生きるという事
人生には悲しみも楽しみもあるはず
人それぞれが想い出を持って歩いている
子供の頃一番星が輝く迄走りまわっていた
遠足が楽しみで寝付かれなかったこと
楽しいこともあった人生なのに
病室の白いベッドに父の最期を見た時
想い続けた人に振られたこと
愛した者が自分から去っていく
悲しみを捨て去ることもできずに
ただ胸に刻み付けてきた
それも私の人生
苦しくても
辛くても
二度とは戻らない日々
だからこそその一瞬に何かを残したい
私が感じたこと
私が想ったこと
私が生きていたという証を
全てが過去へと流れていく
今という現実も
想い出の中に沈み込んでしまう
楽しみも悲しみも同じように過去へと流れていく
出逢いも別れも
成功も失敗も
私が生きていたということも
二度と取り戻せない時間
時は待つことなく過ぎて行く
後悔しないために
今やらなければならないことを
誰よりも自分が知っている
お読み下さりありがとうございました。
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