表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/21

第八話Σ( ̄△ ̄;)

皆は本当に僕一人を残して行ってしまうようだ。


…この不気味な空間、しかもまともな人間の居ないこの場所に一人…


嫌だ、絶対嫌だ!


僕「僕も行きますっ!」


本当は行きたくないけどしょうがない…!


先生「じゃあこの耳栓をはめて。」


……。


先生「全員はめたな?じゃあ行くぞ~」



…ごくっ。


そろそろと列になり温室に入った。温室の中は生暖く、意外とちゃんとした温室みたいだ。


先生「ほら、そこに生えてるのが…」


明らかに怪しい植物が並ぶ中、一際ヤバそうなオーラをはなつ物体。


…マンドラゴラだ。


耳栓してるから平気だとは思うけど…


先生「誰か抜くか?(笑)」



葵璢杜「…抜く。」


篠崎「私も抜いてみたいっ。」


何でこんな物騒なものを抜く勇気があるんだろうか…


美藍「私も…」


丹琥「俺も!」


海「俺も抜いてみてぇ。」


奏「面白そう。」


先生「…ふむ、じゃあ鈴村!」


僕「はいっ!」


いきなりなんだよぉっ(^o^;)


先生「お前が抜け!皆抜きたいと言ってる中、お前だけ言ってないからな(笑)」


げっ…!

どっかでこんなノリあったような…


先生「ほら、いけいけ!」


僕「嫌です!」


先生「先生の言う事は絶対だぞ!」


職権濫用( ̄□ ̄;)!!


先生「早くしないと鈴村の恥ずかしい写真ばらまくぞ~」


しかも脅しときた!

ぐぬぬぬ…


先生「3…2…」


僕「あぁあ、分かりました、やりますやりますっ!」


土から出ているマンドラゴラの葉を持つ。


力を入れてー…引っこ抜く!


スポッ!


マンドラゴラ「ぎぇゃぇあぃぁ!!」


今絶対マンドラゴラ叫んでるよね!?声は聞こえないけど耳が痛いぃぃぃ( ;∀;)


先生「よくやった鈴村!…さてと、皆帰って調合の授業やるぞ~。」


先生は何とも…いや、聞き慣れてるだけ?


ー…教室。


葵璢杜「中々いい叫びっぷりだったな。」


船井「凄い叫んでた…苦しそうだった…」


僕「二人共声を聴いたの?」


まさかそれはないとおもうけど…


船井「?」


え?明らかにハテナが出てるよね?てことは…


葵璢杜「何だ、お前は聴かなかったのか?」


船井「葵璢杜、鈴村さんは普通の人間だから聴いたら死んじゃう…」


やっぱ聴いてたんだorz


篠崎「完成っ」


丹琥「よしっ出来たぜ!」


こっちの人達はマンドラゴラで作る薬が完成?


先生「一つ注意しておくぞ~。その薬は朝に飲むと薬だが、夜に飲むと毒だからな~。」


にっこにこしながら言わないでください先生!←


キーンコーンカーンコーン…


先生「…おっ、もう昼だな!よし皆解散~っ」


生徒「は~いっ」


お昼かぁ。

誰と一緒に食べようか…


…ちょっと待て。

一緒に食べてくれる人は…


いる、のか…?


うわぁっ待った!

僕、友達居なくね!?


ぼっち決定wwworz

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ