十三話 二人の思惑
こんな話・・・いかがでしょう?
場所は変わってー
1939年12月7日 アメリカ
ある情報士官がホワイトハウスの長い廊下を走っていた。
本当ならば走ってはいけないのだが上官から『急ぎ走り持っていけ』との命令により彼は走らなければいけなかった。
目の前にある扉を二回ノックした彼は中からの返事により入室した。
「プレジデント・・・電信です」
「ほう・・・読み上げてくれんかね?」
「はっ、『息子達は成功した CWNより』以上です」
まるでその言葉を味わうかのようにコーヒーカップを手にかけいつもより砂糖を多くしたコーヒーを飲んでいた。プレジデントー彼は第32代アメリカ合衆国大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルトであり、今回の主犯者だった。
「そうか・・・息子達は成功したかね・・・」
この電信が日本との戦争の始まりを知らせる電信とは一情報士官の彼には知る由もなかったのであった
時を少しさかのぼる事1939年12月3日 アメリカーイギリス電話会談
とあるイギリスのナンバー10の一室・・・完全防音となった部屋で一人の男は人差し指で机を無造作に叩いていた。
気持ちを落ち着けようと愛用のマニラシガーに手をつけてマッチで火をつけようとしたがポケットを探しても机の上を探しても無かった。いつもならボーイがいるが重要な用件のためボーイやガードなども人払いをしていた。
探しても無く諦めかけようとしたが昼の友人との会談の時に胸の内ポケットに入れていたのを思い出し、
探すとあった。
「やれやれ・・・気が滅入っているのかね?」
そう言いつつマッチをこすろうとした矢先目の前に置いてある黒電話が鳴り出した。
彼は渋々葉巻を置き受話器を取った。
「やあ、久しぶりだな」
「やれやれ、相手の名前も確認しないのか?」
「ああ、すまない不用心だったな・・・チャーチル」
今大国の二人の密談が始まったー
さて、今回は違う時系列の話をさせて頂きました・・・
見づらい!とかもっとキレイに書け!とかどんどん言っていただきたいです。
全く小説の書き方が分からず右往左往しております(笑)
さて、初回投稿から約二ヶ月経ちましたが未だに投稿したのは十三部・・・投稿速度が遅く申し訳ありません、ご愛読していただいている皆様大変ありがとうございます。もっと投稿速度早くして!との意見があれば出来る限り頑張っていこうと思います!次もまたよろしくお願いいたします!
ご感想・ご意見などもどしどし仰ってください!