第三十八話
泳ぐのも疲れたので、浮き輪でぷかぷかと浮いてみた。眩しい太陽はちょうどいいタイミングで雲に隠れ、しばらくは出てくる気配がない。
空は青々としていて、それに対抗するかのように海は底から輝きを放つ。その様がなんだか面白くて、ふっと笑う。
「気持ち悪っ!なんか一人で笑ってる!」
バシャー!と水をかけられながら罵詈雑言を浴びせられる。俺にそっちの趣味はないっての。
「西園寺、後でバナナボート乗らねぇ?」
いつのまにか近くまで来ていた西園寺(と翡翠)に声をかける。
子供の体力ってすごいよね。こいつらもう3時間くらいぶっ通しで動いてんだぜ?歳一つしか変わらないけど。
「あれ?」
バナナボートなどの受付の方を指差して、翡翠は首を傾げた。目を輝かせながら。
翡翠は意外とこういうのが好きなのだ。実は一番海を楽しみにしてたの翡翠だし。否定するだろうけど。
とりあえずもうちょっと日が傾いたらという事で、俺はまた浮き輪でぷかぷかと浮きながら空を眺めていた。
ちょうど太陽も出てきて、鬱陶しいくらいに眩しかった。
はいまた間が空いてしまいましたすまねぇ。
ちなみにそろそろ頭が限界ですぜ。死にそ
ちなみに明日は僕の誕生日イェーイ!!
というわけで「何か」をやらかすので、お楽しみに。




