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解放最強の封印者  作者: 十六夜
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3話 やっぱりゴブリン…。

「じゃあ行ってくるね。」


「「行って来ます。」」


「は~い。気をつけてね。」


「うん。」


森には行ったことがなかったので歩きで行くことにした。



この地域の外れには大きな森がある。魔の森には程遠いけどそれなりの強さの魔物がいるらしい。




「着いた!」


「結構大きいね。」


「あ、魔物がいた。」


(シト~。)


(……)


(もしも~し?)


(プイッ!)


自分でプイッて言ったよ…。


(あの…シト?構ってやれなかったのは謝るから。)


(本当に申し訳なく思ってますか?)


(はい。)


(正直に言うと私は放置プレイは嫌いなんです。もっと刀夜様とお話したいのに、刀夜様ったら他の女に手を出して私は放置ですもん。焼き餅くらい焼いたって良いじゃないですか!)


(ごめんごめん。ところでなんだがあのゴブリンのレベル分かるか?)


(はい。レベル35ですね。)


(うん。分かった。ありがとう。)


(いえいえ。……たまには話しかけて下さいね?)


(うん。)


よし。じゃあ早速戦闘とするか。


「デバイス・オン プラクト。」


エリとリアは極力使いたくないからプラクトにして自分の攻撃力だけで闘うことにした。


「チェンジ 槍。」


「槍!?」


「刀夜さん。それでは攻撃力が余り出ないのでは?」


そう。リアが言ったとおり。槍だと不利だ。理由は今、僕のステータスは全て1である。槍では主に攻撃力と筋力を使うため両方とも1だと全くと言って良いほど攻撃が入らない。でも…


「大丈夫!!」


そう。まずは


(身体強化!)


これで筋力を上げる。次に


(魔法付与 ウィンド)


槍に魔法付与で風属性のウィンドを付けた。


(これで突撃すれば…)


ズシャ!


(ウィンドの効果は周りに風を起こしているので…

あれ?切れない?ってか身体強化も付与されてないし?)


(はぁ…、刀夜様。魔力も1のこと忘れてますよ。)


(そうだった。でも槍は入っているから……。)


するとゴブリンは槍を抜いた。


(あ、槍に力入れるの忘れてた…。)


ゴブリンは剣で突撃してきた。


(そういえば体力も1だから当たると死ぬんだよな…。)


ヒュン!


(危なっ!こうなったら…)


「チェンジ 刀!」


(うん。しっくりくる。)


「やっぱり刀夜と言えば刀よね。」


間合いをとって…


するとゴブリンは再び突進してきた。


(今だ!相手が間合いに入った瞬間にさっき入った傷口を狙って…)


「斬撃!」


シュパパパパ!!


するとゴブリンは粉々になった。







次回からずっと3人称で書いてみようと思います。

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