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夜のひとり言

対話の恐怖

作者: 片夜

人と会話することが怖い

テキストはマシだが、直接話すのはとても怖い

なぜなら、その場ですぐに何かを言わないといけないからだ

変なことを言えば、それで終わりと考えている


少しくらい変なことを言っても、大丈夫という意見にも一理ある

よっぽど酷いことを言わなければ

ひと言で大きく印象が変わることはないだろうと信じたい自分もいる


しかし、そのひと言から、何かを取り繕っていると

相手が分かってしまうのではないかと考えてしまう


私は、自分自身が人としてクズだと思っている

人と同じことができるだけでは、人間性で劣ると思っている

だから、努力して、人間としてはクズだが仕事はできるやつとして

お金を稼ぐしか生きる道はないと思っている


しかし、他人に人間性がクズだとバレない方がより良い

それゆえ、アドリブが求められる直接の会話は

とても私には手に負えないし、とても怖い


そんな私だからか、相手が話す内容だけでなく話し方からも

相手が私に気を遣ってることをひしひし感じることがある

テキストなら、相手をあまり想像せずに済むが

直接話すとお互いに情報が多すぎて怖い


私に相手の気遣いがわかるのだから

相手からも私の取り繕いがわかっていそうなものだ

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