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解放最強の封印者  作者: 十六夜
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2話 世界が変わると…

すいません。少し分からないところがあると思います。

それから1年後。

ようやく喋れるようになった。まだ上手くはしゃべれないけど。


「おとお~さん。おか~さん。おはよう。」


「ああ、おはよう。刀夜。」


「おはよう。刀夜。」


喋るだけで一苦労だ…。

一応歩けるようになった。そのお陰で家に本がたくさんあることを知れた。読んでいる本はこの世界についてのことけどこの世界は面白いことばかりだ。

分かったことの1つとして、驚いたことに車が走ってる。電車も飛行機もあるし、全自動。さらに言うと事故が過去に一度も起こってない。電光掲示板やテレビは画面しかなく、しかも触れる。これは実際に見ないと分からないかなぁ…。

とにかくこの世界は近未来のようだ。

魔法と科学の両方を使った応用した機械や施設、原理もたくさんある。

例えば車はガソリンは当たり前だけど魔力でも動くようにもなっているらしい。さらに電気でも動くし水素でも。4種のハイブリッドなによってできている。その為製造も緻密。さらに全自動ときた。どうやらAIも機能しているようだ。

魔力は車に魔力菅というのがついていてそこから魔力を少しずつ専用のスペースに出し、それを火属性の爆発けいの魔方陣に当てて爆発をさせ、それを動力にして動いているようだ。


これは調べれば調べるほど面白そうだ。


ピンポーン


誰かが来たようだ。因みにインターホンもあります。


「久しぶり。アキラ!」


誰だこの人?あ、僕のお父さんは八坂神 明って言って日本から異世界転移した勇者らしい。その為家は豪華……かと思いきや普通の一軒家。可もなく不可もなく普通の家庭って感じがする。


「ハナも久しぶり。」


で、こっちがお母さんの八坂神 花。同じ勇者で魔法の天才だったらしい。因みにお父さんは剣の達人だったとか…。戦ってみたいなぁ。


「で、この子が刀夜くんね。」


「こんにちはー。おねーさん。なまえは?」


そんな日本人の間に産まれたから僕は日本性らしい。刀夜なのは、本当に偶然と聞いた。日本性なのは勇者の血筋の証らしい。

どうやら勇者は結構居てこの世界を発展させたのも勇者らしい。さらに不思議なことにこっちに来る勇者は皆決まって日本人らしい。


「私は、ソラス・キリアよ。よろしくね。」


「うん。キリアさんはお父さんとはどんな関係?」


「婚約者よ。」


「へ?」


婚約者が二人。それって…


「えっとね、この国、アルスフィア王国はね、多重婚が認められてるの。一夫多妻制。簡単に言うと、男の人一人に女の人がたくさん結婚できるってこと。ただし!女の人一人に対して男の人は一人だけってなってるの。」


一夫多妻制。平安時代は一夫一妻多妾制いっぷいっさいたしょうせいと呼ばれていたようだ。この世界の男女比は男:女が4:6くらいだ。その為少子化を抑える為にこのような体制になったと考えられる。


「へぇー。そうなんだ。」


「今ので分かるの!?この子本当に2才?天才じゃないの?」


その後キリアさんは一つ深呼吸をして話を続けた。


「あと兄弟や姉妹の結婚も認められてるの。刀夜くんの場合、お姉さんが一人いるけど、その子たちとも結婚出来ちゃうんだ。」


「なるほど。ありがとう、キリアさん。」


「いえいえ。」


へぇー。そんなこともできるんだ。と言っても別にお姉さんとは結婚する気は毛頭ない。だって家族は家族なのだから。

………でもこれって固定観念って言うのか?



今は出来ることが少ないので朝起きて魔力循環とかを一通りしてその後本を漁ったりしている。


お父さんに聞いたが、5才の誕生日に教会に行ってステータスの見方を教えて貰ったり、お祈りしたりするらしい。早く5才にならないかなぁ…。

見にくいですよね。すいません。

次回はステータス詳細を書きます。

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