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転生者(仮)  作者: ニド
28/39

合流

ようやく村が見えてきたな、しかし行きは黒王に乗っていたから早かったんだなー、それにしがみついている訳じゃない二人がいるのに全速力出すわけにはいかないし。お陰で二時間ほどかかってしまった。

「腹が減ったな。」

『野良の動物等でよろしければ狩ってきますが?』

「生で食えとでも言うのか。」

『戦場では普通なんですけどね。とれたてのは美味いものなのですが、この体では味わうことが出来ないのは残念です。』

最終手段としては候補に入れておこう、だがここは戦場ではないぞ、叫びたい気持ちを落ち着けるのだった。


ーーーーー村ーーーーー

「お帰りなさいませ、ご主人様。お怪我はございませんか?」

村に入るとルシフェルが出迎えてくれる。

「鎧達が守ってくれていたからな、怪我などはないよ。まあもし怪我をしていたらお前が暴走する可能性が高いしな。」

「当然です、ご主人様を怪我人にするような役立たずなど死んで当然です。」

実際殺りかねないし、戦闘能力ならば鎧達足下にすら及んでいないからな。

「それよりルシフェル、腹が減ったから何か無いか、それとこの二人をどこかで寝かせておいてくれ。」

どっこいしょ、と声をかけながら黒王から降ろしてルシフェルに預ける。

「どこで拾ってきたんですか?」

ズデッ

犬や猫じゃないんだからそれはないだろ、いやルシフェルからしてみればそんなものなのか?

「盗賊のアジトに居った、他にも捕まっていたのはいるにはいたが壊れていた、あのまま生きていても絶望しかないと判断してな。殺してきた。」

「左様でございますが、ではこの二人は寝かせておきます。村長に言えば適当な家を用意してくれるでしょう。寝かせ次第お食事をお作りいたします、しばしお待ち願えますか?」

腹は減っているが我慢できないほどではない、空腹は最高の調味料と言うしな。

「構わんよ、美味いものならば文句はない。それと一緒にべリアルも呼んできてくれ、これからの予定を伝える。」

「はい」

この村では派手に動いていないから変な噂は立つまい、あの二人は口止めすれば大丈夫だろう。

「そういえば馬車はどこだ?」

休もうにも休む場所がなければどうしようもない、その点馬車は気兼ね無く休むことが出来る。

「それなのですが、あそこの宿がぜひ泊まって欲しいそうです、大したもてなしは出来ないそうですが助けて頂いたお礼がしたいそうです。」

それは明確な理由がないと断れないな・・・、仕方がない、今日はそこに泊まるとしよう。

「分かった、先に行っているからな。」

「はい、かしこまりました。」

宿屋に向けて歩き出すのだった。


ーーーーー宿屋ーーーーー

一番良い部屋らしいがどういう基準で良いのか分からんな、ベッドに横になり捕まえたやつらがどうなるのかな。ま、奴隷とかになるんだろうな、この村の資金になれば良しとしよう。・・・いかんいかん捕まっていた女性達の事が思い浮かんで殺したくなってしまう。もう考えるのは止めよう。

「「失礼します」」

ドアがノックされルシフェルとべリアルの声が聞こえる。

「ああ、あの二人の処置は終わったか?」

「はい、ですが股間が濡れてましたがどうかしたんですか?」

「魔法で拷問してるのを見たら気絶した。」

この説明で納得したらしい。

「でしたら仕方がありませんね。」

「納得されるのは不本意であるが、まあいいだろう、これからの予定を説明する、その前に周りに人は居ないな?」

「入る前に確認しておりますがそのような行為に及んでいるものはいませんでした。」

「同じく」

魔法での盗聴は防げるので問題はない。

「では、これからのことだが、我々は一旦王都に向かい、学園に入る。その際ヘルヴェイルとの連絡のために拠点となる屋敷を入手する、その資金集めのために冒険者になる。」

「一つ質問がございます、よろしいでしょうか?」

「何だ、べリアル」

「ヘルヴェイルにある資金を使えばすぐにでも入手出来ると思うのですが、それでは駄目なのですか?」

「その金の出所聞かれたらどうする、あっちでバアルと合流するが、あいつもあんまり金持っている訳じゃないしな。」

「ではどうするので?」

「単純なことだ、先程言ったように冒険者になる。依頼をこなせば金と名前が売れる、問題は冒険者の推薦がないと成れないことだが幸いバアルが10ランクだ、大抵の問題はこれで解決できる。金が貯まるまでは宿屋暮らしだな。」

「分かりました、では私達も同じく冒険者になるものと思ったので良いのでしょうか?」

「そう思ってもらって構わない、だが無理強いする気はないから嫌だったら・・・」

「「喜んで参加させていただきます。」」

すごい勢いだな。軽く引いたぞ。

「ではその考えでいてくれ、さてべリアル、ルシフェル」

「「はい」」

「早く飯をくれ、そろそろ限界だ。」

グーキュルルル

盛大に腹の虫が文句を言っている、それ以前に話す前に飯をくれ。

冒険者:合計10ランクまである、1~2ランク駆け出し冒険者、3~4ランク一般冒険者、5~6ランクベテラン冒険者、7~8ランク才能のある一部の冒険者、9ランク切り札冒険者(ギルドマスターはここになる)、10ランク人外 ちなみに10ランクは現在バアルしかいない。

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