生け贄召喚
デュラハン・ロードを生け贄召喚しようとしたが生け贄が少ないのか上手く発動しない。仕方がない、生きている人間だとうるさいから使いたくはなかったんだけど仕方がないか。
「ベリアル、盗賊でいらなさそうなのは何人ぐらいいる?」
「10人はいると思いますが」
「連れてこい、情報吸い出したら生け贄に使う。」
「かしこまりました。」
盗賊の中に入っていき数人を掴み出てくる、軽々とひこずりながら。
「これらは生きが良いかと、生け贄には最適ですね。」
「魔法使いとかいるが構わんのか?」
「魔力があればあるほど良い生け贄になりますので」
・・・まあ良いかと考え魔石を取りだし『コピー』を使用する。
「これも初めてするから勝手が分からんな、・・・とこんなものかな?」
魔石が虹色になり何となく終わったようなのでコピーを止める。
「なかなか綺麗なものだ。ノルンが居れば成功かどうか判断してくれるのだろうが、今はあっちにいるからな。」
私が学校に行くときにベリアルとルシフェル以外はヘルヴェイルに帰還させた。どれも戦闘能力は高く、階層守護者並だからだ。
「試しに写してみるか。」
壁に向けるとまるで映写機のように映像が始まった、ソミュア姫達は顎が外れたように固まっている。気にしたら切りがないしほっとくか。
「予想通りの屑っぷりだな、見ていて清々しい程だ。」
窃盗から始まって人殺し、誘拐などもやっているか・・・これは
「生かす価値はないな、こいつらのアジトも分かったし、もう生け贄にするか。」
サクッと殺りたいところだがそれだともう少し死体が要るので生かしたまま使うことにする。
「ぎゃああああ、痛い、止めてくれええええ、腹が、腹が千切れちまう、ううう腕が曲がってえええ」
ふむ、あり得ん方向に曲がっているな、腹も腕も。はて、あれだけやったらショック死しそうなものなんだが?
「なぁ、ベリアル。」
「はい、何でございましょう?」
こういうのは悪魔に聞くのが一番だな。
「あれって痛いの?」
少し困った顔をしてベリアルが答える。
「基本的に生け贄にされたものは魂が壊れるまであの様にもてあそばれます、肉体を魔力に変えても余り多い魔力にはなりません、ですが魂は壊れにくく良質な魔力になります。その為生け贄にされた場合回復されつつあの様に体を拷問されるわけです。なお悪魔の場合あえて楽しむために魂にも治療をしたり無関係な家族ごと生け贄にすることもあります。」
「じゃああれが壊れるまで続くのか。」
ゲンナリしながら聞くと頷かれた。
「その通りです。今回はデュラハンですので過去の戦いの傷なども受けることになりますね、」
「ということは対象によって変わるのか。」
「その通りです、そこの骨の場合骨になる過程をじっくりと味わうことになります。酸でとかしたり、剣で切り刻んだりです。」
「要は録でもないことになるわけだ。」
「その通りです。」
未だに悲鳴を上げている盗賊を見ながら打つ手はないと改めて思った。御愁傷様、だけど今まで悪事を働いていたんだから別に良いよね。結局二時間程で魂が耐えられなくなり死体が魔力に変えられた後、デュラハン・ロードが出てきた。前の時とは違って馬と一緒だ、真っ黒な体毛と深紅の目をしている。
「ようやく出てきたか。」
『お待たせして申し訳ございません。』
馬も頭を下げている、どうも人語が解せるようだ。
「構わんさ、デュラハンは鎧、馬は黒王にするか。」
『ありがたく承ります。』『ブルルルル』
納得してくれたようだ。さて次は姫様だな。
コピー:無属性魔法、一回のみどのようなものでも複製できる。オリジナルと同じものができる。記憶なども複製可能、ただし魔石に写さなければならない、直接人体にいれると人格崩壊する危険が高い。




