表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ピパロン王国警備隊

ピパロン王国警備隊 第14話 落し物はなんですか?

作者: pyuzou

パトロール中に〇〇が入ったカバンを発見!ダークサイドに堕ちるトーマ隊長とルミ隊員。そこへ意外な人が現われ・・・

○パトロールにて

トーマ隊長「うーん、平和だな~。なんだかつまらないなあ。」

ルミ隊員「また、そんなこと言ってますね。私達がこうやって毎日パトロールしてるから平和なんですよ。」

トーマ隊長「平和過ぎてもつまらないんだよな。」

ルミ隊員「そうですか?私はもう色々と事件があったので平和の大切さ感じていますよ。」

トーマ隊長「おう、そうか、偉い偉い・・・あ、あそこに鞄が落ちてるぞ。ルミ隊員、拾ってきたまえ。」

ルミ隊員「置いてあるだけかもしれませんよ。」

トーマ隊長「いや、何か事件の香りがする!1億円とか入ってるかもしれないし。」

ルミ隊長「そんなわけないと思いますが・・・分かりましたよ。もってきます。

・・・ああ~っ!札束が入ってる~っ!」

トーマ隊長「な、なんだって!」


○誘惑

ルミ隊員「ど、どうしましょう#*&」

トーマ隊長「これは・・・1億円くらいありそうだな~、、、今、誰も見てなかったよな?」

ルミ隊員「な、何を言ってるんですか?」

トーマ隊長「いいか、1億円あれば1杯500円のラーメンが何杯食べられると思う?」

ルミ隊員「えーっと、1億割る500は・・・」

トーマ隊長「20万杯だ!ヒッヒッヒッ〜」

ルミ隊員「大丈夫ですか?そんなのダメですよ~」

トーマ隊長「ルミ隊員の大好きな100円ドーナッツは100万個買えるぞ〜」

ルミ隊員「ヒ、ヒャクマンコ・・・ヒッヒッヒッ~」

トーマ隊長「お主も悪よのぉ、ヒッヒッヒッ~」

ルミ隊員「お主こそ、ヒッヒッヒッ~」


○持ち主は誰?

ルミ隊員「ヒッヒッヒッ〜」


ビチャ☆


ルミ隊員「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛、鳥のふんがついたあっ・・・ハッ!私は何を・・・そうだ!鞄の持ち主を探さないと!」

トーマ隊長「なんだ、我に返ったようだな。もうちょっと悪人気分を楽しみたかったのに。」

ルミ隊員「危なくダークサイドに堕ちるとこだったわ。しかし、こんな大金を不用心ですよね。」

トーマ隊長「うむ、やはり犯罪の匂いがする・・・が、とりあえず大金もある事だし、美味いもんでも食べに行かないか?」

ルミ隊員「ダメです!これ以上、悪の道へ誘惑しないで下さい。」

トーマ隊長「そうか・・・こんな大金、ほっといても持ち主が名乗りをあげるだろ。探さなくても大丈夫さ。」

ルミ隊員「そうですか?きっと、持ち主も困っていると思いますが。」


○急転直下

ルナ隊長「ルミちゃん、トーマ隊長、こんにちは。」

ルミ隊員「あ、ルナ姉!なぜ、こんなところに?」

ルナ隊長「ピアノン王国でニセ札事件が発生したの。そのニセ札がパピロン王国に運び込まれたって情報を入手してここへ・・・」

トーマ隊長「それは大変だ!協力しましょう。手掛かりはないのですか?」

ルナ隊長「そうね・・・、あ、ちょうどトーマ隊長が持っている鞄と同じくらいの鞄に、1億円分のニセ札を詰め込んで持ち出されたらしいわ。」

トーマ隊長「えぇぇっ!」

ルミ隊員「それってもしかして・・・」

ルナ隊長「犯人は逮捕されたけど、肝心の鞄が見つからないの。パピロン王国内に共犯者がいるというもあります。」

トーマ隊長「あわわわわ・・・」

ルミ隊員「ルナ姉・・・実は・・・その鞄に1億円くらいの札束があるの。」

トーマ隊長「違う!たまたまパトロールしてたら鞄があって、これから持ち主を探そうと・・・」

ルナ隊長「そうですか、助かります!さすがトーマ隊長ですね。」

トーマ隊長「ハハハ・・・^^;」

ルナ隊長「早速、持ち帰って報告したいと思います。では!」

ルミ隊員「・・・よかったですね、トーマ隊長。」

トーマ隊長「そうだな、平和でつまらないなんていうとロクなことがないな。でも・・・1億円は惜しかったな〜」

ルミ隊員「まだそんなこと言ってる・・・」

以下にて絶賛連載中!

https://www.pyuzou.com/

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ