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異世界でも俺はサラリーマン  作者: 花奈冠椛
始まりの町。アルス町、そして戦いは決戦へ
27/62

第二十六話 いつもの日常

俺たちは仕事を終え、家に着く。サクラさんは直ぐに風呂に入り、美憂は二階に行った。俺は服の洗濯をする。

洗濯機があれば楽なのによう~。




俺は服を手で洗い、外に干す。夜なので乾きにくいけど、仕方ない。



「ねぇ、マラナさんはまだ帰ってこないのね」

声が聞こえたので振り返るとそこには着替えたサクラさんが立っていた。



「お風呂入ったんだね。マラナは多分声の主を必死に探していると思う。その内にころっと帰ってきたりしてね」

俺は遠くを見ながら言った。




「そう、そうだね。外も寒いし早く中に入ろう」

サクラさんが優しく声をかける。



俺は振り向き頷くのだった。



翌朝、





「ふわぁ~もう朝か早いな」

俺はベッドから起き、一階に降りる。二人はまだ寝ているようだ。




「今日は俺が作るか」

俺は棚にある食品を見てみた。中には卵、肉、りんごぽいもの?、それと、野菜。



「目玉焼きを作るか。肉は朝からはキツいし」

フライパンがあり、その横には火を放つ所がある。

「ファイア」

俺はその場所に火を放ち、卵をフライパンの上で割る。そして、

俺は手際よく目玉焼きを作る。

美央が仕事の時は俺が作っている。



その臭いは二階まで届き、


「う~ん、いい臭い~」

二人が目を覚ます。



「あれ?パパが今日は作っているんだ。いつもサクラさんか私なのに」

美憂がそう言った。



「ああ、早く起きれたからな。はい目玉焼き」

俺はテーブルに料理を置く。


「米も炊いといた。はい」

俺は米を置く。


「ありがとね地味さん」

サクラさんも笑顔で言い、席につきみんなで朝御飯を食べた。


いつもの風景。いつも通り。いつも通りとは行かない日々もきっと来るのかな。




そして、俺たちは屋敷に向かい、いつものように席に着く。

パソコンを起動させ、そのつぎに印刷機。こんな感じだ。



「よし、仕事開始」

俺はそう言い、仕事を始める。

キーボードを打つ音が響く。

これがいつも通りの日常だ。



カタカタ、カタカタ


はい、依頼の達成分の報酬金ですね。

いつも通り。なんか前まで色々ありすぎて疲れる。


「パパ、これわかる?」

美憂が聞いてきた。


「ああ、これか、これはこう。こんな感じ」

俺は席を立ち、美憂の元に行き丁寧に教える。


「ありがとう」

美憂はお礼を言う。もう美憂も立派な大人になったもんだな。俺はそう思いながら、俺は頷き席に戻る。



「はい、今回はどのようなご用件でしょうか?」

サクラさんもしっかり仕事をしている。少し元気になったような気がする。



「はい、これでしたらこの書類を書いてもらえれば大丈夫です」

サクラさんは丁寧に冒険者に伝える。

今さらなんだけど、建物はどこまで立ったんだろう。完全に忘れてた。




「ふわぁ~」

俺は大きなあくびをする。



「眠いのパパ?」

美憂がキーボードを打ちながら話しかけてきた。



「うん、少し眠くてな。それより日本では俺たちどうなってんだろうな。行方不明とかか?まぁ、考えても仕方ない。美憂は日本で何かやり忘れたこととかある?」

俺も同じように聞いてみる。



「う~ん、小学生の時だからあまり分かんない。宿題くらいかな?やり忘れたのって」

美憂はクスッと笑いそう言った。

そうだ、もうここに来て何年も立ったな。日本が少し恋しくなる。




「お二人さん、昼間での仕事は終わりました?」

サクラさんが急に声をかけてきた。


「ああ、もうすぐ終わります」

俺はそう言い仕事に戻る。



「私は終わりました。なれてくると簡単なので」

美憂はそう言い、背伸びする。




「それより、隣の王国が大変なことになってるらしいよほら」

サクラさんは日本で言う新聞を見せてきた。


「えーと、アーク王国に侵略者、町壊滅。すごいことになってるね隣の王国」

美憂はそう言った。


「ここまで来ないといいね。侵略者」

サクラさんは心配そうに言う。


「町が壊滅するほどの強さか。来てほしくないな」

俺は他人事のように言う。



「まぁ、衛兵が居るし大丈夫だと思うよ。ドラゴンが攻めてたとき側は居ないけど」

俺はそう言い弁当を食べる。

サクラさんも席につき弁当を食べている。



「祈るしかないよね」

美憂は暗い顔で記事を見つめていた。









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