第四話Σ( ̄○ ̄;)
………、
ここは…?
周りには何もなく、ただ闇だけが広がった空間…
音も…しない。
こんな所、学園にあったっけ?…ってさっきまでドッチボールしてた筈じゃ…
じゃあここは何処なんだ!?
僕はあの後…っ!?
ふいに影らしきものが、僕に語りかける。
?「何してるんだ、余所見をしてボール直撃なんて…」
影?
いや、闇だけの空間に影は出来ない筈だ。
なら、あれは一体?
?「情けないな、全く。」
僕「お前は誰だっ!」
?は、驚いた様子だった。
?「威勢がいいな。ま、いずれ分かる事だ。気にするな。」
いや、そこ気にするでしょ…
?「…一度か二度、会っているだろ…。」
へ?
そういえば…聞き覚えのある声ではあるなぁ。
?「では敢えて自己紹介しておこう。俺の名前は葵璢杜。死神の息子だ。」
僕「きっ…葵璢杜さんっ!?何でこんな所にっ!?」
葵璢杜さんって死神の息子だったんだ!
また人間じゃない…orz
葵璢杜「俺は、人の死に干渉出来る唯一の人材だ。
今、お前が死にそうだから見えている。」
僕「僕、お話の開始早々死ぬんですか!?」
葵璢杜「まぁ確かに、分かりやすく言えば、御迎えってやつだ
ただ…、こんな所で死ぬのも嫌だろう。
寿命は伸ばしておく、安心しろ」
僕「あ、はい…」
ってえぇ!?
葵璢杜さんと知り合いじゃなかったら僕ここで死んでたの!?
うわ…
葵璢杜「…どうした?」
僕「あっ、あのー…ここは何処ですか?どうやって帰ったら…」
葵璢杜「あぁ、それは美藍がもうじき来るから、美藍についていけばいい。」
僕「あー…そうですかー…」
って何納得してんの僕w
とりあえず、船井さんを待ってみる。
船井「ぁ…遅くなりました…こっちです…」
おっ、あれは光?
段々近づいてー…って僕天国にいってる訳ではないよね?
僕「船井さん、これは何処へ?」
船井「ぇ?もといた場所ですよ」
良かった…(´・ω・`)
篠崎「鈴村さんっ!」
丹琥「くたばってんじゃねぇ!男だろ!」
皆が…心配してくれて…
奏「そのままくたばってもいいよ~?(笑)」
ないっ!!
僕「奏さん酷いっ!!」
篠崎「起きた…良かった…。」
船井「……(ニコ)」
僕「何かすみません…。」
先生「もう起きないかと…」
ん…
周りが白い…?病院か…
篠崎「救急車で運ばれて…」
丹琥「ボールが当たって救急車で運ばれるたぁ…」
奏「情けないね。」
僕「あはは…」
篠崎「笑い事じゃないよ!」
真剣な顔つきだ。
篠崎「回復させるの大変だったんだから…」
僕「回復…?」
船井「ずっと回復の気を送ってたんです…」
篠崎「精神力使うんですよ。」
丹琥「あの応急措置が無かったら即死だったな。」
はい?(^p^)
葵璢杜「良かったな、仲間に恵まれていて。」
僕「良かったですよ、全く。」
篠崎「じゃあそろそろ帰らなきゃいけないので…丹琥、行くよ!」
丹琥「おぅ。じゃーな皆。」
また飛んで帰るんだ…。
葵璢杜「俺らも仕事あるから行くぞ。」
船井「はい。…じゃあ…鈴村さん、お大事に…」
えっ、二人ともここ三階だよ?窓から飛び降りるってどういうこと?
奏「……つまんないから帰る。じゃね!」
窓から帰るのが正式みたいだよこれじゃあ…
先生「明日にはちゃんと登校して来いよ。」
まさか先生まで…?
「ガラガラ…」
ドアかよっ!!
突撃インタビュー(*´∀`)
さて今回は…第四話のkeyキャラクターの葵璢杜くんです!
葵璢杜「………。」
私「えーまずは一つ目の質問!」
葵璢杜「自己紹介はしなくていいのか?」
私「あーそうだった。してくれる?」
葵璢杜「俺の名前は、煉獄 葵璢杜だ。(れんごく きると)
…他に何を言えばいいんだ?」
私「あー、もういいよ。私が言っとく。
誕生日は2月14日、好きな言葉は、真面目…趣味は読書、好きな音楽はクラシック、好きな食べ物は…」
葵璢杜「ガトーショコラだ。よく美藍に作ってもらっている。」
私「そういえば、美藍ちゃんとの関係って?恋人とか許嫁?」
葵璢杜「仕事の上司と部下みたいなものだ。」
私「なーんだ…あ、君は確か死神の息子だよね。お父さんなんて名前?」
葵璢杜「…タナトスだ。」
私「おぉーっ…そういえば、良く“仕事だ”とか言ってるけど仕事なにしてるの?」
葵璢杜「“御迎え”に行っている。」
私「!!」
葵璢杜「ちなみに作者、お前ももう少ししたら“御迎え”だぞ」
私「ガーンΣ( ̄ロ ̄lll)早死に…?」
葵璢杜「…冗談だ。第一死なれたら困る。」
私「それもそうだねーw」
葵璢杜「…ちなみに、目標は父を超えること、だ。」
私「お、おぉぉ…」
ちなみに、葵璢杜君…元はblanket(私の違う作品)の璢夷君だった。
だけど、blanketで使っちゃったから急遽葵璢杜に。
ちなみに、blanketの璢夷くんは私のネームの元です、はい。
何か今回はちょっと脱線してしまいました、すみませんm(_ _)m