第五話Σ(-∀-;)
次の日ー…僕は無事退院し、貴原さんと共に学校へ向かっていた。
僕「あー…昨日の出来事が嘘みたいだー…」
青く澄みきった空を見上げ、
溜め息を洩らす。
貴原「何落ち込んでるんだ?」
僕「何って…」
隣にいるのが人間じゃない事を嘆いてるんですよ…
なんて言えない。
僕「あまりにも綺麗な空なのでー…つい。」
とりあえずここは嘘をつくしか…!
貴原「おいおい、忘れたのか?俺は心をー…」
僕「!!」
そうだ!心が読めるんだった!
貴原「気にしなくていいぜ。いつものことだからよっ」
笑いとばしてるけど…いいのかな、それで。
僕「すいません、貴原さん…」
貴原「海でいいよ」
僕「じゃあ、海さん…」
海「その方が、親しみやすいだろ?」
僕「あぁ…はい。」
貴原さんは確か、妖怪だったよなぁ~…
海「あぁ、俺は蒼鬼だ。」
僕「蒼鬼…?」
海「分かりやすく言うと、妖怪の長。」
僕「妖怪の…長…!?」
僕…とって食われたりしませんよね…!?
海「何考えてんだよ(笑)俺は人間食わねぇから安心しろっ」
ちょっと待った、
俺は…?“は”…って…!
僕「他の妖怪は人間食べるんですかっ!?」
海「喰う奴もいる。でも安心しろ、俺がいる限り平気だから。」
僕の存在って…妖怪からしたら長の隣に居る餌…?
海「ビビるなよ~」
僕「そりゃビビりますよ!」
本当、いつ死んでも可笑しくない状況だよなぁ…僕。
海「そんな考え方するなって!逆から見たら鈴村の友達は最強だぜ?(笑)」
それもそうかも…って何納得してんだ、僕。
海「おっ、一時間目が科学だぜ~っ。」
科学かぁ。
体育じゃなくて良かったー…
ー…実験室。
あぁ、一瞬でも科学で良かったと思ったのが間違ってた!
何だよこれ!?
目の前に出された実験材料は、人参みたいなもの。
だけど、みたいなものであって人参じゃないー…
というか、僕には分かる。
これはー…マンドラゴラだ。
突撃インタビュー(*´∀`)
今回は、貴原さんこと海さんに来てもらいました~。
海「ちわっす!」
私「こんにちわ。まずは自己紹介をお願いします。」
海「えーと、うーんと…
誕生日は…6月7日。好きな食べ物は魚の塩焼きで、趣味は運動だ。」
私「活発なタイプですね。」
海「あぁ、そうだなー。
それと、好きな色は蒼だ。」
私「蒼鬼ですもんね。」
海「おぅ。」
私「手下にはどんな妖怪が居ますか?」
海「手下っていうより、仲間だな。」
私「ではそのお仲間は?」
海「猫叉とか、雪女とか、それから刀とかな~。」
私「河童はー…」
海「あぁ居るぜ。あんまり呼ばないけどな。」
私「おぉ!」
海「後は、妖怪っていうよりも神様だな。朱雀とか白虎とか玄武に青龍。」
私「中国っぽいですね。」
海「昔は中国に居たからな~」
私「そうなんですか。」
海「色んなとこをとびまわってるぜ(笑)」
私「では、そんな海さんの目標とは?」
海「人間と妖怪が共存出来る世界にしてぇなぁ。」
私「長らしい意見ですね、ありがとうございました。」
海「こちらこそありがとな。」