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22.


騎士団寮の下働きの仕事を始めて、今日は三回目の休日。

下働きの仕事ももう半分を過ぎた。

残り半分を頑張るために、今日はめいいっぱい楽しもう。


まずは、王都イーズの近場にある森へ。

依頼は受けずに、素材の換金だけしてもらう予定だ。


朝七時の鐘が鳴ってから出発した。

近場と言っても、一般人の足で約三時間かかる場所だから、早めに出発したのだ。

とは言え、普通に歩くと時間がかかるし暇なので、隠蔽で姿を隠しながら走った。

私が走れば、一時間半もかからない。


森に入ったら力を抑える。

でないと、魔物が全部逃げてしまうから。

力を抑えると、弱いと誤認してあちらから来てくれる。


三十分ほど森を探索していると、魔物が集まってきた。

私を囲むように展開しているのは、レッドウルフの群。

一番大きな個体は、リーダーのフレイムウルフ。

徐々に輪を狭めて近づいてくる。


グルルルゥゥーー

グワァ!!


一斉に飛びかかってくるレッドウルフを、真上に飛ぶことで回避する。

そのまま空中で体勢を変えて、細く尖らせた水の針を、急所めがけて放つ。


キャィィィン!!


よし、全部命中!


体勢を立て直せなかったレッドウルフは、水の針に貫かれて息を止める。


グワァァァ!!


群れを倒されたフレイムウルフは、怒りの咆哮をあげる。

毛皮に炎を纏わせてそのまま飛びかかってくるが、簡単に回避できる。

フレイムウルフの動きは、怒りに我を忘れて単調な攻撃になっていた。


風の剣を作り、すれ違いざまに一閃。

首が落ちるのと同時に、炎も消えた。


五頭のレッドウルフとフレイムウルフを亜空間にしまい、水場へと移動する。


ウルフ系は、毛皮と爪、牙が買い取り素材となる。


持参したナイフで皮を剥ぎ、水に晒しておく。

その間に爪と牙を切り取って、肉は切り分ける。

切り分けた肉は亜空間へ。

レッドウルフとフレイムウルフの肉は、少しピリッとして美味しいので、亜空間で保存して確保する。

毛皮の水を切り、爪と牙を軽く洗ったら、素材用の袋に入れた。


引き続き、さらに一時間ほど探索していると、スピアスネークとシャドウスネークに遭遇した。

風のナイフを投擲し、サクッと仕留めておいた。


スネーク系は全部が素材になることが多いので、解体せずに袋に詰めた。


帰りの時間と、買い物の時間を考えて、探索はこれで終わりにする。

帰り道でたまたま見つけた薬草をいくつか採取し、再び一時間半ほどかけて走って帰った。


街に着いたら、正午を少し超えていた。

お腹が空いたので、職業斡旋所にて、急いで換金してもらった。


今日の合計金額は、金貨一枚、小金貨三枚、銀貨五枚。


スネーク系が、結構高値で売れた。






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