表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

プロローグ

連載小説、初投稿です。

至らぬ所が多々あると思いますが、そこは暖かい目で見てくださると助かります。

また、数ある小説のうち、この作品を目にして下さり、ありがとうございます。

この世界は魔王によって脅かされていた。

そこに1人の少年が現れた。

その少年は剣士として、なんと1人で魔王を討伐してのけた。

そして、その少年は勇者と謳われ、その生涯を終えた。

その時、少年は願った。


『魔法使いになりたかった』


と。

少年の夢は剣士ではなく、魔法使いだったのだ。

少年が、まだ小さい頃、魔法使いのみという偏ったパーティーにも関わらず、ドラゴン討伐といういう偉業を成しえた少年の両親に憧れていたのだ。

だが、少年の魔法適性は皆無。

質全的に魔法以外の道しかなかったのだ。

幸い、剣の才能はあったようで、両親の知り合いの剣士に指導してもらい、剣士としては大成した。

そして、その才能の導くまま、魔王討伐という偉業を成し、その生涯を終えたが、心の底では、魔法使いという存在に憧れていたのだ。


そして、その願いは神に届いた。


『せめて、来世では魔法使いになれるように』


と。

そして少年は生まれ変わった。


何故か、エルフの少女に...。



「おぎゃー」


あれ?

何故だろう。

確かに魔法使いになりたいと願ったし、頭の中に直接、


『君は生まれ変わった。今世では魔法使いになれるだろう』


という声が聞こえ、最初は困惑したが、とても嬉しかった。

前世からの夢である魔法使いになれるのだと。

それなのに...


「はーい、泣かないの、エルちゃん」


「おぎゃー」


「ほらほら、どうしたのかしら?」


目の前にいるのは20歳くらいに見える女性だ。


「ミルクかしら?」


そう言い、自分の胸を...

ってちょっと待った!


「おぎゃー、おぎゃぁ」


「あら?違ったかしら...」


あ、そういう事か。

今の俺は赤ん坊なのか。

生まれ変わったと言われた時は少年ぐらいの年で生まれるのかと思ったが、考えてみれば当たり前か。


「うーん、ならおしめかしら?」


と言い、俺の下半身を、と言うよりオムツを取り替え始めた。


「あら?汚れてないしおしめではないわね」


などと言っているがその言葉が耳に入ってこないぐらい、俺は他のことに気を取られていた。

無い。

無い。

無い。

あるはずのものが、

無い。

あれ?

なぜだ?

生まれ変わったとは言われたが、まさか性別までも?

いやいや、そんなはずは...

でも...やっぱり無い。


「おぎゃ、おぎゃぁ、ぁーぁあうぁぁわーん」


「あらあら、どうしちゃったのかしら...」


それから、5年経った。




読者の皆様、本作を読んで下さりありがとうございます。

前書きでも書いた通り、至らぬ所が多々あると思います。

ここ、誤字ってるぞー や、文面おかしくない?と思った方は、報告してくださると助かります。

また、感想をくれると本当に嬉しくなります。

どしどし下さい。

お願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ