第四話 娘の魔法と俺の上司
俺たちはマラナさんとアレス町へ行き、ギルドで働くことになる。一体どんなことをするのかな。
「あの、今日はもう大丈夫なので明日からお願いしてもいいですか?」
受付の人がそういう。
「はい、大丈夫です」
俺は受付の人にそう言い、マラナさんと返る。
「よかったね、働ける所決まって」
マラナさんは笑顔で言ってくれた。
「はい、マラナさんのお陰です。ありがとうございます、これから帰るんですよね」
俺がマラナさんに聞く。
「う~ん、地味さんはいいけど、美憂ちゃんはどうする?」
マラナさんが俺に聞いてきた。
確かに、俺が働けば美憂は家で一人ぼっち。マラナさんも多分仕事があるだろうし、
「う~ん、学校か、何かあればいいですけど」
俺はマラナさんにそう言う。
「学校ならあるよ。でも、美憂ちゃん魔法出来る?」
マラナさんは美憂の顔を見る。
「まほお?」
美憂は不思議そうな顔でマラナさんの方を見る。
「魔法か、一旦家の近くで練習してみましょう」
俺はマラナさんにそう言った。
「そうね、試してみなくてはダメね」
マラナさんも同意してくれた。
俺たちは着た道を進み、家につく。
家の回りは草原なので魔法の練習にしてはちょうどよい。
俺たちは家から離れる。
トコトコ
ある程度離れ、美憂を下ろす。
「さぁ美憂。何か撃ってみたら?う~ん、例えばサンダーとか、ファイア!とか色々あるから」
俺は美憂に向かって言った。
「わかった」
と美憂は言った。
「ファイア」
小さな声で美憂は言った。
すると、手から炎が出る。しかし、マラナさんが見せたファイアよりはあまりに小さいファイアだ。
「他も試してみような、サンダーとかどうだ?」
俺は美憂にそう言った。
「サンダー?」
美憂が聞く。
俺は頷く。
美憂は振り返り、
「サンダー!!!」
と大きな声で言った!
すると、空が曇りだし、大きな雷が地面に落ちる!
ドカーン!!
「きゃ!!」
「危ない」
俺は美憂に覆い被さり防ぐ。
「はぁ、はぁ」
俺は辺りを見渡す。目の前には焼けたあとがある。ヤバイ!笑えん。
「パパ、怖かった」
泣き顔で引っ付く美憂。流石にサンダーは早すぎたかな?てか声の大きさで強さ変わるのか?
「美憂ちゃん。凄いよ!私見たことない。あんなに凄い魔法」
マラナさんが拍手しながらこちらに歩いてきた。
「まぁ、今のは俺でもビビりますわ。流石に」
俺もそう言った。
「何か疲れた」
美憂がこちらにもたれ掛かってきた。
「おっ」
俺は美憂を抱き抱える。
「魔力をたくさん使っちゃたんだね。帰ったらゆっくりベッドで休ませてあげて」
マラナさんはそう言った。
「そうですね、頑張ったな美憂」
俺は歩きながら美憂の頭を撫でた。
そして、翌朝
「はぁ、朝か。さぁギルドに向かおう。美憂の事お願いします」
俺は服を着替え、玄関の戸を開ける。
美憂は手を振ってくれた。
俺も手を振り返し、戸を閉める。
「よし、行こう!」
俺はアレス町に向かった。
トコトコ
道中魔物が現れたが俺は逃げた。だって武器魔法使えないもん。
そうこうしている内に、町に着く。
そして、ギルドの中へ。
「あの、昨日着た地味です。よろしくお願いいたします」
受付の人に言った。
「はい、こちらからどうぞ」
俺は自分の配置の場所に案内された。
「ここは?」
目の前にパソコンがある。
「書類の作成お願いします。分からなかったらこの人に聞いてください」
といい戻る受付の人。
「君が入ってきた男かい?私はドーム・マオ、気軽にドームと言ってくれて構わん」
紹介された女性は高齢の方、白髪でシワだらけのおばあちゃん。でも、見た目で判断したら終わりって言われたからな
「はい、地味です。よろしくお願いいたします」
俺はそう答えた。
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