表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/21

第十話Σ(゜_゜;)

僕「君達って三つ子なの?でもそれにしてはあんまり…」


似てない。

…と言うか、全く性格も違うし…見た目もあんまりっていうゆり、全然似てないの方が合ってるかもしれない。


鈴鳴「鈴村さん、私達は確かに親は同じです…でも、父親が同じってだけで…その…」


僕「異母兄弟!?」


鼓鳴「母は居ないです。」


えっ…

じゃあどうやって生まれて来たの…?


あ…そっか、この子達も…

人間じゃないのか。


僕「…で、君たちは何の…?」


唱鳴「やっと理解したんか!w」


鼓鳴「僕達は、刀です。」


鈴鳴「ぉ父さんが私達に自我をぃれてくれたの…」


僕「それで父親…刀を作ってくれた人がいて、母親が居ないんだね…。」


最近、ちょっとずつ感覚が掴めてきた気がする。


前より…驚かなくなったっていうか…


理解してk…


「カシャンッ!!」


Σ(゜Д゜;)ギクッ!


鼓鳴「力使いすぎたみたいですね。」


唱鳴「刀に戻ってもーた。」


鈴鳴「はしゃぐからだょ。」


唱鳴「悪ぃ悪ぃ。」


本当に刀なんだ…

おぉ、これはまた見事な刀…


細かい所の装飾が凄い綺麗だ…まぁ、昔からあるんだもんな、相当値打ち物なんだろうね。


鈴鳴「…ぉ兄ちゃん、最近研いで貰ってなぃからぼろぼろ…」


えっ、僕には凄い綺麗に見えるんだけど………僕、見る目無いのかな(苦笑)


唱鳴「せやな。心なしか、俺…どんどん調子悪ぅなって来とる気ぃがする。」


鼓鳴「…とは言っても…僕達の父親はここには居ませんし…。」


僕「何処にいるの?」


鼓鳴「………。」


葵璢杜「名は?」


唱鳴「低音(てお)や…」


葵璢杜「あぁ、あいつか。」


僕「知り合いなの?」


葵璢杜「あぁ。低音は俺と同じような属性だからな。」


僕「つまり死神…?」


葵璢杜「いや、属性が霊なだけで、死神という訳ではない。」


鼓鳴「…で、今…」


葵璢杜「待ってろ、“干渉”してくる。」


干渉…?


あれれ、急に葵璢杜さん黙っちゃったよ…こっ、これは…瞑想?


美藍「干渉っていうのは…、前に鈴村さんが体験したあんな感じです…。死期が近付いてる人または亡くなっている人に干渉出来るの…。


でも今回は特殊。

相手が霊の属性だから、干渉出来るの…。」


葵璢杜「…繋がった。今から低音が俺を通じて喋るぞ…


“…久しぶり、だな…唱鳴、鼓鳴、鈴鳴…”」


…葵璢杜さんとは違う声…これが低音さんか…


予想してた人と何か違うなぁ。もっと…ほわほわした人かと思ってたけど、かなりしっかりしてるみたいだ。


声も…どこか落ち着いてる。


鈴鳴「ますたぁ…」


唱鳴「久しぶりやな。もう何年ぶりやろか。」


鼓鳴「マスターが…僕達と別れてからもう…かなり経ちますね。」


葵璢杜「“そうだな…。所で、今日は何の用だ?”」


鈴鳴「唱鳴ゃ私達…最近研ぃで貰ってなぃから…


ぼろぼろで…」


葵璢杜「“…なら、そっちに弟子と妹を送る。”」


鼓鳴「亜琉斗さんですか?」


亜琉斗…さん…?

低音さんの妹かぁ。


唱鳴「なぁ、マスターが直々に来るんは無理か?」


葵璢杜「“すまない。こちらの用事が忙しくてな…会いたいのは山々なんだが…。”」


鼓鳴「そうですか、分かりました…お仕事、頑張って下さい。」


葵璢杜「“所で…湊鳴(そうめい)はどうした?”」


鼓鳴「湊鳴は(みお)さんが…」


葵璢杜「“そうか…。”」


唱「俺達の方で何か準備するもんはあるか?」


葵璢杜「“研ぐ道具ぐらいだな。”」


鈴鳴「了解です、ますたぁ。」


葵璢杜「“じゃあ切るぞ。”


………まぁ、こんなもんか。」


三つ子じゃなくて四つ子だったんだ…


鈴鳴「じゃぁ、道具とってくるね。」


鼓鳴「いや、僕が行ってくるよ。」


鈴鳴「そぅ…?」


唱鳴「マスター、元気そうだったな。」


鈴鳴「そぅだね。仕事熱心なのは相変わらず…。」


二人とも、懐かしそうな顔してる。よっぽど久しぶりだったんだ…。


葵璢杜「お前も将来、友達か何かの事をああやって思い出せるといいな。」


僕「どういうことですかそれ!」


葵璢杜「冗談だ、冗談。」


美藍「亜琉斗さん達来ましたよ…。」


葵璢杜「随分早いな。ワープでも使ったか。」


わ…ワープ…何て人達だ…

空間をねじ曲げ、その空間に自身が入り移動する…


って僕中二病みたいじゃないか!( ̄□||||


?「こんにちわれす~」


僕「こ、こんにちわ…」


?「?」


え、何でこっちじーっと見てるの?


?「初めましてれすね。」


僕「え、あぁ…初めまして、ですね。」


?「…所れ、鼓鳴はろこれすか?」


僕「はい?」


何言ってんのか分からない…呂律回らなすぎだろ…


葵璢杜「鼓鳴なら今研ぐ道具を取りに行った。」


?「そうれすか。」


もしかしてこの人が低音さんの弟子さん?随分…美少年ですな。


なんというかこう…中性的っていうか…


男女共に好かれそうな感じ?

呂律が回らないのがたまに傷だけど。


?2「研ぐ道具が揃ったら…始めましょうか…」


こっちは美少女…

なんというか儚げで華奢な…


流石低音さんの妹…


鼓鳴「はい、どうぞっ。これが低音さんの使ってたやつです。」


?2「じゃあ、始めますね。」


ん…?


僕「ちょっと待った!」


皆「?」


僕「この人が弟子さんなんですか!?」


葵璢杜「そうだ。俺と同じ名をした低音の弟子だ。」


キルト「はい…。」


僕「じゃああの人が…亜琉斗さん…亜琉斗ちゃん?」


亜琉斗「イラッ」


皆「あ…(|| ゜Д゜)」


葵璢杜「言ってしまったな。」


僕「えっ?」


何で皆そんなヤバそうな顔をして…


ハッΣ(゜ロ゜;)


亜琉斗さんから凄いオーラが…


亜琉斗「亜琉斗ちゃんじゃないれすー!」


「ゲシッ!!」


僕「ギャーッ!!」


ぽてっ…

見事に顎を蹴られました…

>┴O チーン



キルト「久々に禁句聞きました。…中々良いですよ、貴方の吹っ飛び。


亜琉さん腕上げましたね。」


この人中々酷いよ!?


人の吹っ飛ぶの見て中々良いですよって…!


亜琉斗「上げたのは足れす。」


そういう事じゃ…!

あー…駄目だ。

また余計な事言いそうだから止めとこう。


ん?キルトさんが研ぐのを止めた?終わったのかな。


唱鳴「流石低音の弟子!中々いいセンスしとるな~」


完璧僕をスルーしましたよね。


鼓鳴「次は鈴鳴をお願いします。」


キルト「…ぁい。」



あ~ぁ、美人なのに勿体無い…性格さえ良ければなぁ…


葵璢杜「相変わらずお前は女々しいな。」


キルト「…そうですか?これでも前よりかは男っぽくなったのですが。」


え(^p^)?


葵璢杜「本当、お前らを見ていると性別が実際と逆転して見える。」


…つまり、キルトさんは男…?


僕「キルトさんは男だったんですか!?」


キルト「えぇ、男の娘です。…女装してるだけですが。」


亜琉斗「コスプレ部の部長さんに見初められて、無理矢理男の娘にされちゃったんれす。」


キルト「…反抗するのも面倒なので、そのままにしてたらこうなりました。」


えぇぇっ!?


男でもこんなに女子っぽくなれるんだ…!


奏「鈴村もやってみれば?(笑)」


篠崎「…意外と似合うかも…?」


丹琥「あはは、面白れぇなw」


美藍「………。」


僕「やりませんからねっ!」


奏「ツンデレ眼鏡っ娘ww」


丹琥「オタクの心を鷲掴み…w」


僕「止めてくださいよっ!」


唱鳴「誰得やねん。」


ビシィッ


僕「痛いっ」


突っ込みですか、今の!


キルト「鈴鳴さんも終わりましたよ。」


鈴鳴「ぁりがとぅござぃました…」


鼓鳴「では僕もお願いします。」


良く良く見てみたら、細部の装飾は一人一人違うみたいだ。


色も違う。


鈴鳴さんは、黄色。

鼓鳴さんは、緑色。

唱鳴さんは、赤色。


なら湊鳴さんは……青?


キルト「………。」


亜琉斗「兄さんの作った刀は沢山いたのに、ここにいるのは四人らけなんれすね…」


沢山!?

って事は……もう○つ子で数えられないよね!


てかテレビもビックリする大家族だよ!←


僕「後、何人いるんですか?」


葵璢杜「歌鳴、風鳴、響鳴、譜鳴、調鳴、和鳴、声鳴、音鳴、打鳴、鳴々…数えたらきりがない。」


亜琉斗「鳴がつかない刀もいるれす。」


キルト「符羅音(ふらっと)、音々(とーん)、紗誣(しゃーぷ)柁來音(たくと)朱火亞(すこあ)…」


亜琉斗「それから、葎音(りっと)煉音(れんと)雫霞泡(だかーぽ)笛流舞打(ふぇるまーた)…」



音楽用語ばっかりで何が何だか…


僕「本当に数えられないぐらいいるんですね…。」


亜琉斗「そういう事れす!」


キルト「出来ましたよ。」


鼓鳴「ありがとうございました。」


キルト「いえいえ。」


唱鳴「これで全員新品やな!」


キーンコーンカーンコーン…


僕「あっ、鐘だ。」


葵璢杜「教室に戻るか。亜琉斗、キルト、じゃあな。」


亜琉斗「また来るれす~」


キルト「はい、ご機嫌よう…」


………、

何か20分の間に色々あって疲れた…次は…


音楽ぅう…Orz

突撃インタビュー(*´∀`)♪


久々ですね!←

ちょっと学校で書く事が多くなったので、インタビューはお休みしてました((オイ


さて、今回は久々スペシャルということで、刀さん達と、低音さん、亜琉斗さん、キルトさんに来ていただきましたw


このキャラ達…きなこ星さんはご存知ですよね~w


なんてったって、きなこ星さんと作っているストーリーのキャラですもんね♪←



低音「こんな大勢じゃ、やりにくいし、一度に終わらないぞ。」


キルト「ちゃんと考えて下さい。」


私「うっ…それもそうですね。じゃあ、四本立てという事で、次話の前書き、後書き、更に次の前書きもインタビューしますっ。」


キルト「…で?」


亜琉斗「ろう分けるんれすか?」


鼓鳴「男女で分けるのが楽、かと。」


唱鳴「せやけど、男女の割合おかしいで?どないする?」


鈴鳴「二人ずつ来ればぃぃ…」


低音「じゃあそうするか。」


亜琉斗「最初は俺と鈴ちゃんれすね!」


低音「次は俺とキルトで来るか。」


唱鳴「なら自動的に俺と鼓鳴やな。」


私「何か勝手に決まっていってますが…」


キルト「………、


次回前書き→亜琉斗&鈴鳴

次回後書き→低音&キルト

更に次回前書き→唱鳴&鼓鳴


…に決定。」


私「…らしいです。ではでは次回をお楽しみにっ♪」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ