2章、幕間・登場人物一覧
以前の紹介と重複する部分は省いてあります。
【2章登場人物】
道敷 出雲
本作主人公。
レジスタンス活動の布教をされる。
それはともかくとして、家に帰って無事を知らせたかったのだが、本編のあれやそれで三肢鴉に保護される。
神室城 斗聡 通称:リーダー
三肢鴉の創設者にして指導者。
サングラスで怪しいロマンスグレーだが、どうやら悪い人ではない様子。
ちなみに指名手配犯。
神室城 姫更
年齢:12歳 性別:女
身長:144cm 体重:43kg
藍色と黒の境のような切り揃えられたロングヘア。歳相応にくりっとした髪と同色の瞳。
服装はその日でまちまちだが、必ずお気に入りのテディベアを抱えている。
本作ではまともなほうのヒロイン候補。
ロリという点が圧倒的に正規ヒロインしていないが、最近はロリヒロインも許される風潮があるらしいので問題はない。
父親である斗聡の都合(指名手配)によって幼い頃より裏社会で各地を転々としてきた為、会話が苦手。
その為実年齢よりも幼い言葉遣いが目立つが、内面はやや耳年増な部分も含めて歳相応。
保有能力は【そこに居ない子猫】。【常時発動型】の【座標交換】。
あらかじめマーキングしてある座標か、自身の手元の座標を指定し、そのいずれかを入れ替える能力。
作中では“出雲”と“ホテルの空気”を入れ替える事で転移能力のような挙動を見せていた。
カガリ 本名:非公開
引き続き面倒見の良いお兄さん。
ずっと監禁されていた“不死”とまで囁かれていた能力者とはどんなモノだろうと身構えていたら華奢な少年だったこともあってつい肩の力が抜けてしまっている。
狩野 美花
ミステリアス系お姉さん。
仮面の下の美人顔をようやく晒した。ただし夜も遅くて眠いのと合わさって普段以上に目つきが悪い。
言葉数が少ないのは人見知りの証。
常群 幸也
年齢:20歳 性別:男
身長:176cm 体重:67kg
赤茶けた髪は相変わらず。しかし4年前より随分と垢抜けて、現役大学生らしい歳相応さ。
出雲の幼馴染。
白昼夢かと思うような一瞬の再会ではあったが、出雲のことがある種のトラウマになっていた常群にとってはそれだけでも十分な衝撃だった。
元々後悔から以前よりも影を帯びた性格になっていた程であり、この再会が常群のこれからを変えてゆく。
永冶世 忠利
年齢:25歳 性別:男
身長:179cm 体重:78kg
清潔感のある短く切り揃えられた黒髪。鋭い黒目。
髪型と顔立ちから実年齢よりも若干若く見られる傾向がある。
特殊能力対策課の捜査官。
我部によって命じられた出雲捕縛の任を受け、部隊を指揮して公園にて傷心中の出雲と対峙した。
出雲から受けた衝撃から、今後も出雲の捜査を続ける決意を固める。
佐野
常群の学友。
常群と知り合ったのは大学に入ってから。
道敷 奈江
年齢:46歳 性別:女
身長:159cm 体重:61kg
ゆるく巻かれた黒髪とおっとりとした同色の瞳。
外出する時以外は部屋着にエプロンといった簡素で動きやすい服を好む。
出雲の母親。
4年前に一方的に死んだと告げられて遺骨さえも渡されなかった息子が帰ってきて嬉しさ半分、困惑半分。
出雲の記憶と比べて少しばかりやつれているように見える。
帰って来た息子との再会を喜びつつも、記憶の中にあった息子と寸分違わないその姿に薄っすらと不審感を抱いている。
道敷譲
年齢:47歳 性別:男
身長:175cm 体重:70kg
撫で付けたような黒髪と、やや細い焦げ茶色の瞳。
仕事人間にありがちな、私服はほとんど持たずスーツの数だけが異様に多い典型的なタイプ。
家では基本的に寝巻きで過ごすことが多い。
出雲の父親。
元々口数が多いほうではなく、その言葉数の少なさと端的な物言いから勘違いされやすい。
4年前に亡くなったはずの息子が帰って来たと妻・奈江から聞いた際は、妻の言葉が信じられず、普段なら残業して深夜帰宅が常の所を定時帰宅して出雲の睡眠中に鉢合わせた。
以降は本編の通り。
【2章幕間登場人物】
道敷 穂憂
年齢:16歳 性別:女
身長:165cm 体重:54kg
墨のように黒い背の中ごろで揺れるポニーテイル。情緒豊かな大きめな瞳。
兄と同じく顔はそこそこ整っているが、当人にその自覚がないのも兄譲り。細身だがそこそこ凹凸がある。
制服は白地に濃紺のセーラー服。歳に似合わないチープな装飾のシュシュを愛用している。
出雲の妹。
元々はただの兄に甘えたがる可愛らしい妹だったが、兄の突然の死去によって家庭環境が一変。そのフォローをしてくれた常群を第二の兄として慕っている。
帰って来た兄とは顔を合わせず仕舞いだったものの、4年越しの誕生日プレゼントにしっかりと兄の実在を確認してご満悦。
ブラコンを若干拗らせて再発してしまった。妹+ヤンデレは妹スターターセット。