処分ー1
私が出口に到着するころには日が完全に隠れていた。出口の近くには先程の女性たちがおり気絶していた女性も目を覚ましていた。
「何事もなくて何よりだ。」
「ねえ、この子が私たちを助けてくれたの?」
気絶していた女性が聞いているが私はその前にしないといけないことがあるので先に洞窟を崩落させる。
「骨、手伝え。周りを壊して崩落させるぞ。」
『了解しました、ですが我だけでも充分にできることでございます。こちらでお待ちください。』
そう言うと大剣を使い入口を崩落させる。
『これでいかがでしょうか?』
「問題はないだろう、念のため『ファイア』中も埋めれば良いのだろうがそれは止めておくか。さてお待たせして申し訳ない。」
入り口に落ちた岩をファイアで固めておく、温度が高すぎたのか一部はガラス化している。これで中には入れまい。
「ああ、大丈夫だ。しかし君がここを制圧したのは間違いでは無かったのだな。」
入口に放置していた死体を見たのだろう、若干顔色が悪い。
「まあ盗賊の大半はあちらで捕まえたんですけどね、ここにいる雑魚は大したことは無かったですしね。」
実際鎧や骨の一撃を受けて気絶している。生かしているんだから先ずはこいつらで拷問しておくか。
「鎧、骨」
『『は』』
「気絶させたあの二人連れてこい、中にいた女性達に手を出していなくても黙認していたのならば同じことだ、生きているのが嫌にさせてやる。」
『『直ぐにもって参ります。』』
縄で巻かれていた二人をひこずって連れてきた、岩にぶつかったのであろう血が出ている。
「くそ、放せ!」
「助けてくれ!」
喚いていてうるさいことこの上ないな、このままじゃあ話もできない。近くの木を目掛けて風魔法のウインドを使う。半径30メートル程が更地になりました。
「黙れ、次に無駄なことを話すとあの林のようになるぞ。」
面白いように顔が真っ青になりついでに冒険者の少女達も腰を抜かしている・・・足下に染みがあるが気にしない気にしない。
「黙ったな、では質問だ。洞窟の奥にいた女達をお前達はどうした、正直に答えろ。」
よほど先程のが答えたのだろう、ペラペラと喋ってくれる。実に楽で良い、どうも彼らも使っていたらしいが下っぱらしくそんなには行けなかったそうだ。ゲスに変わりはないが素直に話した分、楽に殺してやるか。その前に
「あなた達を貶めたものはいないですか?」
ようやく立ち上がった二人に聞くとまたこけてしまった、今度は顔面から・・・。
「大丈夫ですか?」
「いたたたた」
「もう、しゃんと掴んでいてよ。」
「ごめん、だけどあなたがいきなり声を掛けるのが悪いのよ。」
こちらを見ながら文句を言ってくる。
「それは申し訳ない、ですが確認しておきたいことがありましてね、もう一度確認しておきますがこの中にあなた方を貶めたものはいますか?」
「そいつら二人共だ。」
「よくもやってくれたわね。」
見た瞬間に切り殺そうとしたので、鎧達に止めさせる。
「「何で止めるの(です)」」
「気持ちは分かりますけどね、あなた方の手をこれ以上汚す必要はありません。それに簡単に楽にするのはこれまでの犠牲者が報われません。」
まあ拷問魔法の実験に丁度良いということもあるんだけど。
「・・・分かった。」
「納得したわけじゃあないですが、すぐに楽にしないと言うのは賛成です。」
納得?してくれたようだ。では気を取り直して殺さないように拷問するとしよう。
「は、話したから助けてくれるんだよな?」
「し、死にたくない!」
「さてさて?あなたたちはそう言っていたもの達を助けたのですか?違うでしょう、因果応報というものがあります。たっぷりと苦しんで下さい。治療魔法が無いですから繰り返し体験させるのは無理ですけどね。」
笑顔で言うと盛大に漏らしていた、何がとは体から出る全部の液体とでも言っておこう。
ウインド:初級風魔法、子供が練習に使ったりするような魔法。少し強い風を出すくらいなので普通は被害が出るような魔法ではない。




