表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マクロレンジャー  作者: くま兄さん
3/10

003 異動初日の朝 その2

指定されたデスクはきれいに掃除され、真新しいパソコンがセットされていた。


まず最初に驚いたのがモニターだ。


なんと32インチが1台、その左側には23インチが1台置いてあった。


何に使うのか理解できず呆然としていると、隣に30歳過ぎに見える男性が出社してきた。


「おぉ、君が秋元君か。係長から聞いてるよ、かなり優秀なんだって?」


えっ?


この人は何を言っているのだろう。


営業から要らないと言われてここへ来た俺が優秀?


「ごめんごめん、いきなりで驚かせちゃったね。俺は野中。入社11年目で主任やってる。」


野中さんですね、ん?


あっ、思い出した。


同期の奴が言ってた、頭は切れる、仕事も出来る、しかしぶち切れたら手のつけられない暴れん坊だ。


やべぇ、こんな人が直属の先輩かよ。


おれのサラリーマン生活は漆黒の闇に包まれたのか。


などと自分に浸っていると、朝礼が始まった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ