3話 来客が来た!
と、言うのも王城にて実はこんな事があった。
「勇くん。そう言えばあの試合の時、どうして勇くんと同じ技を刀夜くんが使っていたんだ?何か最後は親しげに話していたが・・・。」
「何で急に5年前のことを?」
「ちょっと気になってな。で、どうしてだ?」
「実は・・・もしかしたらなんですけど刀夜は異世界転生者かも知れないです。」
「ふむ。どうしてそう思う?」
「刀夜は川神流の技を使っていました。川神流は私の師匠の流派です。だったら刀夜もその門下生ではないか?と思ったんですよ。刀夜に聞いたらその通りだったので。因みに刀夜は師匠の息子だそうです。」
「なるほどな。では、真実か確かめるために会いに行くか。」
「確か刀夜は今、学校の寮に居ますよ。」
「じゃあ刀夜くんの家に手紙を送って学校の寮で会うように伝えて貰おう。」
「分かりました。にしても珍しいですね。王様自ら動くなんて。」
「あの子は面白いからな!」
と、王様が笑いながら言った
こんな事があって会う日当日
「待ち合わせは夜中に僕の部屋だけどどうやってくるのかな?」
コンコン
「ん?どこからか音が・・・?」
「窓か。って王様!?」
「開けてくれ。刀夜くん。」
窓の外には王様と勇がいた
刀夜の部屋は一階なので窓からは普通に入れる
(上の階だったらどうしたんだろう。)
と、思いつつ窓を開けた
「ふぅ。疲れた。」
「って王様?ただ車に乗ってただけですよね?」
「いやぁ、だってバレないように抜けんと・・・。こんな事がバレたら立場が・・・。」
「ところで僕に関する事というのは?」
手紙には『刀夜くんに関する事で重要な話がしたい』と書かれていた。
「ああ、そのことだが・・・君は異世界転生者かな?」
「・・・・」
「この国に異世界転生者は少しはいる。だから、君かそうなのか確かめたいのだ。ただそれだけ。」
「・・・はい。僕は異世界転生者です。」
「やはりか。」
「じゃあ次は俺からだ。」
と勇が、
「お前の前世の名は川神 刀夜じゃないか?」
「・・・はい。その通りですけど・・・。」
「王様、私は刀夜より年上ですよね。」
「ん?ああ・・・。」
「ですけど、前世では刀夜の方が年上なんですよ。」
「ん?どういう事だ?」
「私が川神流に入門した時、既に刀夜は死んでたんです。」
「ん~?じゃあ、あれか。刀夜くんは時空の狭間で少しさ迷っていたからこっちへの転生が遅くなったのか?」
「おそらく。」
「だから、前世と今では先輩と後輩みたいなのが逆転したと言うとこか?」
「はい。刀夜、何か心当たりはあるか?」
「え~と、あることいはあります。こっちに転生する前に天界で神様方に特訓をさせてもらっていたので。それかと。」
「神様とあった事がある・・・だと!?」
王様が『ビックリ』って文字が出るほど驚いていた。
「なるほどなぁ。俺も神様とはあった事あるが、まさかお前もだったとは。しかも特訓まで・・・。そりゃ負けるな。」
と、勇は納得したようにうなずいていた。
「な、なるほどな。だからあんなに強かったのか。にしても大きくなったな。」
「はい。もう小学5年生ですから。」
「そうだな。」
「ネフィアとシャルは元気ですか?」
「覚えておったか!うむ。二人とも元気だぞ。」
「それは、良かった。」
「そろそろ帰りますよ。王様。着く頃に日があけてしまいます。」
「名残惜しいが・・・じゃあまたな、刀夜くん。」
「はい。」
(って、その確認だけなんだ。)
と、思いつつ王様達が出て行った窓を閉めた。
「にしても刀夜くんカッコよくなってたねぇ。」
「はい。前世の顔は写真でみましたが高校生の頃はもっとカッコ良かったですよ。」
「それは、楽しみだな。」
と、何か意味ありげに笑う王様だった
誤字報告ありがとうございます!!




