表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マクロレンジャー  作者: くま兄さん
4/10

004 朝礼

「おはようございます。」


「「「おはようございます。」」」


おや、ここはなんだか雰囲気がいいな。


「私が大熊です。この部署の責任者をしています。」


「みんな知ってるしー。」


タイミング良く、女性が突っ込みを入れている。


みんながゲラゲラ笑ってる。


「今日から仲間になった秋元さんです。1日でも早く私たちと同じ仕事がこなせるよう、みなさんでサポートしてください。」


大熊係長って優しい人だな、なんて思っていたら、先ほど突っ込みを入れていた女性が手を挙げた。


「係長、しつもーん。」


「はい、須藤ちゃん何かな?」


どうやら彼女は須藤という名前のようだ。


「それってー、私たちと同じレベルでってことですよねー。」


大熊係長が答える。


「そうだよ。」


「秋元君はどれぐらいExcelが使えるんですかー?それによって・・・。」


ん、どれぐらいってどういうことだろう。


「秋元さん、関数のsum、countを使ったことはー?」


「あります。」


「ではsumif、countifはー?」


「あります。」


「最後の質問、vlookupはどうかなー?」


「ありますが・・・それほ。」


いきなり大熊係長が右手を高く挙げた。


「私たちは素晴らしい人材を仲間に迎えることができました。」


回りのみんながウンウンとうなずいている。


「秋元さん、あなたわ野中主任に付けます。彼からもろもろ指導を受けてください。」


師匠は野中主任になった。


「係長、しつもーん。」


おっ、さっきの須藤ちゃんだ。


若くて小柄でちょいぽちゃで巨乳。


「野中君で本当にいいんですかー?」


野中君?


野中主任より年上?


ありえない。


それより、それより、やはり野中主任はやばめの人なんだろうか。


「いいと思いますよ。彼にはまだマクロまでは考えていないから。」


ん?


マクロ?


って何だっけ?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ