていたのであった。


この二人は、一応男女の関係になった者同士だ。

もっとも、そこには計算があっての事であったので、ウルカの側からしたら気まずい事この上ないのであるが、貴重な戦力たるN2を無下にも出来ず、ウルカは仕方なしに部屋へと招き入れたのであった。


部屋に招き入れた以上、もてなさない訳にも行かず、ウルカはいそいそとお茶の準備をしていた。

それを、黙ってジッと見えいたN2が気にはなったものの、努めて意識しない様にしていた。


「ど、どうぞ。こんな場所ですから、安物のお茶で申し訳ないのですが・・・。」

「い、いえ、お構いなく。」

「「・・・・・・・・・。」」


まるで、お見合いかの様に、よそよそしい雰囲気のまま、彼らはお茶に口をつける。


「と、ところで、あの、何か御用なのでしょうか・・・?」


ややあって、ウルカは意を決してそう問い掛けた。

その問い掛けに、N2はしばし逡巡し、その末でその口を開いた。


「あの、今更こんな事を聞くだけ野暮なのかもしれませんが、あの晩の事・・・。」

「・・・。」


それを聞かれるのは分かりきった事とは言え、ウルカは思わず目を伏せた。

しばらく、更に気まずい雰囲気が二人の間を包む。


その後、ようやくウルカがその重い口を開く。


「大変申し訳ありませんでしたっ!」

「・・・えっ?」

「すでにお気付きだとは思いますが、あの晩の事は、貴方から『魔砲』のデータを奪う為に仕組んだ事。ライアド教がこの地にやって来るのには、どうしてもロンベリダム帝国と“大地の裂け目(フォッサマグナ)”勢力の争いを引き起こす必要があったのですよ。何故ならば、この地は“大地の裂け目(フォッサマグナ)”側の勢力圏内です。我々が単独でこの地にやって来るだけでは、当然彼らからの妨害を受けてしまいますからね。しかし、その為には、ロンベリダム側に強力な兵器が必要だったのです。元々、ロンベリダム帝国側としては、この地に眠る地下資源は魅力的なモノでしたが、それと同時にこの地に住まう者達、これは魔獣やモンスターも含めてですが、は非常に手強い相手だった。それ故に、今までは本格的にこの地に手を出す事もなかったのです。ルキウスは(したた)かで計算高い男です。確実にこの地を手に入れる算段がつくまでは、むやみに動こうとはしなかった。」

「は、はぁ・・・。」


突然、まくし立てる様に説明を始めたウルカに圧倒されながら、N2は曖昧な返事を返した。


「そこで、貴方の『魔砲』に注目した訳ですよ。向こうの世界(地球)でも、”銃“の有用性は実証されてますし、何よりも構造が単純だった。言ってしまえば、何らかの方法で射出物を射出させるだけですからね。向こうの世界(地球)ではそれは“火薬”な訳ですが、こちらの世界(アクエラ)には“魔法”がある。逆に魔法そのものは、一般市民にまでは普及していませんし、そもそも魔法はこの世界(アクエラ)では技術ですから、当然習得する為にはそれなりに時間が掛かります。しかし、それを一部使用する“武器”となれば、その習得期間は相当短縮出来るし、ある程度扱いを学べば、誰にでも扱う事が可能となるメリットがあります。また、魔法を秘匿しておきたい為政者側としても申し分ない条件でしょう。先程申し上げた通り、この地に踏み込む為には、この地に住まう者達の妨害がネックでした。そして、それに対してロンベリダム帝国を立てるにしても、彼らに勝てる武器が必要だった。そこで、貴方の『魔砲』のデータをロンベリダム帝国に横流しする事により、”魔法銃“を開発させ『ロフォ戦争』を引き起こす様に仕向けたのです。」

「・・・全ては、『聖域(サンクチュアリ)』を手に入れて、この地に眠る遺跡群、あるいは『失われし神器(ロストテクノロジー)』を手に入れる為。ひいては、貴女自身の向こうの世界(地球)への帰還を実現させる為、ですか・・・。」

「・・・軽蔑してくださって結構ですよ。その為に、私は貴方を騙し、仲間を裏切り、様々な人々を巻き込んだのですから。」


自嘲気味に呟くウルカに、N2は、その時彼女にも多少なりとも罪の意識があったのだと気が付いた。

しかし、それを踏まえた上でも、彼女はそれらの事を実行したのである。


初めは、ライアド教に唆されたのかとも思っていたが、もちろん、ハイドラスの存在を知った今は、ハイドラスがそうした筋書きを書いた事は想像に難くないが、それでも、そこに彼女の意思も介在している様に思えるのである。


「何故、そうまでして・・・。本当の御自分の身体ではないとは言え、好きでもない男にその身を預けてまで、何故そこまで帰還にこだわるのですか?」

「・・・。」


N2とてバカではない。

すでに、ウルカには自分に気がなかった事などとうに気付いていた。

だから、彼女に対する未練とか、執着とか、そうした気持ちでアーロスらに付き合った訳ではないのである。


むしろ、今思わず聞いてしまった事が、何が彼女をそこまで駆り立てたのかを知りたいという、ある種の好奇心が彼をこの地まで向かわせたのである。

まぁ、せめてその事くらい知っておかないと、N2も男として立つ瀬がなかったのかもしれないが。


「・・・私にはね、N2さん。向こうの世界(地球)に婚約者がいるんですよ。」

「・・・えっ?」


しばし逡巡した末に、ウルカはポツリポツリと自身の身の上を語り始めた。


「元々私はゲームには興味なかったんですよ。『TLW』を始めたキッカケも彼の影響でした。彼が夢中になっている“世界”を私も体験してみたかったんです。私よりも魅力的なんだろうか、っていう、ある種の嫉妬もあったんですけどね?」

「・・・。」

「けど、それが良かったのかな?彼ったら、私が自分の趣味に興味を示してくれた事がよっぽど嬉しかったのか、以前よりも多く話してくれる様になったんです。やっぱり、共通の趣味って、男性にとっては嬉しいんですかね?」

「・・・。」

「彼に誘われるまま、私は『LOL』に加入しました。ゲームでもずっと一緒にいようね、って言われたみたいで、私も凄く嬉しかったなぁ〜。覚えてませんか?“双剣のグランジ”。彼が、私の婚約者です。」

「っ!!」


その名にはN2も聞き覚えがあった。

『LOL』の初期メンバーの一人で、巧みな剣術から『剣聖』と謳われたプレイヤーである。

特に戦士(ファイター)系の者達からは羨望の的であり、彼に憧れて『LOL』入りする者達もいたくらいである。

もっとも、『TLW』全盛期に活躍したプレイヤーだが、最終的には、これは他のプレイヤー同様、いつの間にかその姿を消していたのであるが。

まぁ、『TLW』も最終的には過疎っていたので、大方他の“移住先”に移住したのだろう、ってのが、彼らの共通見解であった。


「実際には、ネトゲ自体ほぼ引退状態だったんですよ。彼、社会人になって忙しかったですから。けど、タリスマンさんが提案してくださった、全ての“レイドボスクエスト”の“最速記録(レコード)”を『LOL』で埋め尽くす、っていう、最後のイベントには参加する予定だったんですよ?同窓会みたいで面白そうだし楽しみだって。けど、結局仕事で参加出来なくなっちゃって。それで私だけ参加していた、って訳ですよ。」

「・・・。」


なるほど、N2は思った。

確かに、リアルの状況によってはネトゲを引退する者も多い。

例えば、環境の変化だ。

進学や就職、結婚などを機にネトゲを引退する者達も多い。

“双剣のグランジ”も、社会人となった事でほぼネトゲを引退しており、しかし、最後のお祭りイベントにウルカと共に参加する予定だったが、結局それも仕事を理由にキャンセルを余儀なくされ、結果ウルカだけが参加する事になり、そしてあの事件に巻き込まれてしまった訳だ。


「私には彼なしの人生など考えられません。ですから、向こうの世界(地球)に何としても帰りたかったんです。・・・何を犠牲にしても。」

「・・・。」


それは、ある意味純粋な願いだったのかもしれない。

もちろん、これはウルカの酷く身勝手な願望でもあった。

その為に、少なくともロンベリダム帝国や“大地の裂け目(フォッサマグナ)“の住人達に多大なる影響を与えている訳で、もちろん、これが全てウルカの責任ではないかもしれないが、そうなると分かった上で、彼女はその計画に乗ったのである。

全ては、自分の望みを叶える為に。


しかし、N2はそこに嫌悪感を抱かなかった。

むしろ、他人の事など一切考えず、そこまで自分の為に動ける彼女の事を、ある意味で尊敬の念すら抱いていた。

何故ならば、N2はある意味典型的な日本人であった為、周囲に流される性質があり、これまでの人生で、我を通す事などほとんど皆無だったからである。

彼は、何よりも()()を持っている人に憧れていたのかもしれない。


そう考えると、キッカケは特殊な状況であったまでも、ウルカに惹かれた原因が何となく分かったというモノである。


「軽蔑はしませんよ、ウルカさん。」

「・・・N2さん・・・。」

「そこまで何かにひたむきになれる事は、多分良い事なんだと思います。もちろん、様々な人々に迷惑を掛けた事は事実でしょうけど、それってそんなに悪い事ですかね?誰だって自分が幸せになりたいモノです。そして、中にはそれを快く思わない人もいるかもしれません。例えば、貴女の例で言えば、“双剣のグランジ”さんを密かに想っている人にとっては、貴女は邪魔者でしかありませんし、逆に貴女御自身を密かに想っている人にとっては、“双剣のグランジ”さんは邪魔者でしかない。しかし、そんな見知らぬ誰かの事情などあなた方にとっては考える必要もない事だ。恋愛事だけではありませんよ。テストで良い点を取るとか、スポーツで良い成績を残すとか、あるいは、良い就職先に就職するとか、新たなる事業を立ち上げるとか、人生において、あらゆるところで競争があり、他人に配慮していては自分の目的を達成する事が困難な場合は多々ある事でしょう。では、他人の幸せの為に自己を押し殺す事が正解でしょうか?私は、それは違うと思います。」

「・・・ありがとう、ございます。」


それは、ウルカにとってはある意味救いの言葉だったかもしれない。

しかし、これはあくまでN2が自分で感じた事を述べているのに過ぎない。


それに、ウルカにはすでに心に決めた人がいる訳だ。

故に、ウルカとN2の間には、本当の意味での恋愛関係には発展しなかったが、ウルカはN2に対して感謝の念を、N2はウルカに対して羨望の眼差しを向けていた。

ある種、奇妙な友情関係がそこには成立したのであった。


「その話を聞いてしまった以上、私もより一層頑張らないとなりませんね。遺跡群には、それを守る強力な守護者(ガーディアン)がいるのでしょう?」

「あ、はい、そうですね。」


しばらくの沈黙の後、わだかまりの消えた雰囲気の中、N2はそう呟いた。


「なら、それを排除しない事には我々は遺跡に到達出来ない訳ですし、ウルカさんの目的も達成されない訳ですね。ならば、私達も気合を入れて守護者(ガーディアン)攻略に当たらないとなりませんね。」

「・・・ありがとうございます。是非とも、お力添えをよろしくお願いいたします。」


おどけてそう決意表明をしたN2に、ウルカは深く頭を下げたのだった。


奇妙な友情関係の成立した二人は、しばらく他愛のない話を交わしていたのだが、その後N2は、“しっかり休養を取る事も大事な事だ。それに、グランジさんに悪いので、この辺でお暇する。”といって、ウルカの部屋を辞していったのであったーーー。



・・・



ウルカこと仲西麗香(なかにしれいか)は、所謂『依存体質』であった。

それ故に、よくある話なのであるが、付き合う男性によって、自分の価値観からファッション、果ては趣味に至るまでを彼の色に染まってしまうのである。


もちろん、それが悪いという事ではないが、依存する対象を失ってしまうと暴走してしまう恐れを内包している、という事でもある。


N2はそこを好意的に解釈したが、彼女の行動は当然ながらかなり過激であった。

もちろんN2が語った通り、自分の人生なのだから、他人に遠慮する必要はないのかもしれないが、しかし、同時に冷静で客観的な視点も持っていないと、返って自身や周囲も不幸にしてしまいかねないのである。


すでにアキトが答えを示した通り、向こうの世界(地球)への帰還は不可能なのである。

少なくとも、アバターである”ウルカ“としてならともかく、元の“仲西麗香(なかにしれいか)“として地球に戻る事は出来ないのだが、彼女は、そのあまりに強い『依存体質』から、事実を事実として認めなかったのである。

そこを、ハイドラスにつけ込まれたのである。


一方のN2は、自己肯定感の低い男であった。

それ故に、己に自信が持てず、多数派の意見に流される傾向にあり、また多数派に所属する事で自己に安心感を覚えるタイプなのである。

逆に言えば、そんな自分があまり好きではなく、我を通す者に惹かれる傾向にもあった。


こうしたタイプは、所謂”悪い女“に騙されやすいタイプであり、また、周囲を気にし過ぎるあまり、真実を見誤るタイプでもあった。


N2は、ウルカの行為を好意的に解釈したが、これは彼の自己肯定感の低さから、まるで己に自信を持って行動している()()()()()ウルカに対して、周囲に流される事なく我が道を行くタイプだと誤認した為だが、実際には、その『依存体質』から、ただ闇雲に帰還の事だけを考えて行動した結果でしかなかったのである。


どちらにせよ両者に共通する事は、冷静な判断力の欠如に、多面的に物事を考える事が出来ないところであろうか。

あるいは、視野狭窄に陥りやすく、なおかつその事に自身が陥っている事に気付かないタイプなのかもしれない。


こうした心の隙を持っている者達は、詐欺師の絶好のカモになりやすい。

なるほど、ハイドラスが騙しやすいとのたまうのも納得である。


もっとも、これはウルカやN2が特殊なのではなく、世の中にはこうした人々が、こちらの世界(アクエラ)でも向こうの世界(地球)でも実際には多いものなのであるが。


こうして、セシルへと挑む上での一番の懸案事項であったウルカとN2の関係が、お互いにお互いを誤解しつつわだかまりが消える、という何とも奇妙な現象によってクリアになったのであったーーー。



誤字・脱字がありましたら、ご指摘頂けると幸いです。


いつも御覧頂いてありがとうございます。

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