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解放最強の封印者  作者: 十六夜
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7話 馬車内会話!

それから二人ともしばらく泣いて、刀夜は黙ってずっと頭を撫でていた。


「……うん。泣くのは終わり!」


「そうね。泣いてったってしょうがないわね。」


「ところで刀夜。この後なんだけどせっかくだし護衛お願い出来ないかな?」


「う~ん。僕はいいけど両親がどうか…。でも何で僕が護衛?護衛の人なら沢山いるのに。」


「むぅ~。いいじゃん!私は刀夜に守ってもらいたいの!」


とシャルリアが頬を膨らませながら言った。


(でも、どうやって両親に伝えよう?)


(電話機能ならデバイスにありますよ。)


(えっ?でも登録してあるの?)


(はい。お母様の電話なら。)


(ええっ!いつの間に!まぁありがとう。)


(いえいえ。)


「分かったよ。とりあえずちょっといいかな?」


刀夜はデバイスから電話のマークをタップして「母」と書かれたところをタップして電話をかける。


『もしもし?』


『もしもし母さん?さっきちょっとお姫様と会って護衛頼まれたんだけどしばらく護衛でついて行っていいかな?』


『いいわよ。その代わり迷惑はかけないようにね。』


『うん。じゃあね。』


そこで刀夜は電話を切った。


「良いって。じゃあ改めてよろしくね。」


「「うん。よろしく!!」」




それから出発して


「そういえば刀夜さんの使ってたあの武器は何ですか?凄くキラキラしててキレイでしたけど…。」


「私も気になる!」


「う~ん。悪いけどそれは教えられ無いんだ。ごめんね。」


(知られると不味いからな。特に王族には?)


「そっか…。残念だなぁ、あの宝石キレイだったのに。」


「私も欲かったです。」


(ああ。なんだ。宝石が欲しいのか。)


「そんなに欲しいなら作ってあげようか?」


「ええ!いいの!?」


「うん。ちょっと待ってね。」


刀夜はそれから手に魔力を集中させてルビーとサファイアを作った。


(金のフレームを作ってっと……。よし、じゃあスキル 溶接っと……ふぅ。出来た。次にスキル 防衛発生を付与してっとプログラムで危機を感じると魔力を消費して宝石が巨大化して体を守るって感じでいいかな。)


「よし、完成!!」


「本当!?早いわね。」


「はいじゃあこっちのルビーはシャルリアに。って何で怒ってるの?」


シャルリアは頬をまた膨らませていた。


「シャルって呼んでって言ったよ!」


「分かったよ。じゃあシャル、これをどうぞ。」


「うん。ありがと!!」


「じゃあこっちはネフィアに。」


サファイアはネフィアにあげた。


「ありがとう……。」


「キレイ…。」


「そうね。」


「喜んでくれて嬉しいよ。」








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