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「あっ目が覚めましたよ!」
「ホントだ!」
「おはよう?」
「「ばかぁ」」
二人に抱きつかれて身体が痛むがそんな事は口に出せないアキラ
「もう大丈夫なんですか?」
「ああ、微弱に身体強化を使えば普通に動ける」
「それが出来るのがムカつくわね」
不条理を感じるアキラ
「この宝箱はこのボスから出たのか?
とりあえず開けよう」
サクッと開けるアキラ
「これは…」
「まさか霊薬?」
「いきなり依頼解決ね」
「確かに上位種のボスの時しか出ないなら幻のアイテムだな」
「出ても普通は倒せないでしょうしね」
「倒せてもバレたら事だから内緒にするでしょうしね」
「では帰りますか?」
「帰るわけないだろ?」
「「えっ!?」」
「だって次の階層でレベル上げしておかないとこの次がここを突破出来ない事があるだろ?」
確かに正論だが…死闘の後に…
渋々頷く二人
「よし!行くか!」
こうして、なかなか帰らない『永遠の集い』であった
帰還後ダンジョン入り口にて
「「「「帰ってきたぞー」」」」
ギルドマスターや近衛騎士達、アトランティアの空らが待っていた
「ただいま。なんでこんなに人が多いんだ?」
「俺たちは普通にそろそろ帰ってくると待っていたんだが…」
すると、近衛騎士が近付き
「あなた方が『永遠の集い』か?」
「そうだが?」
「我々は内容は知らされていないが依頼は遂行されたのか?」
「ああ。依頼は報告を残しているが達成した」
「では、王宮で我が主人が待っている。
きてくれ」
「ちょっと、こっちは死にそうになって疲れ果ててるのよ!」
「ミーナ、多分時間がないんだ。
城は行こう」
「わかりました」「そういう事ならわかったわ」
王宮の知らない部屋で待っていると
「待たせたな」
「いえ、こちらは間に合いましたか?」
そういってアキラは霊薬を取り出し机に置いた
「有り難い。私は信心深くないが
お前達がここにいてくれる奇跡になら神に感謝したい」
「大切な人が助かるといいですね」
「ああ。そうだな、依頼の報酬だが
この薬が必要なのは名前はローランド・ファンオーベル・アトランティアだ」
「「王太子殿下…」」
ミーナとレイナが呟いた
「なるほど、王太子殿下であれば国の為、そして一人の父であり子供の為でしたか…」
「確かに私は父であるが、
私の子で唯一私の後を任せられるのがローランドしかいない…他の子は王の器ではなかった」
「そうでしたか」
「別の報酬は後日使いを遣るからその時にな」
「ありがとうございます」
3人は退席してようやく我が家に帰る事ができた
さようならえりあぼす。ブレスはもういいよ…




