第五十九話 マラナ対山田地味!最終対決
「始めるぞザーラ!」
ガオンは剣を抜きザーラに向かってきた。
「ストーム!!」
ザーラそう言い、魔法でガオンを吹き飛ばす。
そして俺の方を向き、
「ガオンは俺に任せてお前はマラナと本気で戦え、全力でな。
あ、それと死ぬなよ、美憂が泣くからな」
そう言い残し、ガオンが飛んで行った方に走っていった。
ありがとうザーラ、俺、気持ち固まったわ。
俺もザーラに負けない戦いをする。
必ずマラナを倒し、笑顔で美憂の元に帰るんだ。
だから、ここが決別の時か
「一人で私と戦うつもり?勝てるかしらね、あなたの力では」
マラナはクスッと笑う。
もう、あれはマラナでは無い。
やつはもうこの王国の敵だ!
「勝てるさ、俺は異世界でもサラリーマンだからな。
地味な仕事を沢山した。積もる積もる思いで俺は仕事をした。
それと同じように仕事の休みの日とかは隠れて剣の練習だったり、技の練習もした。
日本人を!サラリーマンを!山田地味をなめるなよー!!!」
俺は剣を抜き構える!
もう覚悟はしたんだ!後はやつの首を切り落とす!やるんだ!
「そう、なら少しは楽しめそうね。
すー、はああ!!!」
マラナは目を見開け魔力を一気に解放した!
す、すごい風圧!なんて魔力の量だ!
美憂の魔力に匹敵するほどか?
「さぁ、始めましょ」
マラナは魔力を剣にこめ、にこりと笑顔を見せる。
「フルバースト!」
俺は早速ビームを放つ!
ビームは真っ直ぐマラナの方を飛ぶ。
しかし、余裕でかわされる。
「ふん!そんなビームが当たるもんですか!
雷電斬り!」
マラナはそう言い俺の目の前に一瞬で移動、
「はああ!!!」
俺に斬りつけた!
「くっ!」
手にかする!
血が少し垂れる。
速い!目に追い付けないぞ!
「火炎斬り!」
俺は剣を振る!
しかし、また余裕でかわされる!
「よっと!当たるわけないじゃん!
バカなの?ねぇ!バカなのかな?」
マラナが俺をあおる!
「ふ、ふざけ!」
うん?待てよ、俺をあおり、隙が出やすくする作戦か?
ここで頭ごなしにキレたら思うツボかもしれん。
ならここは。
「へ?お前の剣はバカ見てーに弱いな?
なんだ雷電斬り?中二病か?あーほ!バーカ~」
俺は全力であおる。
あおられるならこっちもあおる!
まぁ中二病は今の俺も同じだけどな。
「ちっ!私をバカにしたな!
ゆ、許さない!許さないー!」
マラナは剣を持ちこちらに走ってきた!
「よし!サンダーソード!」
俺は剣に雷の効果をつける。
「私をあおったことを悔やんで死ねー!!!」
マラナが俺の方に剣が来る!
「おりゃ!!」
俺は剣を振り止める!
剣がぶつかり
ギチギチと音をたてる。
「うん?!なんだ?体が痺れて!」
マラナの剣の押す力が弱くなる!
「占めた!マヒが効いた!」
俺はすーと少し下がり剣に魔力液を流し込む!
「何する気!」
マラナはこちらを睨む!
「悪いなマラナ、敵になった以上手加減などせん!
目標確認、魔力量最大!照準よし!
俺はお前に感謝する。
最初の頃、俺は美憂とここに来たとき家もなくどこかも分からず困った。
その時助けてくれた。マラナ。
お前はいい奴だよ。楽に眠ってくれ。
最大フルバーストMAX!発射!!!!」
俺はそういい特大ビームを放つ!
特大ビームをマラナめがけて。
「くそ!くそ!!あんな、あんな地味な男に!
ぎゃあああ!!!」
マラナの叫びが聞こえた。
奴は倒せたのか?
くそ!
煙が収まりそこにはマラナの姿が!
それも立っている!
あり得ん!耐えたのか?あの攻撃を!
「はぁ、はぁ、はぁ、ふふ死んだと思ったでしょ。
あんなのじゃ死なないわ!」
マラナはこちらに向かって走ってきた。
体が動くわけ無い!
「なら倒すまでだ!はああ!!!」
俺とマラナの剣がまたぶつかる!
でも、さっきよりマラナの力が弱っているようにみえる!
「悪いなマラナ、最初の頃は感謝したが俺に剣を向けた。
お前は俺の手で殺るよ。
隠していた技見せる!ストーム」
俺はマラナを魔法で吹き飛ばす。
俺は剣を構え
「俺の魔力よ剣の力に!」
俺がそう言うと俺の体か光出す。
剣に魔力が流れ込む。
剣と俺が1つの武器のような感じか。
動きが軽い。
立ち上がるマラナ。
「何よ、それは!?あんた何者?!」
マラナは震える声で俺に向かって言う。
「俺は山田地味。ただのしがないサラリーマンさ。
だか、今は違う!
俺は異世界サラリーマン山田地味だ!
うおおお!!!」
俺は剣をもちマラナの方に!
「ひぃ!ひぃ!」
マラナは驚き、足が固まる!
「安らかに眠れ」
俺は優しい声でマラナの首を切り落とす。
スパーン
ぼとりと。
「はぁ、はぁ、はぁ」
俺の吐息が聞こえる。
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あと見てくれている人はありがとうございます。
あと一話で終わりです。




