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異世界でも俺はサラリーマン  作者: 花奈冠椛
異世界転移
3/62

第二話 指輪

俺たちはサラナさんの家に住むことになった。

色々あるがまぁ娘の事を思うと、少しだけ気持ちが落ち着く。



マラナさんがお風呂から上がってきた。

前の服装よりもフワッとした服装。

(つや)のある青の髪、肌には少し水滴が着いている、なんか、凄く、興奮する!は!ダメだ!何て俺はくそな男なんだ。はぁ、はぁ。



「あの、お風呂上がりましたので次どうぞ」

マラナさんがこちらを見つめる。



「あ、はい!入らせてもらいます!行こう美憂」

俺は頬を赤くして娘を抱き抱え風呂場に着く。



お風呂は日本と変わらない。なんか新鮮があるのは確かだけど。


ジャアー!


俺はシャワーで体を洗う。


この世界にもシャワーはあるんだな。

色々な発見がありたのしい。


美憂も体を洗ってあげた。


そして俺たちは風呂の中に



ジャプン


お風呂の湯加減は悪くない。美憂にちょうどよい湯加減だ。



「はぁ、疲れが取れる。やっぱり風呂は気持ちがいいな」

俺は独り言を言う。


「パパ、これ見て」

美憂は指輪のような物を見せる。

うん?これはマラナさんが忘れたものだろうか。あとで渡すか。


俺は指輪を美憂から受け取り、少しだけ考える。



この世界はアレス王国って言ってたよな、てことは、他にもなんちゃら王国みたいなのがあるのかな。まぁ、まずは仕事に就かないと明日の朝にでも話してみるか。



俺たちはお風呂から上がり、タオルが置いていたのでそれで体を拭く。


「パパ拭いて~」

美憂が俺に言ってきた。


「はいはい」

俺は美憂の体を拭く。

その時、気づいてしまった。あ、俺たちパジャマ無いじゃん!ってことに。



は、裸で出るわけにも行かないし、さっき着てた服を着るって言っても少し嫌だが。まぁ、いい裸よりはましだ。



俺たちは着ていた服に着る。そして、お風呂場から出た。


そこには椅子に座ってぼーとしているマラナさんが居た。



「あのマラナさん?お風呂入りましたよ」

俺は声をかける。



「あ!はい。分かりました。うん?その服、着てた服ですよね。ごめんなさい服を出すのを忘れて」

マラナさんは顔を赤くする。


「いやいや、気にしないでください。この服来てると落ち着くので」

俺は何とか言う。



「そ、そうですか?でも、洗わないと匂いますよ」

マラナさんはこちらのイタイ所を言ってきた。



「でも、男性の服なんて無いですよね」

俺は何とか言葉を出す。



「大丈夫です。これがあるので」

マラナさんは棚から服を取り出した。


それは日本で言うジャージに近い服だ。


「まぁ、良いですよそれで」

俺はそれを受け取り、陰で着替える。美憂も綺麗な服を着せてもらった。



うん。まぁ、悪くないな。

着た感想。




そして、俺たちはベッドに入る。

なんか、女の子の部屋っていい臭いがするって言うけど、ベッドもいい臭いがする。

なんかドキドキしてきた。


俺たちは美憂を挟みベッドで眠った。

まぁ、美憂を挟んでいるから、なんか落ち着く。




そして、翌朝早朝



「う、うぅ~もう朝か。ふわぁ~」

俺はあくびしながらベッドから出る。まだ、マラナさん、美憂は眠っている。まぁ、俺が早いだけか。

俺はリビングに行き、棚を見てみる。


中にはりんご?ぽいのや、野菜、お菓子らしき袋もあった。



「へぇー、ちゃんと買ってるんだな」


俺は近くにある椅子に座り、窓の方を見た。


これから、どうなるんだろうな。地獄かな?天国かな?出来れば天国でお願いします。

俺は心の中でそう思いながら意識が少しずつ消えていく。


「は!」

目が覚めたときには、マラナが朝ご飯を作っていた。どうやら寝たっぽい。



「目が覚めました?朝ですよ」

マラナが料理を持ちながらこちらに来た。



「はい朝早く起きて椅子に座っていたらうとうとと」

俺はそう言った。


「ふふ、なんだか私のお父さんみたいですね」

マラナがクスッと笑い、料理を置く。



恐縮(きょうしゅく)です」

俺は頬を赤く染める。




「さ、食べましょ」

マラナが言う。

俺の隣には美憂が座っている。



「パパ?」

美憂がこちらを見る。



「どうした?」

俺が美憂に聞く。



「ぼーとしてた!」

美憂はそう言い(はし)で料理を食べる。


まぁ、野菜盛り合わせみたいです。ヘルシーだなぁ!!



俺はそう思いながらも食べました。






コメントと評価お願いします。m(_ _)m


あと見てくれてありがとう!

まだ、続きます。




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