11 彩風三花 前編 10層ボスの攻略解説と初心向けダンジョン解説
説明も兼ねた回です。
【10階層・20階層のボス攻略解説します! 彩風三花】
概要欄
今回は花歌さんぽが久しぶりの探索ということで、リハビリも兼ねて前の階層ボスの攻略解説を行います!
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「こんにちは~。彩風三花所属、三羽つばきです!」
「花歌さんぽでーす!」
「風雅れんげです。」
:待ってました!
:久しぶりの3人配信だ~
:またみんなの連携が見れるの嬉しい!
「みんなただいま!待たせちゃってごめんね!ほんとは何日も前から元気だったんだけど、事務所が休みなさいって言って探索させてくれなかったの!」
「ぽぽちゃんは平気な顔で無理するから。休みすぎくらいがちょうどいいよ。」
:ふーちゃんの言う通り
:ぽぽちゃん前衛気質というか、無理するのが普通みたいに思ってるところあるよね
「ぽぽの無茶に助けられたことは何度もあるけど、だからと言って容認してるわけじゃないからね」
「つば姉だってよく無茶するくせに~」
「あたしはちゃんと計算してるからいいの!」
「50階層突破しときのアレは、計算してるとは思えないよ!」
:ぽぽちゃんが崩れたときに、つば姉が無理やり前衛で時間稼いだやつな
:ぽぽちゃんもふーちゃんもずっとそのこと擦ってるよなw
:実際あれは見てる方も焦ったわ。予定外のスイッチでしょ
「前衛スイッチはよく練習してるから、練習の範囲内ってことよ」
「モノは言いようだね~。」
「咄嗟の合図はあったけど...うちもびっくりしたよ。」
:咄嗟に合わせられたふーちゃんもえらいよな
:あれはふーちゃんのサポートも神がかってた
:ぽぽちゃんの回復、つば姉の支援、相手への攻撃、全部こなしてたもんな
「はいはい、もうこの話はいいでしょ。何回もしてるんだから」
「気になる人はアーカイブ、切り抜き、掲示板見てね!」
「かなり好評の戦いだからまだ見てない人は見てね。それじゃつば姉、今回やることの説明よろしく。」
「いきなり本題ね、まぁいいや。えーと今回はですね、タイトルにもある通り、10階層20階層のボスを解説しながら攻略していきます!」
:解説配信だー
:動画じゃなくて配信でやるんだね
:10層のボス解説とかは結構色んな人がやってるよね
「私はもっと上の階層でも大丈夫だけどね~?」
「上の階層でもいけるかどうか、今回はそれを確認するためのものよ」
「解説はおまけだよね。コメントでもある通り、10層は色んな人がやってて情報出揃ってるし。」
「まぁ人によってスキルとか戦い方違うから。情報はあっても、色んな人の戦い方を見るのも参考になるわよ」
:間違いない
:自分に合った戦い方探さないとだからな
:情報はなんぼあってもええですからね
「情報出揃ってるとはいえ、10層が初心者の壁なことに違いはないからね。」
「みんな苦労するよね~。やっぱボスは実際に対面すると圧を感じるし。」
「当時は恐ろしかった。さすがに今はなんともないけど。」
「さすがにね。じゃ、とりあえず10階層に行くわよー」
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「はい来ました10階層。ボスのところに行くまでに、初心者向けにダンジョンの説明をしながら行こうか。」
「『初心者必見!』とかのタイトルで初心者向けの切り抜き動画つくるためだね!」
「いや、言わなくていいから。」
:切り抜き宣言きました
:別で動画作ってもいいんやで
:切り抜き見て気になったら元配信来てもらえればいいからな
「まず初心者は10層ボスに来るまでが大変。最初の目標は5層越えね。」
「6層からはダンジョン産の装備じゃないと攻撃通らなくなるもんね~」
「最悪、落ちてる木の棒とか石も『ダンジョン産』だから攻撃は通るけど...。それで戦うのは現実的じゃないよね。」
「だから初心者はまず5層まででダンジョン産の武器を手に入れること!それでなきゃそもそも10層まで来れないわよ。」
:そのために4、5階層は宝箱出やすくなってるって言われてるもんな
:親切設計
:銃火器で無双できない理由だよな
「あ、でもほんとに最初の準備は、固定スキルを得るところだよね?」
「そこはもう大前提すぎてスルーしてたわ。知らない人はいないと思うけど、最初はレンタル武器で1階層の魔物を倒して固定スキルを手に入れてよね」
「1階層は魔物も単独だし、レンタル武器の性能なら問題なく倒せる」
「そこで手に入れたスキルで今後どう戦うか、どんな人とチームを組むのかが決まってくるからね」
:一世一代の大場面
:固定スキルによっては生産職に移行する人もいるからな
「10層までに自由スキルも手に入れておきたいところではあるわね」
「スキルオーブまで探してたら何か月って時間かかるけど、準備は万端にしたほうがいいもんね」
「10階層まではとにかく準備をすること。10階層で躓いている人は、大体先を急いで準備不足な人。」
:ギク
:準備不足で急いだ結果、装備壊して逃げ帰ってまた装備集めしてました...
:心当たりある人がたくさんいるようです
「そうしてチームを組んで役割を決めて連携を深めながら進んでいけば、10階層に到達、そして突破もできるわ」
「って話してたらボスの間まで来れたね」
「うちたちは道中の敵を一発で倒せるからすぐだけど、本来はこのボスの間までに消耗してるだろうから。ボスに挑む前にちゃんと休んでね。」
「ボス前は他の敵があんまり寄ってこないからね。絶対来ないわけじゃないけど」
:話しながら流れるようにぶっ飛ばしてたもんな
:さすが50階層越えの探索者
「さてここからようやく10階層のボス、ボスゴブリン戦ね」
「ホブゴブリンって呼んでる人もいる、2メートル近くあるゴブリンだね」
「ここまでは小さい魔物しかいないから、ここで初めて人より大きい魔物と戦うことになる」
:この人間サイズが怖くて萎縮する人多いよな
:これまでの魔物よりパワーもあるしな
:最初の壁と言われるだけのスペックはある
「といっても準備・対策をしていれば勝てる相手よ」
「チームで戦えばいざとなったら逃げるのも苦労しないからね」
「遠距離で動きを妨害できるものがあれば撤退も安全」
:初心者はそういう道具揃えるのも苦労するよな
:お金使いたくない人もいるからな
:そういう人は痛い目見てからようやく準備するようになる
:低階層はお小遣い稼ぎ感覚で来る人もいるからな。実際は命がけなのに
「そう、実戦はほんとうに危ないから。だからこういう説明をしたりそれを参考にすることが大事なのよ」
「とりあえずフォーメーションはいつものでいいよね。しばらくは攻撃控えめにする感じで」
「うん。うちも支援するだけにするから。」
:久々にぽぽちゃんの動きが見れるー
:あの縦横無尽な動きしてくれー
:この広い空間ならぽぽちゃんの独壇場よ
「じゃあ行くねー」
そう言って花歌さんぽは軽快に前に出ていき、ボスゴブリンに近づいていく。広間に入ったことによりボスゴブリンは敵を認識し、手にした棍棒を握りしめる。
ボスゴブリンは花歌さんぽが間合いに入った瞬間に、声を上げながら棍棒を振り下ろした。
それを横ステップでかわした彼女は、続く横なぎも跳躍して躱す。そして宙に浮いた花歌さんぽを見て、ボスゴブリンはもう片方の手で彼女をつかもうと手を伸ばす。
しかし花歌さんぽは空中を蹴り上げ突如として軌道をかえてその手の範囲から逃れる。
:出た、空中歩行
:ぽぽちゃんの代名詞ともいえる固定スキル
:56階層は糸だらけで動き制限されまくってたもんな...
「今のはぽぽだからできたけど、普通ならあの横なぎは、しゃがんでよけるべきね。」
「空中は無防備。ぽぽ以外はできるだけ飛ばないようにしたほうがいい。」
「まぁ自分の動きを確認するためにやったんでしょうけどね」
その言葉を遠くから聞いていた花歌さんぽは、また同じ動きを誘発し今度はしゃがんでよける。
しゃがんだところにボスゴブリンの蹴りが飛んでくるが、それを盾で受け止めた彼女は、ふわっと体が浮いて1メートルほど吹き飛ばされる。
「無理に踏ん張って受け止めようとすると盾が壊れたり腕が折れたりするから、できるだけ衝撃を逃がすのを意識するように」
「盾だけじゃなく武器同士の受け流しもできたら理想。」
「初心者には難しいと思うけどね」
:最初は防ぐのに必死で受け流しとか反撃まで考えられないよな
:装備破損は出費も痛いからなー。命より安いとはいえ、できればさけたい
「攻撃を全部よければ破損しないけど、どうしても受けなきゃいけない場面は出てくるからね。あと、棍棒のでかさは毎回少し変わるから、間合いも毎回確認するように」
「攻撃の強さも当然一定じゃない。風切り音が鋭いときとそうでない時がある。」
:いや、それがわかるのあなたたちくらいですよ
:少し変わる(本当に数ミリとか数センチ)
:数センチは意外とでかいだろ...多分
:攻撃の強さが変わるって言っても、フェイントとかしてくるわけじゃないのが救いだよな
その後もしばらくは攻撃をよけ、時には受け流す場面が繰り返される。そのたびにつばきやれんげ、時にはさんぽ自身が解説を入れていく。
「今回はぽぽ1人でやってるけど、慣れないうちは2人が前に出ていつでもカバーできる体制の方がいいと思うわね」
「最初は思わぬ痛手を受けることも多い。」
「こうやって攻撃を防いでるうちに、他のメンバーが攻撃をしかける。これが理想ね」
:言葉にすると簡単だけどなあ
:ゲームみたいに、ずっと前衛を狙ってくれるわけじゃないもんな
:いきなり後衛にむかって投石したり、中衛の方に突進してきたりするからな
「コメントの言う通り。だから前衛に任せっきりにせず、後ろの人たちもいつでも攻撃を対処できる心構えをしておくことね」
「投石もしっかり見ていれば避けられる。油断さえしなければ大丈夫。今回はぽぽちゃんに夢中で全然こっちを見てないけど。」
「そして今度は、あいつに対する攻撃だけど...」
そこで言葉を区切りつばきはボスゴブリンの方を見る。ボスゴブリンはでかい棍棒こそ持っているが、身にまとっているのはボロの布であり盾も持ってない。
「防御に関してはザルだから、この攻撃が有効!ってのは特にないわね。」
「しいていうなら、頭部を狙うのが有効?」
「そうね。胴体は脂肪や筋肉があって通りがよくないから、頭部を狙うと早く仕留められるわね。時間をかけるとその分前衛に負担が行くし」
:時間をかけると事故も増えるもんな
:疲労で動き鈍って被弾して逃げ帰る人もよく見かける
:やっぱでかい攻撃を近距離で対処し続けるのは神経削れるんだな
「ということでそろそろ仕留めにかかりましょうか。」
「了解。魔法撃つ?」
「私とつば姉だけで、大丈夫だよー!」
攻撃を受け流しながらさんぽが少し声を張ってそう答える。それを聞いたれんげは杖をおろし、つばきは槍を持って走っていく。
そしてつばきがきたところで2人して攻撃を仕掛けるが、やはり50層越えの2人がかりということで、攻撃を始めて数分でボスゴブリンは倒れて粒子化してしまった。
:早いなー
:技もほとんど使わなかったよな
:まあこの階層に挑む人は、技がついてない武器の人がほとんどだろうしな。技使いまくったら参考にならん
「そうね。装備を整えると言っても、技つきの武器は1桁階層では出にくいから。ここのボスはその分時間もかかりやすくなってしまうわ」
「技つきが出たとしても、強斬とか強突とかのシンプルなやつばっかだもんねー」
「武器の技に頼らず、スキルと立ち回りで突破することになる。」
:逆に言えばここから先は、自分のスキルと武器に付与されてる技を上手く組み合わせて戦わなければいけないってことね
:ここからさらに探索も本格化って感じか
:また装備集めになるのか...って初心者はなりがち
「宝箱とか武器ドロップは、出ない時はとことん出ないからね~」
「レベル上げしてる最中に魔石しか出なかったりすると、少しがっかりする。」
「それは誰もが通る道ね...それじゃ次は20階層行くわよー」
12時にもう一話更新します




