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いじめのいじめ

作者: 芽吹 零

これを読んで、いじめについて少しでも考えていただきたいです。

泣いている。今日も、誰かが。


なぜ泣くの。


悲しいから。悔しいから。…自分を否定されたから。


うざいって、言われました。…心が少し冷めました。


友達じゃないって、言われました。…心がかじかんで、痛くなりました。


消えろって、言われました。…心が、痛みを感じなくなりました。


なぜ、なぜ、なぜ?


笑っているの?私、おかしいの?


…ー私って、いらないの?


死んでいく。今日も、誰かが。


長かったの糸が、ハサミでちょきんと切られました。


先生が言いました。「いじめはいけません。」テレビも言いました。「辛いことです。」


見えない私は言いました。「じゃあ、いじめって何で起こるの?」


未だこの質問に、私は答えてもらえません。


ある日、一人の人が、言いました。「まず、自分が強くあるべきだ。」


そうでしょうか、そうでしょうか?


私は強くありませんでした。急に強くなれと言われても、強くなれない私は、言いました。


「弱ければいじめられるの?だったらはじめから、みんな強ければいい。」


そう言ったら、一人の人は、なにも言わなくなりました。


私は気づきました。


いじめは起こる原因があやふやなのだと。


思ったら、なんだか泣けてきて、


自分がここにいないことを、花に教えられたのです。













作者の気持ちの代弁です。(死んでないよー)

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― 新着の感想 ―
[良い点]  本当に、いじめはなかなかなくならないですね。  社会人になってもなくならないし、極論すれば、国家間でも存在します。  時々、人間で、本当に争いの好きな動物だなと思ってしまいます。  作…
2016/07/03 14:37 退会済み
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