12話 登校&ホームルーム
次の日、外は晴れ晴れとした太陽の中、家で朝御飯を作っていた。
(今日はごはんと味噌汁、サラダくらいでいいかな。)
少食の為、量は少なめに盛ってある。
(にしても、小学校でも寮生活してたから一人でご飯を食べるのは慣れたなぁ。最初は寂しす食べてた覚えがある。)
と、思いながら朝食を食べ、学校に行く準備をした。因みに部屋はちょっと高級なホテルより大きめで設備はベッド、勉強机、椅子、キッチン、本棚、バスルームが元からあった。本棚は結構大きめで壁一面くらいあった。
「じゃあ、いってきま~す。」
ドアを開け、誰も居ない部屋にこう言った。いつの間にかこれが小学校からの日課になっていた。
外に行くにはエレベーターを降りて一階に行かなければいけない。僕の部屋は5階でエレベーターは3つで階の真ん中と両端にある。また、女子は6階から10階を占めていて、1階から5階は男子が占めている。階段は無しの為必然的にエレベーターで生徒とは会う。
点灯している数字が『5』になってエレベーターが開いて中に入った。
そこには一人の女生徒・・・もとい入学試験の時に会ったエリカさんがいた。
「お、おはよう。僕のこと覚えてるかな?」
と、僕が声をかけると
「あ、おはようございます・・・。入学試験の時に会った刀夜さんですよね?」
(敬語になってる・・・。)
「うん。覚えてくれてたんだ。」
「勿論ですよ。」
この子はノイスフィア・エリカ。髪は紫色でセミロング。落ち着きのある子だった。
「にしても寮の部屋、広いよね。」
「はい。私も最初、ビックリしました。」
「ベッドが高反発で・・・」
「そうそう!まるでホテルのベッドみたいでした。」
など、寮の話をしていたらいつの間にか教室についていた。
(今日は迷わなかった。)
と、エリカさんと別れ、自分の席に座って教科書を片付けて(授業、何やるんだろう?)と思っていると後ろから背中を叩かれた。
「おはよう、刀夜!」
「痛っ!ってルカか。痛いよ。」
「それは刀夜が悪い。」
「何故!?」
理不尽な叩きを受けた・・・。
「今日の授業は確か、『魔法』『数学』『体育』だったよね。」
「うん。個人的には『魔法』が一番気になってる。」
(どれくらい強い人が先生なんだろう?)
心を膨らませていると、チャイムが鳴り、皆席に座った。
(確かホームルームだよな。)
「では、今日の連絡は訓練場はまだ一年生は使えないってことです。以上で~す。じゃあ、魔法室に移動するから私について来てね!」
と、言って移動を開始した。
そろそろ、エリとリアを・・・。どこで出そう。




