第三十九話 情報
俺は葵と一夜を過ごした。でも、ザーラがいつ襲ってくるか分からないので警戒はしていたけど襲ってこなかった、どうやら寝てるときには襲わないようだな。
そうして、ゆっくりと俺は眠りにつく。
そして、時間は経ち朝になる。
「ふわぁ~もう朝か。家に戻る準備をしないとな」
俺はいつも通り目を覚まし家に戻る準備をする。
俺は剣を見て、
この剣はマターさんから貰ったものだ。
大切な剣。剣からビームが出るって最初聞いたときは子供みたいにときめいたな。
これからもよろしく。
そうして、剣を背負い葵さんを起こす。
「う~ん、地味さん?どこに行くんですか?」
葵さんが目を覚ましこちらを見る。
「家に帰るんです。そのあとにギルドに向かい同じギルドの職員に聞くんです」
俺はそう答える。
サクラさんや美憂は今ごろなにしているんだろうな。何事も無ければ良いが。
「なら、私も連れていってください。ここに居るといつ侵略者が来るか分かりません。お願いです」
葵さんはそう言った。
でも、手紙や家はどうする気なんだろう。
「手紙やこの家は?」
俺は葵さんに聞く。
この家に手紙が来るなら家を売るわけにはいかないだろう。
「手紙は私の所に飛んできますので大丈夫です。家はあとで売り払うつもりです」
葵さんは真剣な目で俺を見る。
本気なのだろう。目で分かる。
「分かりました。では準備をしてください葵さん」
俺はそう言い椅子に座る。
葵さんはうん。と頷き着替えや服、食器などなどをアイテムボックスに入れる。こちらも美憂が冒険で渡された袋のようだ。
葵さんは服を着替え、髪を整える。綺麗な黒髪ロング。長いから乾きにくいんじゃないのかな?と思いつつ、ぼーとする俺。
服もスカートも女の子らしいな。
「終わりました」
葵さんは息を切らしながら俺に向かって言う。
女の子は化粧やらなんやらして遅くなりましたって中学の時はよく聞くけどなんとなくわかったような気がする。
「行きましょう」
そうして、俺たちは家を出て鍵をかけアルス王国の方に向かって歩く。
この時間に出れば昼過ぎかな?それくらいには着くんじゃないかな?
そうして、俺たちは歩いていると手紙が飛んできた。
「あ!手紙」
葵さんは手紙を掴み中に入っている紙を見る。
俺ものぞきこむ。
紙には、
そのザーラと言う人を調べたんだけど分かっている事が1つ。それはそいつはある組織の一人と言う事。もしかしたらその人は危ない人なのかも知れない。それと、その人を調べていたら分かったことがあるの。それは渦を出してこの世界に呼び込むボスが居るらしい。これはそいつがこの世界葵を来させた奴かも知れない。私はもう少し調べるわ」
と書かれている。
渦を出して居るやつ、そいつが俺や美憂、それに葵さんを来させたやつか。
そいつをどうにかしないといけないわけか。
「どうやら、ザーラと言う男は危ない組織の人間のようです。人間なのか私は分かりませんが。それに渦を出して居る奴も居る。これはとんでもない情報ですね」
葵さんは少し嬉しそうだ。
まぁ、そいつにあえばなんとかなると思っているのだろう。まぁ、そいつも敵なのかも知れんがな。
「そうだな。あまり情報は漏らさない方がいい、それは隠した方がいい。必要な人には見せるけど」
俺はそう言い葵さんと共に道なりに進む。
すると、魔物が現れる。
ぐがぁ
魔物が来た。
「葵さんは下がって!スラッシュ!」
ぐがぁ!
魔物は剣で斬られ倒れる。
「よし、倒した!いこう葵さん」
俺たちは少し走りながら向かった。
「強いんですね地味さんは」
葵さんが走りながら聞いてきた。
「うん。自分でも驚いてるよ。こんなに動けるなんてね、ビックリだよ」
俺も同じように走りながら葵さんに向かって言う。
少し走り疲れたので歩くことに決めた。
ある程度走ったのでこれなら昼頃に着くだろう。
「あ!見えてきたアルス王国。あれが俺たちが働いている場所のアルス町です」
俺は指差して葵さんに言う。
「いい町ですね。行きましょう」
葵さんはそう言い歩く。
「そうですね」
俺も葵さんの後に続く。
その頃、美憂側
「サナ。これがパソコン。そして、これがキーボードで叩くとほらね文字が出たでしょ」
美憂はサナにパソコンを教えている。
サナは私の親友なの。離れたくない人なんだから。
「これでこの書いてある文字をキーボードを叩いていけばいいのね」
サナはそう私に言い、席に座る。
サクラさんは受付で冒険者たちと話している。
ララはあいかわずパソコンのキーボードをポチポチ押している。
気に入ってるのかな?
私も席に座り仕事を始める。
今日はガラトさんも来ている。
昨日木を切って疲れてないのかな?
まぁ、私も手伝える所は手伝うつもりだけど。
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