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4章、幕間・登場人物一覧

【4章登場人物】


道敷(みちしき) 出雲(いずも) コードネーム:迎坂(むかえざか) 黄泉路(よみじ)


本作主人公。

レジスタンス・三肢鴉に正式に加入した元一般人。

はじめてのお使いならぬ、初めてのお仕事で盛大に業を背負い込む。




(くすのき) (まこと) コードネーム:操木(くりき)


夜鷹の最終防衛兵器こと、黄泉路の格闘訓練教官。

努力型である黄泉路の成長を内心楽しみにしつつ、最近では何気に本気で殴っても無事という理由で本人にとっても良い訓練になって居ると思い始めた自覚のないドS。




神室城(かむろぎ) 斗聡(とざと) 通称:リーダー


度々顔を出す組織の首領。

暇なわけではなく、一応理由があって黄泉路に対して直接仕事を斡旋しに顔を出した。

その辺りを説明できる日はくるのだろうか。




藤代標(ふじしろ しるべ) コードネーム:オペレーター 通称:オペ子ちゃん


オペレーターの面目躍如。

実は夜鷹支部における諜報活動を一手に担っており、ネトゲをしてだらけているだけのダメな女の子ではない。

能力による耳の広さもさることながら、自身のネットサルベージ能力も高水準。

当人曰く『能力までそっち向きのハッカーには敵わない』とのこと。

ここ最近で一番驚いたのは黄泉路の実年齢。




南条果(なんじょう このみ) コードネーム:皆見(みなみ)


夜鷹支部長兼旅館の女将さん。

直接依頼を持ち込んだリーダーに思う所がないではないが、先に自身の能力によって書類内を読んで問題がない事を確認していたため、最終的な判断は黄泉路に任せても大丈夫と信じて送り出した。




神室城(かむろぎ) 姫更(きさら)


引き続き支部にちょくちょく顔を出す少女。

今回は黄泉路の足代わりに能力による送迎や依頼のお手伝い、救援要請にと、黄泉路の知らぬところで奔走していた影の立役者。

実際、戦闘になれば経験こそ少ないものの基礎スペックと相性において現在の黄泉路を上回っている為、もし姫更が相手をしていれば本編よりもスムーズに勝利・人質救出が出来たというのはここだけの話。




笹井(ささい) 清蔵(せいぞう)

年齢:60歳 性別:男

身長:163cm 体重:60kg

人のよさそうな笑みが似合う好々爺然としたご老人。


趣味の駄菓子屋を営む傍らで三肢鴉の活動に協力している支部長。

支部長ではあるが支部員はおらず、実質他の支部の人員の中継地点や近辺へのアンテナを張り巡らせる役割に近い。

一応は能力者だが、当人曰く能力というのも可笑しいほどに微弱なもの。




朝軒(ときのき) 巌夫(いわお)

年齢:68歳 性別:男

身長:170cm 体重:74kg

歳の割には背筋が綺麗に伸びた老紳士然とした男性。

生れ付き表情が硬かったが、年月を経てさらに厳めしい威厳を身に着けてしまった。


今回の依頼者。

娘夫婦に先立たれ、唯一残った孫を溺愛しているものの、孫の持つ特殊な力に振り回されている現状をどうにかしようと藁にも縋る思いで三肢鴉の表側へと接触し、依頼がリーダーを伝って黄泉路まで届いた。

定年退職して年金生活に突入した元会社役員であり亭主関白な旦那。

黄泉路の事は最初こそ子供に務まるのかと不安に思っていたものの、通い詰めてくる姿に誠意を認めて最終的にはもう一人の孫の様に思っていた。




朝軒(ときのき) 妙恵(たえ)

年齢:67歳 性別:女

身長:157cm 体重:68kg

人のよさそうなおっとりとしたご婦人。


今回の依頼者。

娘夫婦が残した孫をどうにか元気づけてやりたいとあれこれ気を回し、夫と相談して依頼を出した。

専業主婦として会社員だった夫を支え、定年した夫に世話を焼く古き良き奥さん。

黄泉路が訪れた際は持ち前の人の好さで来客対応をしながらも、旦那共々大丈夫だろうかと探りを入れていたが、すぐに打ち解けて通い詰める間にはもう一人の孫が出来た様な気分で色々と世話を焼くようになっていた。




朝軒(ときのき) (めぐる)

年齢:10歳 性別:男

身長:120cm 体重:34kg

健康的な茶髪にくりっとした子供らしい鳶色の瞳。ほっそりとした体躯。

白地のシャツに黒の短パン、白いソックスとサスペンダーと、子供らしいながらも身なりの良さがわかる様な服装。


今回の被害者にして依頼対象。

事故の際に自身の危機的状況を予見して自分だけ足元に隠れる事で奇跡的に生還した過去から、危険な未来を見て回避する事が出来る能力に目覚めてしまった少年。

何処を出歩いても死の危険が迫っている事に恐怖し、さらにはそれに周囲の人間を巻き込む可能性に思い至ってしまったが故に、死が追ってこないだろう自室に引きこもる様になってしまった。

覚醒した能力は【未来予知】。系統は【常時発動型】の【未来予(エンハンス)測強化(・ヴィジョン)】。

結果的には、廻の能力は“未来の自分が見ている光景”を見る能力である為、動く動かざるにかかわらずやってくる危険に対しては無意味であった。

なお、黄泉路との初対面で見た光景は誰にも話していない。あれが何を意味するかは、いずれ判明するはず。




熊懐(くまがい) (ごう)

年齢:28歳 性別:男

身長:188cm 体重:104kg

野卑な笑みが似合う粗暴な顔付きだが、長年の犯罪生活が無ければおそらくはもう少しマシな強面の男性だっただろう。

全身余すところなく筋肉というに相応しい巨躯の持ち主。


今回の章ボス。

能力者になる前から傷害等の前科を持つ判り易い悪人。

元々はアスリート志望であったものの、酔った勢いで傷害事件を起こして以降、世間の風当たりによって夢を断念してそのままずるずると堕ちるところまで堕ちてしまった。

覚醒した能力は【筋力強化】。系統は【常時発動型】の【筋力(エンハンス)強化(・パワー)】。

判り易い脳筋能力だが、鍛えれば鍛える程強くなる典型的に厄介なタイプ。

搦め手を持たない黄泉路とはとことん相性が悪かったものの、最終的には黄泉路への油断が抜けきらずに敗北する事となった。

電話の相手は廻をさらうように追加指示を出していた裏方。




狩野(かのう) 美花(みか) 本名:不詳


黄泉路の良き姉貴分。

事件前に気まずくなったものの、方々から諭されたお陰で黄泉路に会う決意をする。

もう少し決意が早ければ黄泉路の手助けができたかもしれない。




煤賀(すすが) (りょう) コードネーム:カガリ


黄泉路の良き兄貴分。

美花と黄泉路、両者の間に立っているだけに関係がこじれる事を嫌って美花に発破をかけた。

事件に直接関係はしていないものの、裏では姫更からの救援を美花に譲った経緯がある。






【4章幕間登場人物】


永冶世(ながいせ) 忠利(ただとし)


特殊能力対策課の捜査官。

黄泉路を追いかけ、治りかけの腕をおして道敷家跡の周囲を探していた所を常群に発見される。

有益な話が聴ければとコーヒー代を自腹で払った甲斐あって、それ以上の成果を上げたラッキーマン。

常群に伏せ札をされて餌を吊り下げられているという自覚はあるものの、互いに有益な情報であればとある種割り切って利害関係を結ぶに至った。

4章事件後に地元警察の鑑識結果に不可解なものが上がっている事を突き止め現場に飛んだ。

地方の署からすれば完全に上からのお達しでこれ以上の捜査をやめろという通告そのものだが、永冶世当人にその自覚は薄い。




駒入(こまいり)

年齢:42歳 性別:男

身長:177cm 体重:70kg

歴戦の刑事といった具合の強面の壮年。


4章の事件が起きた地域を管轄にもつ警察署勤務の警察官。

担当した事件が本庁からのお達しで差し止めになり、消化不良ではあるものの、下手に首を突っ込む理由もなかった事からキャリア組のエリートに捜査資料をすべて引き渡す。




常群(つねむら) 幸也(ゆきなり)


3度目の本編再登場を果たした出雲の親友。

元々社交性は高かったものの、出雲の一件が影を落とした影響からか対人の駆け引きが上手くなった。

お陰で本職の刑事とアドバンテージを隠し持ちつつも駆け引きができる程度には強かになっており、穂憂のフォローもあって協力関係を結ぶに至る。




道敷(みちしき) 穂憂(ほうき)


出雲の妹。

2章、2章幕間の一件以降、穂憂の言葉がトドメとなって離婚に至り、母に引き取られた事実上の一家離散状態になっていた。

精神的に不安定な母親のパートだけでは生活できない事もあって自身もバイトをしているが、兄を諦めた様子はない。

第二の兄とも呼べる常群のファインプレーによって兄の手がかりに手が届きそうな現状に淡い期待を抱いている。

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