18話 「また、絶対・・・」
だんだん不定期に・・・。
それから刀夜はまた、いつも通り午前は鍛練をして、午後はシルフィとたまに遊んだりステータスの調整、この世界の勉強などした。そんな日常を繰り返していた。
そして、とある冬の日の午後・・・
「こんにちは~」
「お、シルフィ、いらっしゃい。」
「やほー、刀夜くん。」
「今日は何して遊ぶ?」
「そうだねぇ。じゃあ今日は────」
いつも通りの日常・・・だが、シルフィが家に帰る時にそれは一瞬にして壊されるのであった。
「じゃあね、シルフィ。」
「あ、あのさ・・・刀夜くん。」
「ん?」
「じ、実はね・・・」
(なんだろう。いつものシルフィらしくないな。)
「・・・明日、引っ越しすることになったんだ・・・。」
「へ?」
(どうして?)
そんな刀夜の疑問が通じたかのようにシルフィは理由を述べた。
「お父さんがね。転勤になって、それで、王都に住むことになったんだ・・・。ごめんね、言うのが遅くなって。」
「ううん。言ってくれてありがとう。そっか、お父さんの転勤なら仕方ないね。」
「うん・・・。だから・・今まで・・遊んでくれ・・て・・・ありが・・・とう・・・。」
と、シルフィは泣きながらヒックヒック言いながらこう言った。
「こっちこそありがとう。」
と、シルフィを抱きしめて頭を撫でながら言った。
「うええええぇぇぇぇぇ!!!」
「・・・」
刀夜は泣きそうになりながらもこらえて、シルフィを泣き止むまでただ撫でるのであった。
そして、シルフィが落ち着いてから
「でも、もしかしたら会えるかも!」
「ふぇ!?どうして?」
「僕さ、中学校は王都の国立中学に入ろうと思っているんだ。確か、王都の中学校は全てそこに集まっているから会えるかも。」
「うん。・・・・じゃあ私はそれを待ってるから。約束だよ?」
「うん。絶対、再開しようね。」
「うん!!」
と言って、刀夜に近づいて来たかと思うと
「んっ。」
と、シルフィが自分の唇を刀夜の唇に重ねてきた。
「っ!!」
(キ、キス!?どうして?)
「じゃあ、ね!!」
と、満面の笑みでシルフィが笑った。
(これがもう最後かもしれないから。ちょっと、キスはやり過ぎたかな?)
「うん!!またね!絶対会おうね!!」
(まぁ、キスのことは今度会った時にでも聞けばいいかな。)
「うん!!」
こうして、刀夜とシルフィは別れた。
また、会えると信じて・・・。
そろそろ3章に行こうと思います(予定)。




