①投稿サイトにおけるマナー
創作界隈から、AIはどうしても嫌われています。
しかし、嫌われてしまう理由の大きなところは、AIの創作物そのものではないように感じました。
AIアセンブリ(AIで作ったもの)を発表する人の「マナー違反」が大きいように思うのです。
そもそも、なろうをはじめ、イラストや小説の投稿サイトは、趣味を発表する場、というプラットフォームです。
自分の作ったものを共有して楽しむ、誰かが作ったものを見て楽しむ。
わたしも、それはもう大量に読んで見て楽しませてもらっています。
人生の彩です、ありがとうございます。
その中から、プロレベルの人が声をかけられたり、受賞したりしてプロデビューするパターンもあります。
わたしもその中の一人になれたところです。
デビュー直前であることを考えるとお腹が痛いので、ちょっとそのことは忘れます。
とにかく、趣味で作って発表する、それがこのプラットフォームの根本的な存在意義だと思うのです。
そして「創作」を集めているからこそ、その創作に対して価値を見いだした人が増え、リワードという形で還元できるまでになったのだと考えます。
そこに投下された大量のAI小説。
「なんか違うな」と思いました。
わたしが感じたことをたとえます。
高校の文化祭の家庭科部でバザーをするときに、みんなが部活で手作りしたものを持ち寄る中、
「業務用スーパーですっごい安かったよ!同じ材料費でこれだけ買えるし、美味しいの!」
と冷凍ケーキを大量に持ち込む部員。
大量投下するAI作家さんには、それに似たものを感じました。
家庭科部なら、手作りすることが活動の目的です。
作る過程を楽しむ活動なのに、バザーというイベントだけを見て「売る」という結果を追求してしまった。
それって、普通に部員に嫌われますよね。
「自分たちで作ったものは無意味ってこと?」
「なんのために家庭科部に入ったの?」
「文化祭は部活の発表をするはずなのに、発表するものが冷凍ケーキ?」
目的をはきちがえてしまっている、もしくはほかの創作者様の目的を踏みにじっているようにみえる。
現在、AI作品が嫌われている根本原因はこのあたりだと思います。
要するに、冷凍ケーキが嫌われているのではなく、それを持って来た人が嫌われた。
でも、嫌いな人が持ってきたものだから、冷凍ケーキも嫌い。
言い換えると、大した労力もなく大量投下されるものだから、AIが嫌い。
それって、AIは悪くないと感じます。
使った人のマナーがなっていないだけです。
とあるAI小説を受賞させたサイトでは、「大量の作品を投稿する行為」を禁止としてガイドラインに載せています。
大量という表現が定量的ではないので何とも言えませんが、ガイドラインに引っかかってないのかな、と気にはなります。
そういったガイドラインがあるということは、つまり「一人が発表の場を独占するのはやめてね」ということです。
AI小説の作者様が、「マナーやルールを守っていない」というのが問題かなと思います。
AI小説そのものは悪くありません。
推敲無しのAI小説の投稿だって、別に悪くありません。
マナーを守らずに、「自分の益を最優先している」のが良くないのではないでしょうか。
まずは、大人として、節度を守る。
それが、無料で提供されている投稿サイトを「皆で使う」ということであり、ほかの投稿者様をリスペクトすることだと思います。




