第四十八話 怪しい男
俺はサナとアランさんに冒険者の育成場を中庭に設けたのでやってもらいたいとお願いした。
二人はしてくれるといってくれたので俺は安堵する。
そして、またしてもギルドに迫る影が。
昼時
「お疲れ様、午後も頑張りましょう」
美憂がサナとアランさんに向かって言った。
育成場設けているが二人が何か案があるらしいので、まだ育成場は始めないそうだ。
俺は弁当を食べて、記事を見てぼーとする。
いつも通りで平和。
暖かな太陽の日差しが体に当たる。
少し、眩しいがそれでも心地よいのだ。
他のみんなはと言うと、
サナとアランさんは案を話しているし、サクラさんと葵さんは受付で何か話している。
冒険者が居るのだろう。
美憂はと言うとララと一緒に遊んでいる。
大の大人が子供と遊んでいるって何か変とか思われるけど、本人が楽しく笑顔で居てくれるなら親としても嬉しい限りだ。
まぁ、悪いことに走るなら止めるのも親の役目だからな。
そうして時間は過ぎていく、午後の時間が始まる。
俺たちは席に着き、早めに仕事に手をつけておく。
そうしたらまぁ、少しは早く帰れるのかなってな。
その時、
きゃあー!!!
女性の悲鳴が外から聞こえた。
「悲鳴だ!うん、ちょっと待てよ、先に出といてくれ」
俺みんなにいい俺はみんなが出るのを待つ。
すると、
私たち外に出るとギルドの建物の近くに魔物を連れた男が見えた。
近くには女性が居る。
「ねぇ、魔物なんか連れてどういうつもり!返答次第なら容赦しないよ!」
サナが男に向かって言う。
「裏切り者のサナめ、あの方を裏切ったからどうなるかくらいわかるよな」
男はサナをにらみながら言った。
この男の人多分強い気がする。
「サナさんは優しくなったんです!あなたたちみたいな悪にもう染まりません!」
サクラさんが男に向かって言う。
続けて葵さんが
「あなたたちの狙いは何!何でこんなことするのよ!頭のネジでも外れてるの?」
葵さんは少しにこやかに男に向かって言う。
男かちっと舌打ちをして、
「腹立つなお前ら。お前らはただの人間だ、俺に勝ち目なんてない。
また、破壊してやるよ!そのギルドをな!
やれ!ザードンよ!メガファイヤ!」
男はそう言って連れている魔物に命令する。
魔物は口をギルドのほうに向き炎をはなとうとしている。
「やらせない!」
みんなは魔物に飛び込むが、
しゃ!
魔物は華麗にかわして、
メガファイヤをギルドに向かって放つ!
「あ!また、壊されるの、そんな!」
私たちは膝から崩れ落ちる。
綺麗に建てられたギルド。
建って一日目なのに。
炎が建物に当たったとみんなが思ったがなんと炎を弾き返した。
「は?」
男は驚き、
「なんなんだこのギルドは!やれ!ザードン!続けてメガファイヤ!」
魔物に命令する男。
魔物は建物に向かってメガファイヤを放つが当たると弾かれる。
建物には傷ひとつついていない。
どう言うことなの?
「なんなんだ!このギルドは!あり得ない!建物が魔法を弾くわけがない!
どう言うことだ!」
男は声をあらげながら私たちに向かって言った。
私たちは立ち上がり、
「私たちのギルドはやらせません!覚悟してください!」
私は涙を拭き、男の方に向かって言う。
すると、ギルドの中からパパが出てきた。
「残念だったな。壊せなくてな」
パパはいつも通りの顔で男に向かって言った。
「なんだお前は!お前がやったのか!ふざけるな!俺はお前たちの建物を破壊し、絶望してる所を狙い殺してやろうと思ったのに!」
男はパパに向かって言っている。
パパは顔を変えずに
「嫌な予感がしたからな。対策くらいはしたよ。それで絶望してるのは君の方じゃないのかな?」
パパは男に向かって言う。
男の方を私は見ると足がガタガタと震えている。
対策無しでやって来たってことかな?
まぁ、バカだよね。
「くそ!くそ!せめてお前だけの首を仕留めてやる!」
男は隠していた短剣をパパにめがけて投げつけた。
「避けてパパ!!!」
私は大きな声で言った。
パパはため息をつく。動くそぶりはない。
え?何で避けないの?死ぬよ。いや!パパ!
短剣が顔の目の前に来たときカンと音をたてて弾きかえる。
「は?」
場にいた人たちは同時に言った。
短剣が弾きかえるのだ、普通おかしな話だ。
「何であたらねぇーんだよ!」
男は苛立ちながらも、内心焦ってるように見える。
「残念だな。チャンスと思ったのか?対策なして出てくるわけないだろ」
パパは男に向かって言った。
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これからもがんばりますね。




