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AIアセンブリ(仮称・AIによる創作物)について思うことをつらつらと。  作者: 相有 枝緖


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②著作権の扱いとデータの根拠

次は、ちょっと法律の絡む話です。


まだまだ業界として過渡期で、これからルールがきちんと整備される(はずの)内容ですので、わたしの憶測も混ざります。

実のところ法律の専門家でもないため、「それは違いまっせ」ということがあればご指摘ください。




さて、生成AIが嫌われる理由として、大量投下のほかにもよくあるのが

「勝手に自分の作品を学習して使われる」

というところです。


AI系某企業に対しても、オプトインにしろふざけんな、と大手スタジオ団体が声明を出しました。


オプトインとは、要するに、()()()()()()に「使っていいですか?」と伺いを立てることです。


それをせずに勝手に学習して、類似作品を作るというのは著作権侵害になるぞ、と。

アメリカではすでに訴訟を起こしていますね。


著作権は、作った人の権利と思いを守る法律です。

他人の権利を侵害している可能性のあるものを、公に使って商売するのってどうなの?というところですね。


場合によると、特定のAIを使ったものを修正・推敲もせずにそのまま公開して利益を得た場合、年月を遡って罰金刑とか著作料徴収とかになる可能性もみえてきます。

確か、作者不明の創作物を使った場合は国がいったん著作料を徴収します、みたいなのを読んだ記憶があります。


国は、お金取るの好きですからね。

投稿サイトのインセンティブも、その対象になる可能性がないとは言えません。


AIを使ってベースを作り、自分の手で修正・推敲した場合については、わたしでは判断が難しいです。

どういう扱いになるのかわかりません。

有識者の方に解説をお願いしたいです。



とりあえずお伝えしたいのは、

「無料で作れるやったー!これで儲けられる!」

と思ったら、刑罰の対象になる可能性がある、ということです。


法律が絡むところは、ちょっと怖いです。

使う人も、きちんと自衛を考えていた方がいいと思います。


どこかのサーバに記録されていれば(というか公開したら記録されたのとほぼ同義)、きちんと日時まで遡れますからね。




次は創作者側の視点です。


AIに使われたことがわかってからだと、すでに作られたものは世界中に公開された後です。

しかも、作ったものは本家と遜色ない仕上がり。

もはや公式かどうかも見分けがつかない。


「こんな酷いの作ってるんですか?もう応援しません」

と、製作者様が風評被害に遭う可能性だって大いにあります。

(一部ではすでにある気がします)


それでAI企業に「使うな削除しろ」と要求したところで、本当に自分の作品が学習データから削除されたかどうかなんて、わからないです。

しかも、過去の作品はデジタルタトゥーとして残ったまま。


ほぼトレースのようなものであればすぐにわかりますが、特徴を真似ただけのものなら?

削除ではなく、指定されたデータに関する一部の特徴だけを取り除いたら?

こちらとしては判断できないでしょう。


だから、学習させる前に許可を取ってほしい。



逆に、自分の作ったものが世界中で使われることを良しとする人だっているでしょう。

たとえ自分の利益にならなくても、自分の名前が知られなくても、自作したものが世界中で使われて残っていく。

そこに価値を見いだすこともできます。


それは個人の自由だと思います。


けれどもそれだって、勝手に使うのは違う。

創作者の想いを踏みにじる行為だと感じます。





もう一つは、そのデータの信頼性です。


AIは、善悪や正誤の判断はできません。


取り込んだデータがすべてなので、間違った答えを出す可能性があります。

ChatGPTでは、入力欄の下に「ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。」と書いてあるほどです。

なんなら、回答をするときに「事実・断定ではありません」と表明してくることもあります。


正しいかどうかではなく、「そういう情報があった」「統計的にこういう傾向にある」といったことを教えてくれます。



一人から聞いたことだけを信頼するのではなく、他者からも確認を取る。


それと同じように、AIで得た知識も確認を取るのが重要です。





AIの技術的なところや法的なことなど、著作権やデータの確実性を含めた信頼性が確立されていなものを使って、「自分のもの」として発表・利益を得ることが良くないと思われます。

濡れ手に粟とばかりに使いまくって、しっぺ返しが来る可能性も考えれば、慎重にしたいところです。


AIが、「誰のどういったデータを使っているのか」を透明化できれば、もう少し信頼に足ると思います。

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今回のエッセイで思いついた例のアレ、やってみた企画的なもの。
実録!設定から何から全部AIにやってもらった小説を満足のいくレベルまでもっていけるか?!
収益化せずに公開しています。
わたしとChatGPTさんの攻防を一度ご覧ください。
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