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転生者(仮)  作者: ニド
38/39

ギルドにて絡まれる(いい意味で)

チュンチュン


今日も良い天気だ。目を覚ますとルシフェルとベリアルが入ってくる。

「「おはようございます、御主人様。」」

「おはよう、そちらはよく眠れたか?」

「問題ございません。」

「ヘルヴェイルを除けばこの宿もかなり充実しているかと思われます。」

相変わらずヘルヴェイルと比べるなよ、ベリアルよ。そもそも比べるのが間違いだぞ。

「御意。」

「声に出ておったか?」

「しっかりと。」

「では気を付けるとしようかな。」

着替えをして下の階に下りる、いつものように賑やかである。

「あら、起きたの?」

「はい、朝食をお願いできますか?」

「分かったわ。じゃあ、あそこの席に座っててね。」

しばらくして出てきた朝食は肉の入ったスープと固いパンだった。

「ごめんね、本当なら焼きたてのパンとか出せるんだけど、まだ小麦粉が高いままだからこれで我慢してね。」

「はい、・・・固いですね。」

「そのまま食べるものじゃないからね、って食べちゃったの?」

「食べれない事はないですね、しかし味が薄いですね。」

「普通はスープに付けて食べるものなんだけどね。しっかりと味わって食べるんだよ。」

「はい。」

 満足したのか宿の入り口に戻っていった。言われた通りしっかりと食べて宿を出ていく。今日はギルドに行って依頼でも受けてみるか。


ーーーーー冒険者ギルドーーーーー

ガヤガヤ

「騒がしいですね。」「全くです。」

ベリアルとルシフェルが中に入り文句を言っている、だが仕方がないと思う。彼らは一日の生活費を命をかけて稼がないといけないのだから。

「まぁ、そこは良いだろう。依頼は何処にあるのかな?」

周りを見てみると冒険者が固まっている所があるのでそちらに向かう。壁に掛けられている板に紙が貼り付けられており、五つの板が掛かっていた。

「どれがどのランクの物になるのかな?」

疑問に思っていると近くにいた冒険者が声をかけてくる。

「おや?昨日ギルドマスターをぶっ飛ばした坊主じゃないか。どうしたんだ?」

背が高く背中には大剣を背負っている、カイゼル髭が特徴のある男だ。

「依頼でもしようかなと思いましてね、お金も稼いでおきたいですし。」

「そうかー、でも無茶はするんじゃねえぞ。なりたての頃と慣れたときが一番怖いんだ、いいな、決して無茶なんかするんじゃねえぞ。」

「分かりました、でもどうしてそこまで親切にしてくれるんですか?」

そう聞くと悲しそうな顔をして理由を語ってくれた。

「俺達にはお前さんと同じ歳の子供がいたんだ・・・、昨日受付にいてお前さんの相手をしてくれたのがいたろ?あれが俺のかみさんなんだけどな・・・、良いやつだよ。こんな亭主に付いてきてくれるんだからな。と、話が逸れてしまったな。俺達にはお前さんと同い年の子供が居たんだ、冒険者にも無事になってな。その後順調にランクも上げてたんだよ、でもな、自分の腕に酔って一つ上の依頼を受けて死んじまったんだ。よりにもよって出会っちまったのがオーガでな、骨も残らなかったよ。だからな、お前さんみたいな年齢のやつを見ると他人事とは思えないんだ。」

辛いことを話終えたのだろう最後は涙声だった。

「辛いことを思い出させて申し訳ございません、十分に気をつけさせていただきます。ついでといってはなんですが良い依頼がありましたら教えていただけますか?」

こういうときは他の話題に話をそらすのが一番である。何よりしんみりしていても私にはどうしようもできそうにない。

「おお、そうだな。これなんか良いんじゃないか?」

そこにはこう書かれていた。


ホーンラビットの肉集め

ホーンラビットを倒して肉を集めてほしい、多ければ多いほど色をつける。干し肉にする加工を手伝ってくれた場合さらに色をつける。

報酬:肉100グラムにつき銅貨2枚

依頼人:肉屋ミートマン


「初心者向けだからおすすめだぞ、報酬もそこそこあるし強くもないからな。腕試しにはちょうどいいだろう。」

「どこら辺にいますか?」

「王都の近くの森には大抵いるな、主食のジャイアントキャタピラーの近くには生息しているからな。」

虫を喰うのか、そっちはどうなのかな?

「ジャイアントキャタピラーは売れますか?」

「けっこう美味いからな、幅広い用途で使われているぞ。すぐに数が増えるしな。まぁ貴族様は食べないけどな。」

知らない間に食べてしまっているかもしれない。だが好意には甘えるとしよう。

「ではそれを狩りに行ってきます。」

「気をつけて行ってくるんだぞ、危なくなったらすぐに逃げるんだぞ。いいな?」

「はい、帰ったらまた教えてくださいね。」

「いいとも、その代わりといってはなんだが一つ頼み事をしていいか?」

「何ですか?」

「暇なときでいいんだ、一緒に飯を食いたいんだ。あいつとは殆ど一緒に食えなかったからな。」

「分かりました、それぐらいなら良いですよ。では行ってきます。」

受付に行ってから王都の外に出る、森は近くにあるのでそこでホーンラビットを狩ろう。


次はウサギ狩りです(他のが出てくるかも)。

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